21年度「基礎演習I」(立命館大学産業社会学部)に対する受講生の感想

以下の文章は産業社会学部で2021年度春学期に担当した基礎演習I(1回生向け)の授業に対する感想です。感想提出者の全員分を順不同で全文掲載しています。なお、基本的には無修正です。

講義期間 感想記入 受講登録者数 感想提出者数
21年4月9日〜21年7月16日 21年8月6日締め切りレポート 21名 4名

  • 今期の基礎演習は、自分の知らないことが多く知ることができたと感じる授業であった。今まで生 きてきた中で、考えてこなかった社会問題のことなどを考える機会があり、非常に面白味を感じた。 また、このような社会問題をについて考えることはこれからの人生において必要不可欠なことだと 思い、これからも様々な社会問題について触れていきたいなと考えるようになった。
  • この授業では、自分の身近に関係することでも知らなかったことをたくさん学ぶことが出来て楽 しかったです。グループワークをすることで、自分にはなかった発想や考えを聞くことが出来て、 視野も広がったし自分の刺激になりました。特に橘木先生の本は、見出しから興味を引くものばかりでみんながそれぞれ調べてきて内容を掘り下げて学ぶことが面白かったです。
    今は教育というテーマに絞って調べているが、自分自身も深くかかわるテーマなので様々なことに興味を持ちながら問題解決に取り組もうと思いました。
  • グループでの活動が始まったタイミングで、対面授業が再開されて本当に良かったと思う。グルー プでは、発表のための話し合いももちろん行ったが、それ以外でも雑談などで打ち解け、いい関係 を作れたのではないかと感じている。グループでの取り組みについては、Aさんに助けてもらってばかりで、本当に感謝しかない。3人とも真面目に出席し、課題についてもしっかり話し合うことができてよかったと思う。自分一人では「どういったことだろう」と感じることもあったが、AさんやB君が親切に説明してくれて、うまくやることができた。今までの高校までの授業では、先生の授業を聞いていればよかった。しかし大学では、自分から調べ、理解しなければならない。 そのようなリアクションでなく、アクションにしていくところが、新鮮で、面白かった。この授業で、『労働』について考えるまでは、まったく意識したことがなかったが、本を読んだり、記事を読 んだりし、労働に関することを考える機会が増えた。秋セメももし同じグループだとしたら、また 仲良くしていきたい。
  • 今期の吉田先生の授業は私にとって毎回非常に有意義な授業で、自分の知識や考え方が大きく広が り、入学当初と比べて力がついたと実感しています。
    前半にして下さった日本の構造の授業ですが、まず自分の好きなトピックを選ばせて下さったのが大変嬉しかったです。やはり自分の興味のある範囲だと、やる気も出て、自分から進んで楽しく取 り組むことができました。 そして何よりそのトピックについて自分でプレゼンをする、というのが、一番力がついたと感じています。(私は大学に入学したら早いうちにプレゼン能力を高めたいと思っていたのですが、なかなか一回生の授業からプレゼンをするという授業はほとんどなく、残念に思っていたので、この授業で取り入れて下さったことがまず非常に嬉しかったです。) いざ自分でプレゼンをするとなると、自分がそのトピックについて一番理解しておかなければなら ないため、その分野について色んな資料を調べました。そのおかげで、自分の知識量を増やすことができましたし、他の人のプレゼンを聞くこと、プレゼンが終わった後に他の生徒の意見、先生からの意見を聞くことで、自分の考えや主張を訂正しつつ様々な視点からその事柄について考えることができました。このような知識面だけでなく、自分の考えを人に分かりやすくレジュメにまとめて言葉で説明する、という、プレゼン能力も非常に鍛えられたと感じています。そして後半のグループワーク授業ですが、やはりグループワークとなると一人一人に責任感が芽生えますし、自分では分からないことも共有することで理解できるようになったことも多々あったのでとても良かったです。
    授業以外にも、お忙しい中であるのにも関わらず、私が提出した課題ノートに先生が毎回コメントをつけて返して下さったことも大変嬉しかったです。毎回課題ノートを作成するたびに、どんなコメントが返ってくるかを非常に楽しみにしていましたし、こんなに生徒に熱心に指導してくださる先生は初めてでしたので、俄然やる気が出て、毎回の授業に進んで取り組むことができました。ありがとうございました。 秋学期も先生の授業を受けるのが大変楽しみです。