本日の怒り
- 3/2 長女が君が代を家で口ずさんでいるのに激怒して、幼稚園に抗議の電話する。なんでわざわざ金を払ってそんなくだらん歌を教わってこなければいけないのかと思うと悔しい。もうこの幼稚園は辞めさせよう。
この1年で本当にこの国はキチガイ国家に変貌したような気がする。
- 1/28 昨日の工和会での新年賀詞交歓会での出来事。まあ日の丸が掲げられているのは人様の会だから文句は言わないが、許せないのは自民党都議。日の丸にお辞儀したまま降壇。有権者に汚いケツを見せながら降りるなって〜の。シンボルでしかない旗のほうが、主権者たる我々よりも偉いという物神崇拝的感覚には驚きだ。党の方針の下、こうした奴らが今後、跳梁跋扈してくると思うと頭が痛くなってくる。
- 12/11 自分はキャラクター商品が大嫌いだ。特に子供向けの食べ物で、キャラクターをうりにしているものは許せない。子供は親権の下、商品の購買に関する判断が下せないはずである。それを食い物にしている連中は下司。
また、それを子供が喜ぶからといって、買い与える親はもっと許せない。キャラクターの版権の価格を考えると、キャラクター食品というのは、同じ値段の食品の中でも最も品質の悪い物であることに気づくべきだ。キャラクターをつける分、原価を抑えなきゃいけないのだから。
でも、こんな簡単なことさえわかってない親が多い。子供が単純に喜ぶのがよいと思っている。それを親の愛だとはき違えている。バカじゃないの。子供じゃわからないから親権っていうのがあるのだ。プロの親になる必要がある。本当に子供を愛しているのなら、表面的なことにごまかされずに、食べさせている物の中身にこだわらなければならない。
こんなことを言って、パートナーを詰って泣かせてしまった。自分の小ささが悲しいなぁ。
- 10/17 長女の初めての運動会。小さい頃から体の弱かったこともあって、昔から運動会だの体育会だのというのは苦手だった。私にとっては10数年ぶりとなる運動会で、やっぱり嫌だ、なんか変だと感じたことをいくつか思い出すままに書きとめておく。
- なんと言っても嫌なのは、君が代を聞かされての「国旗掲揚」。なんでキリスト教系の幼稚園で国旗掲揚なんだ。しかもご丁寧に君が代の伴奏付き凸(−_−#)。「ナンセンス!」と野次ったところ、当然のことながら近くの父兄から白い目で。。。閉会式は敗北感でもって近くのスーパーに逃げてました(爆)
- あと、園児に日の丸持たせて入場行進をさせていたが、その時に使われた行進曲は「クワイ河のマーチ」。なんか意味深。この曲が使われた「戦場にかける橋」に関しては、こんな本も出ているし、このページからの情報によれば、現在、この橋近くには「日本による死」と名付けられた博物館があるそうです。
- また、キャンピング・チェアとかキャンピング・テーブルを持ち込んで、最前列を陣取っている保護者たち!勘弁してよ〜。レジャーシートで来ている人たちからすると、いすに座った人の尻あたりがちょうど顔の位置。俺はあんたらの尻を見に来たんやないいんやで、と切れそうになりました。人の尻見ながら弁当食べなければならないなんて。自分たちさえよければよいという彼らの発想に、なんかキャンピング・ブームの現実を見たような気がします。
- 昼休みに園児たちが遊んでいる場所で、本気でドッジボールの練習を始めた小学校の高学年位の少年とその父親。お前ら、回りの状況が見えんのか!そのボールが近くにいる園児に当たったらどうするねん。そうでなくともちょっとしかないスペースを独り占めにして。さすがにこれは許せず、「非常識」と注意しました。
- でも、何よりも悲しかったのは、帰りの車(タクシー)の中で娘が君が代を口ずさみ出したこと。。。「こんな幼稚園に入れるんじゃなかった」とくやし涙が出てきそうでした。
最近、思想的な本とか読んでないので、あんまりうまく言えないのだけれど、怖いと思ったのは、自己のことしか考えられなくなったアトム化した家族・個人と、国家意識の涵養を図ろうとするイデオロギー的実践があまりにもストレートに<運動会>という場で一体化してしまっているところ。ファシズムや北朝鮮のように整然たる雰囲気になってないだけ、小市民的「したたかさ」の存在を感じてまだましなのだけれど。でも逆に、「市民社会は健全なんだよ」とデ〜ンと構えることはできないのでした。
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