14年度「産業社会学」(立命館大学産業社会学部)に対する受講生の感想

以下の文章は産業社会学部で2014年度に担当した産業社会学の授業に対する感想です。感想提出者の全員分を無修正、順不同で全文掲載しています。

講義期間 感想記入 受講登録者数 試験出席者数 感想提出者数 感想への記名 記名提出者数
14年9月26日〜15年1月16日 14年12月19日講義終了時 116名 52名 自由

  • もっと早く先生の講義を受けたかったと思います。私は雇用などといった労働系の話があまり好きではなく、敬遠していましたが、いざやってみるとほぼすべての人々に関わる労働は、様々な歴史制度の上で今の形になっており、自分にも起こりうる問題をはらんでいるのだと意識させられ、とても刺激になりました。
    また授業のスタイルも、他の授業ではスライドを流すだけの退屈なものが多くなっていますが、先生は板書によっていい意味で、手間がかかるため記憶に残りやすく、楽しく受けさせていただいています。(4年)
  • 4回生になり受講しましたが、1回生の時に受けていると、より労働の基礎学力がはやくついたな、と思いました。私は、女性の労働について、研究していますが、男女含め、一般的知識が得られるので、わかりやすいです。(4年)
  • 毎回とてもわかりやすい講義で講師の熱意を感じる。授業で行っている内容は単に学問として学ぶだけではなく将来働く上でも大切な知識になってくるのだと思う。
  • 板書中心の授業よりもPP中心の方が授業をうける側は楽です。(4年)
  • 先輩から後期の最初「吉田誠の産社学取りました」と言ったところ先輩から大反対をうけ正直取るかどうかまよった時期もありました。しかし実際に授業を受けてみると初めは興味の少なかった部分でも興味が持てる様になってきて最終的には一週間の中で好きな講義ベスト3に入るくらいになってよかったです。友達と先生のHPを見つけて先生が酒好きだと知ってやや同じ四国県民としてうれしかったです。今後ともこの静かな講義をつづけてください。(1年)
  • 超面白い高校の授業って感じです。出てくる専門用語はかなり多く、ヨタ話の少なさも含めて大学の講義よりも高校時代を思いだします。しかし、それでもなお超面白いと感じるのはテンポの良さと区切りの妙、そして全体のメッセージ性に統一感があることに尽きると思います。
    アルバイトもほぼしていない自分にとっては本当に「イメージとしての日本企業」しか知らない中での講義ですが、ひとつひとつ日本の労働を捉えらるための土台が積まれている感じがします。
    伝え方は大切だと実感します。(3年)
  • 基礎社会学で扱っている内容で、とても社会学らしい授業だと思います。(1年)
  • 日本や海外の雇用について、自分が今まで知らなかった新しい観点から見ることができて楽しい。また、日本の雇用形態の変遷や実態を見ることで雇用のトラブルについて考えることが具体的にできる。(1年)
  • 現代日本における雇用の問題にうって、それに至る背景やアメリカとの比較で大変わかりやすく説明して頂けたと思います。特に派遣労働について、規制の緩和や、今の政府はどの様に進めたがっているのか、大まかな流れが理解できたと共におそろしいことになっているな…と感じました。(3年)
  • 産業社会学って何?と初めに聞かれ1回生のときに勉強した内容とはかなり違っていて難しい印象を受けた。実際に講義を受けても難しいです。でも就活をして社会に出た時に知っていたほうがよいことが多いと感じたので学べることは学んでおきたいと感じました。(3年)
  • 授業内容に関して受講当初は、理解しにくい内容ではないかと不安でしたが、毎回非常にわかりやすい講義で講義を受講していくなかでこの分野に対する関心度も増していきました。吉田先生の講義を受講するのは初めてで、板書中心のスタイルは正直ノートをたくさんメモをとらなければならないため大変だという印象をもっていましたがその分他の事に気を散らすことなく集中して講義に望めるので、よかったと思います。
  • まず、講義が静かで聞きやすかったです。(あたりまえのことではありますが、なかなか難しいことなので…。)
    また、企業での働き方や役割うんぬんを自分が意外と知らなかったので、受けてよかったな、と思います。本当は一回の時に受けてみればよかったな…と思いますが。
    さらに、先生は授業の仕方が上手で、レクチャー型なのに、退屈せず、終始興味を持ちながら聞くことができました。他の先生であれば、レジュメを配って、それをずーっと読んでいるだけの…みたいな先生もいらっしゃいますが、そうではなく、口頭でいろいろ補足をしつつ、いろんな例を出して説明してくださるので、本当に分かりやすかったです。
    1時間半しゃべり続ける&書き続けるのは本当に大変だと思いますが、今後この講義を受ける学生のためにも続けてほしいです。(2年)
  • 派遣という制度について、細かい説明があったことが分かり易くて良かった。また男女による雇用の条件の違いと賃金格差の仕組みなども理解できた。
    レポートは毎回提出しているが、得点にならない事もあるということが心配である。
    穴うめ式のプリントについてスライドで説明される場合で、空欄を見落してしまった所があるので、もう一度だけでも復習として見せてくれるとありがたい。(4年)
