2010年6月中旬の労働関連の記事

6/20 東京の父親、育児は休日(日経):ベネッセ次世代育成研究所が東アジアの4都市(東京、ソウル、北京、上海)の父親を対象に実施した調査で、東京の父親は平日に子どもと過ごす時間が最も短かった反面、休日は半数が「10時間〜ほぼ1日」と答え、最長だったことがわかった。

6/20 人材派遣市場、急激に縮小(日経):労働者派遣法の改正を見越して、企業が従業員の雇用形態を派遣から直接雇用などにシフトする動きが加速しているため、人材派遣市場が急激に縮小しているという。実情を探っている。

6/20 トヨタ天津工場、スト影響で停止(朝日):トヨタ自動車は、中国の系列部品メーカーがストライキで操業を停止した影響で、天津市にある車の組み立て工場の操業を18日に停止したことを明らかにした。

6/19 重慶のビール工場で500人職場放棄(日経):デンマークビール大手のカールスバーグによる追加出資が決まった重慶ビールの工場で17日、リストラなどを懸念する500人強の労働者が職場を放棄した。

6/19 トヨタ系メーカー、天津の別工場でストライキ発生(朝日、日経):トヨタ自動車系部品メーカーの豊田合成は18日、中国・天津市の子会社「天津豊田合成」で賃上げを求める新たなストライキが発生し、一部部品の生産が止まったことを明らかにした。

6/18 中国進出企業の労使関係、党主導の体制に限界(日経):労使紛争が急増する中国。その背景には経済成長だけではなく、共産党による労組指導という従来の労使関係モデルが崩れつつあることを指摘した笠原清志・立教大学教授による経済教室。

6/18 子育て楽しむ「イクメン」次々(朝日):育児を前向きに楽しむ男性「イクメン」をもっと増やそうという父親たちが企画した「こうべイクメン大賞」が父の日の20日、神戸市で開かれる。イクメンたちのエピソードを紹介している。

6/18 中国のトヨタ系列工場、ストで一時停止(朝日、日経):トヨタ系部品メーカーの豊田合成は17日、中国・天津市にある現地子会社「天津星光」で、ストライキが起きたことを明らかにした。15日、従業員らが賃金の改善を求めてストに突入し生産が止まったが、賃金を見直すことで従業員側と合意し、16日から操業を再開した。

6/18 求む「イクメンの星」(朝日):20日の「父の日」を前に、厚生労働省は17日、「イクメンプロジェクト」をスタートさせた。子育てに積極的なお父さんを「イクメンの星」として毎月1人選び、男性の育児参加を後押しする。

6/17 サイボウズ社長、育児休暇2週間(日経):ソフト開発・販売を手がけるサイボウズの青野慶久社長が8月下旬に育児休暇を2週間の予定で取得する。同社は最長6年間の育休制度を設けるなど柔軟な働き方を推奨している。

6/16 日本女性、教育受けても低い就業率(日経):政府は15日の閣議で、2010年版「男女共同参画白書」を決定した。高校以上で教育を受けた女性が仕事に就いている割合が、日本は経済協力開発機構(OECD)加盟国の30カ国中29位だった。

6/16 味覚糖、慰謝料命令(日経):味覚糖に勤務していた派遣社員の女性=休職中=が、職場の元上司の男性からセクハラを受け、抑うつ神経症を発症したとして、味覚糖などに損害賠償の支払いを求めた訴訟の判決で、奈良地裁は15日、同社に慰謝料など77万円の支払いを命じた。

6/16 年金機構、派遣法に違反(朝日):日本年金機構東京事務センターで各種の届け出書類などをコンピューターに入力する派遣職員の業務が派遣期間に制限がない専門的な26業務にあたらず、労働者派遣法に違反するとして、東京労働局から14日付で是正指導を受けていたことがわかった。

6/16 アダルト画像を国側が提出撤回(朝日):大阪府内の男性会社員の遺族が起こした過労死認定訴訟で、被告の国側が「男性が出張の宿泊先でアダルトサイトを見ていた」として、サイトのわいせつ画像のコピーなどを大阪地裁に証拠提出した問題で、国側は画像を撤回する方針を決めた。

