03年度「労務管理論」に対する感想

以下の文章は2003年度の労務管理論の授業に関する感想です。感想提出者の全員分を、無修正(誤字脱字以外)、順不同で全文掲載しています。
講義期間 感想記入 受講登録者数 試験出席者数 感想提出者数 感想への記名 無記名提出者数
03年4月14日〜04年1月19日 04年1月26日テスト前 45名 39名 34名 自由 24名
  • 労働者の賃金の決定の方法についての内容が最も印象的だった。使用者の都合や労働者の希望をどう折り合わせていくのか、様々な説や方法が出た時はとても興味深かった。
    また、長期の休暇中に読んだ2冊の本も、とてもためになった。
  • 授業の内容はとても面白かったです。フリーターetc.最初の授業で見たビデオも。後期もそういうのが見れたらよかったなと思います。
    ただ、レポートがとてもよい本なのですが、内容が重く、暗い気分になりました。朝日新聞で取り上げられているのを見て、これは是非読まなければと思い、買い求めましたがレポート指定されると……。私がただ単に我がままなだけなのですが。
    1年間どうもありがとうございました。
  • 今まで漠然としかとらえられていなかった「労働」というものを、1つの側面から見ることが出来たと思う。一般企業における賃金計算の方法など、今まであまり知ることの出来なかった部分が分かったと思う。
  • 2年目の講義でした。講義自体は聞いた事のある内容でも興味をもって聞く事が出来ました。新たな自分自身の中の考え方の発見があったりで楽しく有意義でした。1つだけ悪かった点をあげると黒板の使い方くらいです。その他は良かったです。ディベートとかをする時間があったら面白かったかもしれませんが。本年度は特に月曜日が休みになる事が多かったように思います。
  • 黒板に書いたのを消すのが早い時があって、全部ノートに書く事ができませんでした。それ以外では先生が教えるのが熱心でとてもよかったと思います。
  • 私にとって非常にためになった授業でした。それはもちろん学問的意味もありますが、なによりもこれから社会に出て働くものとして非常に興味、というよりも知らなくてはならない話として、聞くことができました。また、レポートの課題図書で宿題だからという義務的なものではなく、非常に興味を持って読むことができる本でした。しかしながらそれらの本にしても、授業内容にしても日本の後進性に気づかされるところばかりで、これから社会にでるのが不安にもなりましたが……。
    授業の内容、構成とも満足していますが、ただ難を言うとすれば、毎回最後がかけ足になるのがわかっているのだから、始業時間をもう少し早めていただきたいということ、前期の始めのパソコンを使った授業形態は、通常通りの黒板を使った形態で良いのではないかということです。
    一年間どうもありがとうございました。
  • 授業時間内はノートをずっと書いていなければならないので、眠くならなくていいです。でも、ノートだけではなく、計算問題などは実際に自分でやってみる時間をつくってくれているので、よくわかりました。
    ずっと前から思っていたのですが、使用者という言葉は適切なのですか。なんか人をつかっているというイメージを受けるのですが……。
  • 私はこの講義にあまり出席することはなかったが、非常におもしろい内容だった。この授業は社会人になったとき、非常に役立つものであり、今から就職活動する私にとって興味深いものだった。基本的に自分で勉強したが、他の授業と違い、苦にならなかった。今後もこの授業を生かしたいと思った。
  • 先生の授業は、先生のとても熱い感じが印象的でした。
    黒板の字が多少汚いなと思うときがありますけど問題なしだと思います。
    労務管理という分野については、この講義でしか勉強する機会がなかったので全体像がはっきり見えなかった気がします。
    ただ、労務管理という学問に興味が持てたと思います。
    1年間ありがとうございました。
  • 労務管理は初めは難しい分野であると思っていたが、実際学んでみると私たちの生活にかなり密接に関わるものであり、興味を持って授業に臨めたと思う。前期のフリーターの話や後期の労基法の話は、特に私たちがこれから社会に出るにあたりさらに身近な問題になると思われるから、この授業内だけでなく今後も気にしていきたい。
  • この講義はとても有意義だった。とても勉強になった。これから社会に出る上での勉強になった。レポート用の本も非常に面白く、レポートを書く上での苦労はなかった。
    先生の教え方にも非常に熱があり、面白い。後期においても、VTRなどを用いるとより面白く感じられると思う
  • 「労務管理」で人事問題を扱う授業かなと漠然とイメージしていましたが、近年の能力主義や終身雇用の崩壊による雇用システムの変化を実際の企業のケースに当てはめて学習でき、有用だったと思います。これから労働者の一員となる場合に知っておきたい知識が学べる授業だと思います。
  • テスト前にA4にまとめてみると、意外に自分の分からなかった所が浮き彫りとなり、分かりやすかった。カンペを持ち込めるというのは、その前段階で知識を整理することができるので魅力的だったと思った。
  • 4月からA社(匿名化)で働く私ですが、みんなからはありえないと言われ続けてきた。しかし、何年後をみたとき、地獄を見た企業はどんな時代でも適応できると思う。つまり、今まで働いたことがないため(バイトは別)労務管理といわれてもピンとこなかったがこんなに知らないことだらけで、しかも、知っていると、知っていないのでは、天と地の差があると感じました。これから働く立場として、授業でやったことを思い出し。活用していきたいです。
    1年間ありがとうございました。
  • 板書をひたすら書き写す講義というイメージが強く残りました。先生も生徒に問いをあてるなど苦労されていましたが、どうしても頭にその瞬間は入らなくて(写すことで精一杯で)苦労しました。
    希望としましては、レジュメを配って頂き(毎回)説明を聞くほうが、すごくわかりやすいのではないかと思いました。そうすれば考える時間もたっぷりもてて余裕を持ってやれると思います。
    全体的には先生のこの講義を履修して良かったと思います。社会人になる前に、違った角度から見ることができたし(実際生きていくために必要で重要なお金や待遇などの制度)、会社にお世話になるという考えではなく、こっちもしっかり見極めないとなぁという気持ちを今、持つことができました。
  • この講義では、今まで気にせずにいた残業についてや賃金のことについてなどを勉強して「なるほど」と感じたり、初めて勉強して驚いたり、今まであまり知識がなかった「労働」というものに深く関わることができたと思います。これからは自分も就職して一人の労働者となるので、そのような意識を持ち続けていたいと思いました。
    授業中はノートをとることに精一杯でした。
  • ゼミで一度学習したにもかかわらず、忘れてしまっていた部分などを確認することができたし、関連している知識などを身につけることができたので、とても有意義な授業でした!