  • 現代の社会で起きている現象や諸問題、特に労働といった面のことを体系的に勉強できる点が良いです。2回生のプロジェクトスタディー(1回生の場合は基礎演習)の研究の参考にもなるので良いと思います。板書、スライド画面をプリントに印刷しての書き込み、ビデオ映像の学習と、バランスが良いので分かりやすいです。
    プロジェクトスタディの研究の時の参考資料にもなる他、ニュースを観る時の参考にもなるので良いと思いました。(2年)。
  • 私は労働問題に興味があり、労働系のゼミに所属しています。卒業論文では労働組合の弱体化による集団労使紛争の減少と個別労使紛争の増加について書いています。そのため、吉田先生の講義の内容がとても面白く聞けましたし、論文の参考にもなりました。(4年)
  • 板書を移すという行為によって、その場で知識を吸収する事ができ、眠気におそわれる事も少なかったです。また、前回の復習をする時間がある事も講義の理解の助けになりました。(2年)
  • 日本の過去、現在に渡る労働のあり方の変遷を現在を中心にしつつ語るというような感じで本当に興味深かったです。
    社会に出て働いても、この雇用のされ方は一体どのように社会通念的にあるいは法律的に定義されていて、どうような保障がされているのかといったような個別具体的な役立つアドバイスや、今日本においてどのような雇用をされると、どういう人生を歩むのかということが見えてくるようなものもあり、今後自分が就職活動する前に今後にうちて考えるこが出来て、今受けておいてよかったと思いました。(3年)
  • 労働についての講義内容は非常にためになるし、社会の実態を知ることができるのはおもしろい。特に国際比較は興味深かった。(2年)
  • 毎回、パワーポントだけに頼らず、板書をしっかりとしてくれたおかげでノートが非常にとりやすく、復習もしやすいのでとても良かったです。(1回)
  • あと数年もすれば自分たちも就職する身であるので、この講義に対する意欲は高かったと思う。かねてより労働問題へ関心があったこともあるが、講義を通してよりその問題の深刻さを感じさせられることが多かった。雇用形態などをあまり気にしていないままアルバイトをしていたが、考えを深めるにつれて働くことへの姿勢も変わってきたと思う。後期の授業の中ではこの産業社会学が1番楽しい。(1回)
  • 映像などで働く女性の現状や派遣、イクメンについて考えたりできたところはわかりやすかった。
    板書の量が多かったので、書くことに必死になってしまった。もっとゆっくり講義を聴く時間や考える時間が欲しかった。考えていたよりも興味の持てる講義内容だった。(1回)
  • 来年度から就職をする自分にとっては、よりタイムリーな話題であったので「自分はこれから、どれに当てはまるのだろうか。」など実感を持って受講する事ができました。
    4回生で内定式や入社前研修などで出席が充分ではなく、感想などの追加点も複数提出できていないものがあります。どうしても単位を落とせないため、何らかの別課題等を設けていただく事はできないでしょうか?(4年)
  • 静かな環境で、授業に集中できるので、理解がすすみます。他専攻ですが、先生の板書、説明が丁寧なので分かりやすく、内容も将来自分自身に関係のあることなので興味深いです。
    1つお願いしたいことは、課題がある際の映像は流す前に一言言って頂けると、自分の関心外の部分でのメモもとるようにするので助かります。(2年)
  • 板書をノートに写す機会が少なくなっており、新鮮な感覚で講義をうけていました。集中して90分の話を、ただじっと話を聞いているだけ、というのは余程の興味がなければ退屈で、苦になります。人の話を聞いて、文字にしてみるのは、わりと楽しいことなのだとあらためて思いました。少し手が疲れますが、落ちついて90分過ごす良い機会になったと思います。(2年)
  • とても分かりやすく、現代の労働問題を学ぶことができると思う。ビデオを使った講義も分かりやすく、理解を助けていると思う。ビデオを見たあとに、レポートを提出するため、しっかりメモを取りながらビデオを見る習慣がついたことはとてもありがたいと思った。毎回板書をするので、眠くなることも少なく、集中して授業を受けることができる一方で、やむを得ない事情で講義を休んだときに、休んだ授業分の内容を知るすべが全くないということが、期末試験のときに不安である。
  • これから就職するにあたって覚えておくとよさそうなことがたくさんあってよいと思う。他の経済学の授業を関連付けて内容を聞いていると面白く感じられる。
    データや法律も合わせて紹介してもらえるので具体的で分かりやすい。(1年)
  • 黒板を写さないといけないので、その分集中できる。雇用の話など将来、自分に絶対に活きていくことなので履修してよかった。
  • とても分かりやすく、現代社会の雇用などが理解できた。残りの授業もしっかりきいていきたいと思った。(3年)
  • 今まで知らなかったことをとてもくわしく知ることのできる講義で今まで受けた中で一番面白いと思います。濃度も密度も高くて、すごく充実した90分間だと感じます。(1年)
