10年度「人的資源管理論B」(香川大学経済学部)に対する受講生の感想

以下の文章は香川大学経済学部で2010年度に担当した人的資源管理論Bの授業に対する感想です。感想提出者の全員分を、誤字脱字も含めて無修正、順不同で全文掲載しています。

講義期間 感想記入 受講登録者数 試験出席者数 感想提出者数 感想への記名 無記名提出者数
10年4月7日〜10年7月21日 10年7月14日講義時 132名 114名 54名 自由 38名

  • 具体的なビデオ事例etcが印象に残った。
  • 毎回板書の量が大くトータルで見てもかなり密度のある講義でしたが、その分得るものも大きかったように思います。人的Aと併せて、人的資源管理について基本的な知識を修得することができました。
  • 講義に関するDVD等の映像を見て、ただホワイトボードだけで説明を受けるよりも具体的でわかりやすかったです。
  • 講義を通して、今後の自分の働き方を考えるきっかけになりました。ありがとうございました。
  • 今回の講義もいろいろ勉強になりました。あと、クーラーが後の方になると寒いです。
  • クーラーがききすぎて寒かったです。
  • 将来、自分にも関係のあることなので、とてもタメになった。
  • けっこうノートかきますね。覚えるのが大変そうです。
  • Aも受けましたが、いつもビデオの内容が興味深くてとてもすきです。毎回みたいくらいです。
  • 私は人的資源管理論Aは履修していませんでしたが、それでも、わかりやすく説明していただいたので、内容は十分理解することができるものでした。
     また、労働時間に関することなどは、まったく自分自身知らないことばかりだったので、学ばせていただいてとてもよかったと思います。
  • 自分が社会に出て働き始めれば、必ずかかわってくることなので、より深く学ぶことができて非常に有意義な講義だったと思います。
  • この講義では労働時間や賃金制度について学ぶことができました。今自分はアルバイトをしているのですが、労働時間や賃金制度はすごく身近に感じられました。またこれから社会に出ていく身としてもすごく勉強になりました。自分は人的Aを履修していませんでしたが、人的Aの内容が出てきたときはその都度説明してもらえてわかりやすかったです。また板書もわかりやすかったですし、先生の声も聞きとりやすくて有意義な講義でした。
  • 労働時間や賃金についてなど、誰もが関わってくるところでありまた気になるところでもあり、毎回大変興味深く聞いていました。知らなかったことをどんどん知れて、自分に身近なものとして感じられたので、1限ということで遅れてしまうこともありましたが、いちばん好きな授業でした。たくさんビデオを見せて頂き、講義を聞くだけでは得られないものをたくさん得たように思います。人的資源管理の分野についてとても興味をもてた有意義な授業でした。ありがとうございました。
  • 内容説明が非常に丁寧で分かりやすい授業でした。一方で板書の書き込みが細かくて読みづらい時があったのでそれを改善してほしかったです。多くの提示資料で人的資源管理について深く考えさせられました。
  • あと2年で就職なので、いろいろな制度や現状などが知れて、とてもためになった。
  • 熱心さの伝わってくる授業でした。覚えることが多いので頑張らなければと思います。
  • 日本の賃金制度などを通して、日本が今のようになぜ成長していったのかの歴史を学ぶことができたと思います。歴史は、繰り返されるので、その点では実践的な講義でした。
    講義をふまえて、これからの日本全体の流れを考えてみると、賃金の2極化は進んでいくように感じました。それは、アウトソーシングや日系企業の現地化がものがっていると考えます。アウトソーシングや単純労働の線引きもふれていただいたら、もっとわたしたち大学生のこれからの生き方、仕事に影響して、実感がわきそうです。
    とても有益な授業ありがとうございました。
  • この講義では日本の雇用制度や賃金形態の現状を学ぶことが出来ました。なぜ日本は能力主義のスタンスをとり始めたのか、以前は疑問に思っていました。なぜかというと、格差が人々の所得に顕ちょに表われ始めるのではと考えていたからです。しかし、能力主義によって働きがいを求める人もいて、自己能力を発揮してこそより幸福な人生を送れると思う気持ちがあるんだ、と今では理解しています。
  • 授業の内容と関係のある課題があったら、もうちょっと楽しく勉強出来ると思います。皆(グループ)で調査してみたり、発言したりする等々…
