2006年2月中旬の労働関連の記事

2/20 企業と学生、認識にズレ(日経):就職活動に役立つとして、アルバイトに励む大学生が増えている。即戦力としての実力をPRできると考えてのことだが、企業の意識とは微妙な差があるという。

2/20 どうなるパート労使交渉(日経):パート問題は今春の労使交渉の目玉の一つ。処遇改善は実現するのか、連合などの動きを追っている。

2/20 リーガル3分間ゼミ「転職先に部下を引き抜いたら?」(日経):あるメーカーの営業課長は競合他社に引き抜かれることになったが、部下数人を転職先に呼び寄せようと考えている。法律上、問題はないか検証している。

2/20 日航、勝者なき内紛、改革漂流(日経):日本航空グループのクーデター騒ぎから10日。退任に賛同した署名数は当初の50人余から230人に拡大しているもようだ。内部対立の構図を整理している。

2/20 中小の若者採用を支援(日経):「2007年問題」に備え、厚生労働省は中小企業の若手社員の確保を支援する体制を整える。技能継承を目的とした若者の試行雇用(トライアル雇用)への助成制度を設けるほか、採用ノウハウに乏しい企業が採用募集を業界団体など外部に委託しやすくする。

2/20 日航社長辞任要求、取締役の過半賛同(朝日):日本航空グループの取締役4人が新町敏行社長ら代表取締役3人に辞任要求を突きつけた内紛問題で、辞任に賛同した役員が4人だけでなく、常勤取締役の過半数の10人に達していたことが18日、わかった。

2/20 パート賃金、7割以下企業が28%(朝日):正社員と同じように働くパート労働者に対し、正社員の賃金水準と比べ7割以下しか支払っていない企業が28%に達していることが、21世紀職業財団の実態調査で分かった。同水準だった企業は、7分の1程度に過ぎなかった。

2/19 06年復活春闘ー労働分配率、再び脚光(朝日):「労働分配率」が改めて注目されている。業績をV字回復させる企業が多いとあって、労組側は今春闘で再び引き上げへと強い決意を見せているという。

2/19 そこが知りたい(日経):JFEスチールの馬田一社長に、「2007年問題」について、現場の技術やノウハウを次の世代にどう伝えていくのかインタビューしている。

2/19 ママさん研究者、復帰応援します(朝日):出産や育児で研究活動を中断した女性研究者の現場復帰を応援しようと、月額36万4000円の研究奨励金を最長2年間支給する制度を、日本学術振興会が新年度から始める。男性も応募できる。

2/17 春秋(日経):元電機労連(現電機連合)委員長の竪山利文氏の回顧録「遠交近攻ー我が労働運動60年」にまつわる話。

2/16 育児支援制度、日産が拡充(日経):日産自動車は15日、2006年4月に育児支援制度を拡充すると発表した。出産前の休職期間を大幅に延長するほか、育児休暇と育児時間の対象年齢を6歳から9歳に引き上げる。

2/16 東芝、配偶者手当廃止(日経):東芝は15日、配偶者手当を減額し2011年に廃止する一方、子手当を増額することで労働組合と合意した。

2/16 会社とは何かー社風は見えざる資産(日経):「見えざる資産」の社風を磨き、働き手の心を鼓舞することが新たな企業価値の創造につながるとし、米グーグルの日本法人や設計ソフトメーカー、エリジオンなどを紹介している。

2/16 ホンダ、16年ぶり1000人台(日経):ホンダは15日、2007年春入社の新卒採用計画を発表した。今春の入社予定者数(940人)に比べ2割多い1120人で、1000人を超す新卒採用は16年ぶり。生産現場の強化を狙って高卒採用者を大幅に増やすのが特徴。

2/16 月2000円賃上げ、日立労組が要求(朝日、日経):電機連合傘下の日立製作所、東芝などの労組は15日、組合員1人あたり月額2000円の賃上げを求める要求書を経営側に提出した。