  • 実に有益な講義であった。これからの社会は今以上に格差が拡大し、様々な労働問題が発生すると予想できる。そのような問題を解決されるためには、この講義で取り上げられた内容に対する知識が必須であると感じる。私語も少なく、集中できた。(1年)
  • 出席点をとらずにテストだけで可否を決める方式にとても賛成でテスト勉強するためのノート作りを授業で行い、集中できるのでとても良かったです。
    グラフや穴埋め式のプリント等で板書の息抜きを行うなど生徒のために考えられた授業の形式だったと思います。ありがとうございました。
  • レジュメが欲しかった。(1年)
  • この授業のスタイルは、板書しなければいけないので、先生の話をちゃんと聞くし、ヘタにレジュメをつかった講義より内容が頭にはいってくるので個人的にはすごくいいと思います。黒板の文字も大きいし、先生の説明も分かりやすいです。(2年)
  • 久々に自分でノートをとるのもいいなと思いました。(1年)
  • たまにめっちゃ暑いときがありました。
    講義に板書スタイルでわかりやすく、受講しがいのあってかなり満足です。(2年)
  • 現在、就活とその前段階の冬期インターンシップに取組んでいますが、先生の授業を受け、自身の将来設計の指針になる様々な考え方・知識を得ました。
    この授業で得た知識を用い、より私の理想的な働き方のできる企業を見つけようと思います。
    有意義な講義をありがとうございました。(3年)
  • 就職をして、来年から社会に出るのだが、世の中が恐いと感じるようになった。社会に対してあまり希望を感じることが出来ない。(4年)
  • とてもわかりやすいです。単語の意味だけではなく、意味の関連性や出来事の関連性を理論立てて、背景まで詳しく教えていただけるので理解の促進になります。(5年)
  • 分かりやすいです。(3年)
  • 産業社会学部生だからという理由でこの授業を受講した。説明は分かりやすかったが、もう少しレジュメがあった方が受けている側からするとありがたかった。ビデオやグラフなど様々なツールを使っている点がメリハリがついて良かったと思う。(1年)
  • 労働についての法や企業の実体を知る事が出来るので勉強になると思いますが、途中でねむけに襲われる事が多いです。(1年)
  • 板書のタイプの授業は初めてでした。レジュメを見ているだけだとあまり内容が入ってこない時があるので、自分には合っていたと思います。自分に身近な内容が多く関心がありました。特に印象が残ったのは、女性への差別の話で、今でも続いているのは、とても腹立たしいです。(1年)
  • 板書を写すのは正直しんどい。1回でも休むとその回の授業ノート内容がわからなくなるので結構困ることがありました。(3年)
  • この授業はめずらしく板書が多いと思っています。自分は板書を書きうつすのが好きなので、興味をもって授業を受けられています。
  • 2回生のプロスタでお世話になりました。×××です。
    プロスタの時の内容とは違い、吉田先生専門の労働関係の授業が聞けてとても新鮮です。
    来年から私は○○○の講師として働くつもりなので会社、企業のことについては無頓着であったし、これまでの大学生活を通しての授業でもあまり真剣に聞いていませんでしたが、来年講師として生徒の話を聞く際に、進路指導などで役立つのではないかと考え心を改めて授業に臨みたいと考えています。
    もし教え子が派遣として働きたいと望んでいた時、どうアドバイスすれば良いかなと色々考えながら受けています。(4年)
  • 板書がまとめられており、ノートに写しやすく、内容が頭に入ってきやすかった。また派遣法の改正案の1つである、同じ人が同じ派遣先に3年以上は勤務できないというのは、労働者にはデメリットしかないように思われたが、何故その改正が必要なのかを知りたい。(2年)
  • 板書だけでなく、資料・映像を交えての授業で理解が深まった。企業や社会の問題に映像学習に効果的だと思った。板書も図を交え分かりやすかった。(1年)
  • これから社会に出て働いていく上で役立つような内容も多く感じられたので良かった。
    レポートは成績に加味しない場合もあるとのことだったが、個人的には、やったからには評価して欲しいと思う。
    政府や官僚は立場上、一労働者よりも企業を優先することになっていくことに対して、どうやってストップをかけて行くことができるのだろうかと感じた。(3年)
  • 社会に出る前に、どうような労働の形態があるのか、労働する上で活用できるシステムはるのかなど自国の労働について学ぶことで社会に出る心がまえが出来た。(1年)
  • 説明がわかりやすく、板書もきれいにまとめられており、映像教材も用いて講義が行われていたことからも、特に「ここをもっとこうしてほしい」と思うところはなかったと思います。(3年)
  • 日本や他国のあり方について、非常にわかりやすく説明して頂けるので良かった。就活前の学生にとっては企業選びの助けになるし、就活を終えた学生にとっても社会に出てから役立つことばかりだと思う。(5年)
  • 板書をする講義は他にあまりないので、最初はおどろきましたが、書く方が頭に入ってくるので良いなあと思います。また、私語をしている人がいないので、とても集中して受講できて快適です。(1年)