2005年8月中旬の労働関連の記事

8/20 OMCカード、パートを社員に登用(日経):オーエムシー(OMC)カードは9月1日、店頭での会員募集やコールセンター業務に従事するパートタイマーを社員に登用する制度を導入する。今月末に試験を実施、まず140人前後を登用する見通し。

8/19 戦後60年24条の風景(中)仕事と家庭と第三の道(朝日):女性の社会進出は進んでいるものの、家事は依然として主に女性が担っているという、兼業主婦化の実情を伝えている。

8/19 初の育休取得、100万円を支給(朝日):厚生労働省は、従業員が100人未満で、これまで育児休業の取得者がいない中小企業に対し、初めての取得者が職場復帰した際に約100万円、2人目には約60万円の助成金を支給する方針を決めた。

8/18 戦後60年24条の風景(上)働く女性、長いトンネル(朝日):女性の坑内労働解禁という動きにスポットを当て、女性労働者の保護と男女平等(憲法24条)との摩擦について考えさせている。法24条のいまを探っている。

8/18 外食、正社員登用を拡充(日経):パート、アルバイトへの依存度が高い外食関連業界で店舗への正社員の配置を増やす動きが相次いでいる。リンガーハットはパートなどからの登用を進め、3年で正社員を2倍にする。日本マクドナルドホールディングスも増員し、店長などへの処遇の道を開く。

8/17 インテリジェンス、派遣社員の子育て支援(日経):人材サービスのインテリジェンスは17日から、フルタイムで働く派遣社員を対象に出産・育児支援を始める。相談窓口や仕事復帰口座も開設する。

8/16 製造業の競争力維持、団塊世代の再活用を(朝日):団塊世代の大量退職で技術伝承が不安視される「2007年問題」なども控える中、日本のものづくりが国際競争力を維持していくためには何が必要か。藤本隆宏・東京大学ものづくり経営研究センター長(経済学部教授)に聞いている。

8/16 米生保、営業職員100人解雇(朝日):米保険大手マスミューチュアル・フィナンシャル・グループの日本部門、マスミューチュアル生命保険は15日、営業職員約100人を解雇すると発表した。人員引受先の候補に、三井住友海上火災保険の生命保険子会社などの名が挙がっている。

8/16 頑張るパート、厚遇へ助成金(日経):厚生労働省はパート社員の待遇改善を促す事業に乗り出す。正社員への登用制度を設けたり、正社員と同等の教育機会を提供したりする企業を助成するシステムを来年度から導入する。

8/15 子育て両立狙い「女性医バンク」(日経):女性医師が出産や育児を機に退職するケースが後を絶たないことから、厚生労働省は14日、子育てをしながら働きたい女性医師にパートタイム勤務などが可能な医療機関を紹介する「女性医師バンク」を創設する方針を決めた。

8/15 働く女性、眠れない!(日経):過重な労働時間や職場の人間関係の悩みなどから不眠に陥る20−30代の女性が増えているという。中には寝酒や市販の薬を多用したり、退職に追い込まれる人も。

8/14 人の時代に向けて(4)団塊、定年後探る(朝日):「団塊の世代」の大量退職が07年に始まる。定年を引き上げるという川崎重工業や、「定年」が事実上ないという、冷凍機器メーカーの前川製作所などを紹介している。

8/14 JR西日本、若手教育にOB起用(朝日):JR西日本は鉄道運行の安全性を高めるため、経験豊富なOBを積極的に再雇用し、保線や信号、車両といった鉄道固有技術の指導役になってもらう方針を明らかにした。

8/13 BAスト、500便欠行(日経):ブリティッシュ・エアウェイズの荷物積み下ろし係などの地上勤務従業員が11日からストライキに突入。理由は機内食を提供している取り引き先の企業が、数百人の従業員を解雇したことへの反発。

8/13 若者よ、君が頼りだ(日経):若者たちを積極的に活用した人事政策を採っている企業を紹介している。

8/12 女性の再就職先、開拓要員配置へ(日経):厚労省は、出産や育児で会社を辞めた女性の再就職を支援するため、全国に10ヶ所ある「両立支援ハローワーク」に企業の求人開拓を進める専門員を新たに配置することを決めた。

8/11 高卒フリーター、4000人減(日経):文科省の学校基本調査速報によると、この春高卒者でフリーターになった人は2万3000人で、昨年よりも4000人減少した。また大学・短大進学率が初めて5割を超え、51.5%となった。

8/11 夫婦の時代(日経):夫婦間の溝の広がりを、閉塞感とプレッシャーを受けつつ働く夫を妻が理解していないことに求めている山田太一氏へのインタビュー記事。

8/11 絵本の家族は画一的?(朝日):大阪のNPO法人「SEAN」が最近の絵本を対象に実施した調査によると、多くの絵本で固定的な男女役割分担が見受けられ、また母親が仕事をもっていることがわかる絵本は85冊中9冊に留まっていた。