6/15 失業者支援の融資制度、不正被害4億円超(日経):失業して住宅も失った人を支援する国の「就職安定資金融資制度」を悪用して資金をだまし取る不正が相次ぎ、被害総額が約4億円に上ることが14日、全国労働金庫協会の調べでわかった。

6/15 労災申請「心の病」2割増(日経):過労が原因でうつ病などの精神障害を発症し、2009年度に労災申請した人が前年度比22.5%増の1136人となり、初めて1000人を超え過去最多を更新したことが14日、厚生労働省のまとめでわかった。

6/15 海外で幹部候補、大量採用(日経):日本の大手企業が海外で現地の設計・開発や営業の幹部候補となる外国人を大量に採用する。パナソニックや三菱重工業などの外国人採用計画をまとめている。

6/15 過労死訴訟で被告の国側、アダルト履歴を証拠提出(朝日):大阪府内の男性会社員の遺族が起こした過労死認定訴訟で、被告の国が生前の男性の業務用パソコンの閲覧履歴を調べ、「出張先でアダルトサイトを見ていた」とする書面とサイトの画像を証拠として大阪地裁に提出した。

6/15 薄日は差したか・6(朝日):再就職したものの、収入が激減したり都会で単身赴任をしている中高年たちを取り上げている。

6/15 新入社員、専門職より管理職志向(朝日):今年度の新入社員の「管理職志向」の割合は過去10年で最高となり,役職より個人の仕事を重視する「専門職志向」者を初めて上回ったことが、産業能率大学の調査でわかった。終身雇用を望む新人は71.1%で、前年度に続き70%を超えた。

6/15 ニュースがわからん!(朝日):「内定」と「内々定」との違いについて説明している。

6/14 会社の常識、新入社員Q&A(日経):クールビズに適している女性の服装についてアドバイスしている。

6/14 ホソカワミクロン、海外で業務研修(日経):ホソカワミクロンは管理職や一般社員を対象に語学留学を兼ねた海外業務研修を始める。

6/14 三菱マテ、営業研修拡充(日経):三菱マテリアルは2010年度から、4月に開設した加工技術センターを活用して、金属加工に使う超硬工具などの営業担当者を対象にした研修の回数を大幅に増やす。

6/14 日立ソフト、OBらが「よろず相談員」(日経):日立ソフトウェアエンジニアリングは定年後に再雇用したOBや定年間近のベテラン社員による「よろず相談員」制度を導入した。

6/14 就活「納得できるまで」(日経):11年春採用を目指す学生の就職活動が中期化している。意中の企業から内定が取れず、いったん取った内定を辞退して就活を続ける学生も多いという。実情を伝えている。

6/14 中国「安い労働者の乱」(朝日):中国でストライキが続発している背景を探っている。

6/13 中国製造業、賃上げ広がる(日経):中国の製造拠点での賃上げが広がりを見せている。最近の労使関係や賃上げを巡る動きをまとめてる。

6/12 「登録型派遣」急速に縮小(日経):派遣会社に登録し、仕事があるときだけ働く「登録型派遣」が急速に縮小しているという。背景を探っている。

6/11 求人倍率、都市部で急低下(日経):都市部で有効求人倍率が急低下している。2009年度の東京都や愛知県の求人倍率は景気拡大期の06年度に比べ6〜7割低下、10年度に入っても低迷しているという。

6/11 トヨタ「係長」20年ぶリ復活(日経):トヨタ自動車は「係長職」を約20年ぶりに復活させる。まず技術開発部門の約1000人を係長級として一定の権限を持たせ、5人程度の部下の管理や指導を徹底させる。

6/11 企業年金減額巡りNTT敗訴(朝日):NTTグループが退職者約14万人に支払う企業年金の減額を厚生労働省が認めなかったのは不当として、NTT側が国を相手に処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁は8日、上告を退ける決定をした。

6/11 大手春闘妥結額横ばい(朝日、日経):日本経団連が10日発表した2010年春闘での大手企業の組合員平均妥結額は、前年より128円多い5886円で前年比ほぼ横ばいだった。

6/11 男女の差「違憲」、国が控訴断念へ(朝日):労働災害で顔などに重い傷跡が残った場合、男性が女性より低い障害等級に認定される国の基準について京都地裁が違憲と判断したのに対し、国は10日、控訴を断念する方針を決めた。

6/11 ニュースがわからん!(朝日):「みなし労働時間制」について解説している。