  • 人事制度や雇用管理などとても勉強になりました。特に雇用やワーキングプアの問題では、自分が受講している経済政策Aの授業の内容ともリンクして興味深かったです。
  • 板書きが順番どおりにいかないので、油断したらどこから書いたらいいのか分からなくなることが多々ありました。その他は、とても、満足しています。アルバイトしている所で、さいようされている制度があったときには、このような制度のためこうなっているのだということが分かり、楽しかったです。
  • グラフ等が配布されているのはわかりやすく良かったのではないかと思います。具体例があるのであれば出してほしかったです。
  • 昨年、人的Aの講義を受講した時から、「人的資源管理」について興味を持つようになりました。人的Bでは、有給休暇制度について学べたことが非常に良かったです。いくら有給休暇があるとは言え、取得しにくい現状です。労働者にも、主張する権利があるということを学べたのは為になりました。
  • ビデオをたくさん見れてよかった。
  • 授業を振り替えって思ったことは、私達が今の立場である限り、法律に従い、リストラされたり、不本意な賃金で働かざるを得ないという暗い現実を改めて認識した。
    でもそういった現実に悲かんするのではなく、そういった法律を変えようとする立場になったり、自分にできることはまだまだあるなあという課題も見つかった。
  • 講義内容自体もレポートの頻度も特に不満はありませんでした。ただ時々板書が見辛かったです。
    経済学部としては、社会政策とからめて覚えられたのでより理解が深まりました。
  • 私はマリン通なので少し遅れて授業にくることが多いのですが、ホワイトボードを消さずに残してくれていて、とても助かりました。
  • 朝一の授業だったので遅刻してしまいそうになったり、眠かったりするけれども板書が多かったりしてくれるので起きれて助かった。だから、このまま板書をつづけていって下さい。
    今期は人的Aのときと比べてDVDを見る回数が多く、より興味がわいたので、より集中して授業を受け理解を深めることが出来たと思う。
  • 人的Aと同様に経済学部かだからとか、経営システム学科だから学ばなくてはならないことではなく、今後社会に出て働く時に、自分のためになる知識を持つことができたように思う。
  • 人的Aの講義がおもしろかったので、人的Bも受講しました。アメリカの労働状況との比較が多かったのですが、日本は他の国(イギリスなど)の労働体系は参考にしなかったのですか?
  • 板書が丁寧でわかりやすい講義でした。
    内容も将来自分が社会人として働くうえで知っておくべき事項で大変役立つものだったと思います。
    個人的な事ですがレポートを全く出すことができなかったのでそれが心残り(?)です。
  • 人的資源管理論Aから、さらに発展した内容で、細かい雇用や給与にうちての話が多く、イメージし難いところもあった。しかし、ビデオやグラフ、先生の話などで縁のない話題ではないのだと実感できた。
  • 賃金の話、労働時間の話、昇進・昇格の話…。
    これから私が社会に出て、経験するであろうことを学んだので、今期の講義の中で一番、私にとってリアリティが高いものでした。どちらかというと、未来や私が働くことについて"ワクワク"しながら考える傾向の私は、この授業が終わると、ほぼ毎回、少し暗い気持ちで、現実的に将来を考えていたように思います。
    きっと、私が将来働いていると、この講義で学んだことと、先生の"アツイ"語り口を、思い出すんだろうな…と思います。
    半年間、ありがとうございました。
  • 私が最も興味を持ったのは次の2つの授業内容である。一つ目は管理職や一般職の部分である。それまでの授業でさまざまな賃金制度について勉強していたが、管理職の現状を見てみると、その制度がうまく機能していないことを知り、それがすごく印象に残っている。具体的には、人件費の削減のために、残業手当が支給されていないといったことである。二つ目は、非正規労働者の部分である。シングルマザーのビデオがすごく印象に残っている。
    理論を学んだり、現状を映像で見たりできたので、理解しやすかった。
  • 講義では大きく分けて、労働時間と賃金について学んだ。労働に関する様々な制度、過去にあった労働災害の問題を知ることで、自身のこれからのキャリアを考えていく上で非常に参考になった。新聞を読んでいて、人的管理の記事が出ていると興味を持って理解しながら読むこともできた。
    要望としては、労働者がモチベーションを持って働くための環境づくり(モチベーション向上の要因)についても学びたかった。(組織論と関連するが…)
    朝から、毎週熱意のある構義、ありがとうございました。
