2008年7月中旬の労働関連の記事

7/20 国を開く「留学生呼び込み躍起」(朝日):留学生を積極的に受け入れている大学や企業などの動向をまとめている。

7/20 「五つの安心プラン」厚労省対策案(朝日、日経):今月末に公表予定の「五つの安心プラン」の厚生労働省素案が19日、明らかになった。在宅老齢年金制度の見直しや、住居のない非正規雇用者らへの自立資金貸し付けなどの新規政策を盛り込む。

7/19 介護報酬上げ求める(日経):厚生労働省の「介護労働者の確保・定着等に関する研究会」は18日、2009年度に予定する介護報酬の見直しについて引き上げを提言する内容の中間報告案をまとめた。

7/19 「カイゼンは業務」拡大(朝日):朝日新聞が全国の主要製造業50社を対象に実施したアンケートによると、QCサークルなどのカイゼン活動について、国内の大手製造業の間で「業務」として位置づけたり、報酬を支払ったりして見直す動きが相次いでいることがわかった。

7/19 「介護の職安」新設へ(朝日):厚生労働省は来年度から、人手不足感の強い介護分野に対象を絞った「介護ハローワーク」を新設する。

7/19 万有製薬、200人削減(朝日):万有製薬は、約3700人の社員のうち200人を削減する。削減の中心となるのは、医薬情報担当者(MR)で、35歳以上で勤続1年以上の社員や契約社員。

7/18 雇われずに生きる・1(朝日):企業から個人事業主として仕事を請け負う働き方を取り上げた連載記事の第一回目。企業業績の悪化で労働条件を切り下げられたビクターのケースや、社員よりも強い拘束を受けているINAXのケースを紹介している。

7/18 すかいらーくの契約店長、過労死認定(朝日、日経):「すかいらーく」の契約店長で、昨年10月に脳出血で死亡した前沢隆之さんについて、春日部労働基準監督署が過労死と認定していたことが17日わかった。

7/17 勤務医も「名ばかり管理職」(朝日):「名ばかり管理職」が、勤務医の世界でも問題になっている。実態を探っている。

7/17 霞が関残業、旧厚生省が最長(朝日、日経):霞が関国家公務員労働組合共闘会議の調査によると、中央官庁のうち昨年度最も残業時間が長かったのは旧厚生省だったということがわかった。平均退庁時間は21時以降の人が30%、23時以降も8.6%いた。

7/16 GM、追加リストラ(日経):経営再建中の米ゼネラル・モーターズ(GM)は15日、財務体質の改善を狙った追加リストラ策を発表した。ホワイトカラーの人件費を20%削減するなど合理化に加え、配当も取りやめる。

7/15 就活、大学2年から?(日経):大学生の就職活動が一段と早まっており、企業のインターンシップや説明会に参加する2年生が目立っているという。背景を探っている。

7/15 「社員生き生き」グーグル首位(日経):日本能率協会が今年春に入社した新入社員に実施した調査の中で、従業員が生き生きと働いていると思う会社の1位がグーグルとなった。2位はトヨタ自動車だった。

7/15 国交省内に保育所(日経):国土交通省は来年度中に同省内に保育所を開設する方針を決めた。省内外の公務員だけでなく、周辺の民間企業などからも利用者を受け入れ、女性が働きやすい環境を整える。

7/15 夏ボーナス6年ぶり減(日経):日本経済新聞社が14日まとめた今夏のボーナス調査の最終集計によると、平均支給額は前年比0.30%減で、6年ぶりのマイナスになった。業種別回答・妥結状況をまとめている。

7/15 介護職員の離職率悪化(朝日):財団法人介護労働安定センターの調査によると、介護職員の07年度の離職率が、前年度より1.3ポイント高い21.6%に達したことが明らかになった。

7/13 アニキ待望、職場でも(日経):スポーツ界で話題の存在である「アニキ」が、企業社会でも求められるようになっているという。背景を探っている。

7/13 国を開く「世界の才能争奪戦」(朝日):「頭脳争奪戦」が世界規模で進行する中、日本でもようやく外国人の採用に力を入れ始めた。実態を伝えている。

7/12 最低賃金「50円増要求」(日経):連合の高木剛会長は11日、今年の最低賃金について、全国平均で時給50円程度の引き上げを求めていく方針を明らかにした。

7/12 グループ企業、派遣割合に上限(日経):労働者派遣法の見直しを議論している厚生労働省の有識者研究会は11日に会合を開き、1つの派遣会社がグループ企業へ派遣する労働者の割合を「例えば8割が上限といった形で規制すべきだ」との文言を7月末にとりまとめる報告書に盛り込むことで合意した。

7/12 製造業大手、現場技能職を大量採用(日経):製造業大手が高卒新卒者を中心とする現場技能職の採用を大幅に拡大する。日立製作所、東芝、キヤノンなどは2009年春の採用を前年に比べ5割程度増やす。

7/12 グッドウィル、未払い残業代を支店長請求へ(朝日):今月末で廃業するグッドウィルの元支店長と現役支店長が、管理職時代の残業代の支払いを求め、支援労組を通じて週明けにも会社に団体交渉を申し入れる。

7/12 広島大、残業代不払い(朝日):広島大学は11日、過去2年3カ月にわたって大学病院職員の残業代計約1億9110万円(8万9404時間分)を支払っていなかったとして、271人に差額を支給すると発表した。

7/12 われら「名ばかり管理職」・10(朝日):水面下で激化している管理職をめぐる労使の攻防を伝えている。

7/12 公貧社会、千葉・東京ベイエリア(1)(朝日):千葉・東京湾岸沿いの浦安、市川、船橋などで目立ち始めた「派遣の村」と「生活保護村」で生きる人々を追っている。

7/11 「負け組」レッテル、吹き飛ばすには(日経):「負け組」から抜け出すためのヒントを専門家らに聞いている。

7/11 コジマ、派遣に直接指示(朝日、日経は12日):コジマが東芝系列の販売会社から送られた「ヘルパー」に対し、雇用関係がないのに直接指示・命令して店舗で販売などをさせたとして、大阪労働局から職業安定法に基づく是正指導を受けていたことがわかった。

7/11 消えた安全網、「コムスンショック」から1年・「適性化」利用者のため?(朝日):コムスンショック後、自治体は介護事業者への監査体制を強めている。サービスの適性化が叫ばれているが、利用者にとっては望むケアが受けられなくなったという問題もある。

7/11 グッドウィル廃業へーひずみの後始末続く(朝日):グッドウィルの廃業決定から2週間が過ぎた。日雇い派遣労働者や社員たちはいまどうしているのか。姿を追っている。

7/11 われら「名ばかり管理職」・9(朝日):日本マクドナルド判決で、管理職の無償残業に依存してきた企業に激震が走っている。「ワタミ」や「武富士」などの対応を伝えている。