滋賀県の猪子山にタカの渡りを見に出掛けた。ほぼ一年ぶりである。京都は夏日となってしまい、秋の雰囲気を感じることもできないが、タカの世界ではもう秋は着実に始まっているよう。 午前中、ぽつぽつと渡って行くタカが見うけられたが、あまりにも遠くて撮影時には判別がつかず。家に帰って豆のようにしか写っていない姿を拡大して、ようやくサシバ、ハチクマ、ノスリだと判別できた。近くを飛んでくれたのは地つきのトビとチョウゲンボウ。「今日の主役は君たちじゃないけどね」とつぶやきながら、渡りのシーズン初日を楽しんだ。