  • ホワイトカラーやブルーカラーについての賃金形態について学ぶことができた。このことには興味があったのでよかった。
    1つお願いしたかったことは、今日の授業で「シングル・レート」がでてきたが、「シングル・レート」か「シングルレート」か「・」の有無がある場合とない場合があったので、どちらが正しいのかわからなかった。他の文字の時もあったのでよろしくおねがいします。
  • 良い授業だと思います。
  • 具体的なデータや事例などを取り上げた説明でわかりやすかったと思います。
    板書もわかりやすく、ノートをまとめやすかったのでよかったです。
  • 冷房がききすぎて寒くなり、授業に集中できなくなるので、少し控え目にして欲しいです。
    板書はわかりやすくて助かります。
  • 来年から実際に社会に出て働く立場として、いろいろ考えさせられる講義だったと思う。
    様々な賃金体系や休暇制度など仕事内容以外の面でも、いろいろ学ばないといけないと感じた。
    能力による評価や、それによる格差の発生など、日本の文化的な考え方の象徴ともいえる問題がこれからも続きそうだ。
    講義が終わっても、これからいろいろ変化していく内容の講義だけに常に社会の動向に目を向けていたいと思う。
  • 働き方や賃金の話など、自分達にとって身近な事を学ぶことができ、実際の事例をビデオで見たりすることによって他人事ではないと思い、自分が仕事に就いたときの働き方を考えるきっかけになると思います。
  • 楽しい授業をありがとうございました。就職活動を行う上で働き方や賃金については絶対に必要なものになるので、様々なことが学べてよかったです。
    まだアルバイトの経験しかないので、企業の例がもっとあれば、より理解が深まると思いました。
  • 以前ゼミで既に学んだことがあったためかもしれないが、理解しやすかった。
    ビデオの感想などが出せればよかった。
  • やはり書く量が多いため毎回手がつかれる。
    ビデオを見るのは理解しやすくてよいと思う。
    レポートを出したのはいいが、それは採点されているのかどうかを知りたい。
  • 講議の目的がわかりやすく、常に今、何について学んでいるかがはっきりしていて、講議がうけやすかったです。
  • グラフや新聞記事の配布があったので分かりやすかったです。私語の注意もちゃんとしてくれたので,集中して授業を受けることができました。
  • 労働体系や制度がどのようにしてできたかについてとても分かりやすかった。
  • 授業でノートをとるのは大変でしたが、まとめられているので分かりやすかったです。過労死に関するビデオを見たことがとても印象に残っています。
  • いつも講議がわかりやすくて、楽しかったので一限でねむくても行きたいと思って前の日早くねてました。
    労働問題の厳しい現実を知る機会となり、そのうえで制度面も学べ非常に満足です。ありがとうございました。
  • 身近な問題を扱うことも多くて毎回非常に興味を持って話を聞いた。人が毎回少なすぎるなあと感じた。板書が多くて大変だった。
  • この講義では板書を中心にした説明がされているがパワーポイントを使った説明にした方がよいのでないかと思う。手書きの場合ノートを写すことに手間をとられてしまい先生の説明をじっくりと聞くことが難しい。また説明のスピードが速く、早口になっているような点はできれば改善していただきたいところである。
    内容に関しては自分の専門ではないのでいまいち判断できない。ただ興味深い内容とは感じなかった。これからも頑張って下さい。
  • 書くことが多かったので、多少手が痛くなりながらノートをとっていました(筆圧がけっこうあるので…)。しかし、講義の内容は個人的にはとてもおもしろく、眠たくなることもありませんでした。
    あと、講義に遅れてくる人が多いのと、まじめに講義に出ている人が少ないというのが正直な感想です。
  • 労使関係、特に日本の労働環境の現実がよくわかった。労働基準法等を日本の企業はしっかり守っている企業が多いと思っていたが、ビデオに出てきた企業はほとんどが大手で日本を代表する企業であった。そのような企業が労基法等を守らずにいる現状は改善しなければならないと感じたし、これから社会に出て行く上で少し恐怖心すら感じた。
    また、労働者を救うはずの支援策が実はまったく機能していないことも分かった。
  • 相変わらず、板書量が多いなと思いました。
    内容で個人的に印象に残っているところはフレックスタイム制や裁量労働制のところでした。授業や映像資料を使ってくれたので判り易かったです。