  • 現在の労働状況がわかり、授業は聞いていておもしろかったです。ただ、黒板の書き方をもっと工夫してほしいと思いました。また、説明が急にとんだりすることがあり、一貫性をもって話して頂ければもっと理解することができたと思います。
  • 一年間の労務管理論の授業を通して解雇問題や労働時間など、日本の労働に関する大きな論点をつかむことができました。特にこれから就職活動も本番を迎えるので、こういった労働問題が、もう自分の近くにあるということを考えますと、もう少しなんとかならないものかと思いました。
  • 一年間を通じて、労務管理論を受講して、労働者の実態について、賃金管理についてなど、初めての授業の時とは違ったイメージを、現代社会に持つようになった。
    当初は会社側は絶対的な考えを持ったモノであるとイメージしていたが、現在の賃金管理、人事考課など、人間としての主観を捨て去ることはできない現状を知った。
    授業では、ノートのポイント、ポイントを板書して下さる為に、後からノートを見て、思い出しやすく、ポイントを絞り込む事が出来た。また重要な内容は、復習という形で授業の合間に、私たち生徒が参加できる形で、丁度良い緊張感を保つ事が出来たと考えている。一年間を通じて、内容がよく理解できる形で授業を講じて頂き、ありがとうございました。
  • いつの授業でどんなことを学習したかが分かるので、板書が多いのは非常によかったです。
    せっかく実りの多い授業を展開されていたので、出席をとってもらいたかったです。
  • この授業はプリントが多く、整理が大変だった気がしますが労働基準法に触れられ、将来人事に配属された際には学んだことを生かしたいと思います。個人的にはCDPや採用の話に触れて頂きたかったです。
    また月曜日は休日で多くつぶれるので、できれば火・水に移して欲しかったです。
    1年間ありがとうございます。
  • 板書が多いことは書いて覚える私にとっては良かったのですが、板書の配分や書き方は見ずらかったです。最初に授業で扱う予定の題名やトピックス名を書きますが、進行中に再び書くのだから、あえて最初に書かなくても良いのではないでしょうか?
    先生の声の大きさとか、終わるか焦ってる点にすごく熱意を感じました。ただほぼ毎回のように先生は焦っていたと思います。伝わってきました。そこを焦るのではなくて少し落ちついてみたら、今までよりもっと内容が進めるのだろうと思いました。
  • 前期はともかく後期は半分以上出席していなくて、基本的なことも理解できていないことに気付き、もっと出席していればよかったと思った。ビデオを使ったり、配布資料も多くてよかったと思う。特に新聞記事など、新しい動きが分かるものが良かった
  • 今、自分はアルバイトという形で労働に関わっているが、労働という社会人として生きていく上でさけることのできないテーマを1年間勉強してみて、いろいろとためになったし、考えさせられることも多かった。
  • 3年で受講した講義のうち「社会に出てからの自分」というのを最も考えさせられた講義だった。
    自分の勤める会社の給与体系がどんなものであるか、とかそういう基準で会社選びを考えるようになった。
  • 授業は半分以上休んでしまいましたが、前・後期のテスト勉強と2回の課題で労務
  • 労務管理の授業は、他の授業(企業中心の考え方)と違って唯一、労働者の視点に立って物事を考えることができる授業でした。私は来年から人材ビジネスという、「人」を扱う仕事につくので、ここで学んだことは将来とても役に立つのではないかと思います。
  • 正直言ってあまり授業には参加していなかった。けどテスト勉強をしてみると興味深い内容が多く、授業に参加しなかったことを後悔した。
  • 将来の就職に役に立つと思います。
  • 労働者が今かかえている問題がわかりやすくまとまっていて、とても良かったです。特にフレックスタイムは、労働者の自主性にまかせる良い制度かと思っていたら、裏を返せば残業の温床になっていたとわかって驚きました。
    労働に関する問題は興味があったので、この授業をうけてよかったと思います。
    ありがとうございました。
  • 今現在日本社会の労使関係を明らかに学びまして、及び、世界中の国の労務事実現状を分かることになるのです。
  • 授業や課題本を読んだりして、場合によっては、「企業」によって自身の尊厳を否定されるという恐ろしさも感じました。その点において社会人と成る前に「免疫」を少しでもつけることが出来てよかったです。
  • 非常に熱心な授業で、日本の労使問題の深刻さ、根の深さが伝わってきた。私は特に労使に興味はなかったが、先生の熱意が伝わり真剣に聞くことができた。