2/16 自動車10労組賃上げ要求(朝日、日経):自動車メーカー各社の労働組合が15日、今春闘の賃上げや一時金の要求書を一斉に経営側に提出した。大半の労組が久しぶりに賃上げを求めたが、経営再建中の三菱自動車の労組が賃上げ要求を見送るなど、各社の業績格差を反映し、個別交渉の色彩が強まった。

2/15 日本航空、幹部50人が社長辞任要求(朝日):日本航空グループの役員や部長ら約50人が、日本航空の新町敏行社長ら代表権を持つ役員3人に対し、業績不振の責任をとり辞任するよう求めていることが14日、わかった。

2/15 会社とは何かー異種混ぜ合う「釜の飯」(日経):企業社会の中にある非効率な壁を崩し「異種交流」のエネルギーを引き出すことが肝要と、三井物産やノジマなどの取り組みを紹介している。

2/15 地域格差、広がる一方(朝日):05年12月の有効求人倍率が1.00倍に達したが、あくまで全国平均でみた数値。地域によっては職探しは依然厳しく、格差は広がる一方だという。回復が遅れている高知と製造業の多い群馬を取材している。

2/15 JR東日本、1400人採用へ(日経):東日本旅客鉄道(JR東日本)は14日、2007年度の採用計画を発表した。新卒を中心に約1400人で、06年度と同水準を予定する。女性採用は2割程度になる見通し。

2/14 06復活春闘(朝日):新日本製鉄の平山喜三・取締役と基幹労連の宮園哲郎委員長の話を対談形式でまとめ、今春闘の焦点を整理している。

2/14 米社、社員の体にICタグ(日経):米国のセキュリティーサービス会社が社員の体内にICタグを埋め込み、社内での個人認証に使い始めた。会社側は入退室を管理する「IDカード代わり」と説明しているが、プライバシー保護の観点などから論議を呼びそうだという。

2/14 独VW、事実上賃下げ(日経):フォルクスワーゲン(VW)は、旧西独地域の主要工場で従業員の勤務体系を見直す。1994年に導入した週休3日制の「ワークシェアリング」を撤廃、賃金を上げずに勤務時間を週35−40時間に延長する。事実上の賃金引き下げとなる。

2/14 独労働者、リストラに反撃(日経):ドイツの労働者が雇用主の企業や自治体のリストラ策に反発を強めている。公務員のストが全16州のうち10州に拡大。民間労組も人員削減などに抵抗、賃上げ要求へ態度を硬化させている。

2/12 変わる就職、働く私「地方在住 距離の壁」(日経):遠距離シューカツ(就職活動)をしている女子学生たちの実態を描いている。

2/12 賃金交渉「第3期に」(日経):製造業大手の賃上げを巡る春季労使交渉が始まった。「ポスト・ベア時代」の賃上げに、労使が知恵を絞り始めているという。

2/12 分裂にっぽん(6)描けぬ未来、意欲失う若者(朝日):20代後半、正社員遠く職を転々としている若者たちの実情を追っている。

2/11 06復活春闘ー脱横並び(朝日):久しぶりの賃上げ要求となる今春闘では「脱・横並び」が加速するという。1955年からの春闘の「横並び」にまつわる動きをまとめている。

2/11 2006春賃金ー賃上げ獲得戦術多様に(日経):2006年の春季労使交渉が10日、本格的にスタートした。主要企業労組の賃上げ要求パターンをまとめている。

2/11 独VW、2万人削減(日経、朝日は12日):フォルクスワーゲン(VW)は10日、主力のVWブランドの乗用車の国内工場などで、2008(朝日は2009)年までの3年間で2万人の従業員を削減すると発表した。

2/11 高校生就職内定率77.9%に改善(日経):来春卒業予定で就職を希望する高校生の内定率は昨年12月現在で77.9%と前年同期を4.5ポイント上回ったことが10日、文部科学省の調査で分かった。内定率の改善は3年連続。