2010年8月下旬の労働関連の記事

8/31 職業能力に「段位」(日経):政府は環境や介護などの分野ごとに、知識や技術に応じて「段位」を得られる制度を導入する。31日に「実践キャリアアップ戦略推進チーム」の作業部会の初会合を開き、議論を始める。

8/31 組織をいかす・2(朝日):成果主義を見直す企業が増えているという。京王プラザホテルやジョンソン・エンド・ジョンソンなどを取り上げている。

8/31 最賃引き上げへ中小企業を支援(朝日):厚生労働省は30日、最低賃金を着実に引き上げるため、来年度の概算要求に中小企業支援策62億円を盛り込むことを発表した。「賃金改善奨励金」として企業が事業所内で最も低い時給を計画的に800円以上に引き上げる場合、1事業所につき年15万円〜70万円を支給する。

8/31 政府、経済対策基本方針決定(日経、朝日):政府は30日、雇用充実などを狙った経済対策の基本方針を決定した。ジョブサポーターを増員し、新卒者体験雇用(トライアル雇用)を拡充する。

8/31 リーガル3分間ゼミ(日経):喫煙所なく事務所のベランダで喫煙していたところ、上司に見つかり懲戒処分を受けてしまったという事例を取り上げている。

8/30 会社の常識、新入社員Q&A(日経):自宅で副業したいという新入社員の相談に答えている。

8/30 新日鉄エンジ、ノウハウ共有へ職場越え研修会(日経):新日鉄エンジニアリングは2010年度中に、普段は違う職場で働いている約10人の社員が仕事の進め方などのノウハウを共有する1泊2日の研修会を10回開催する。

8/30 エーザイ、難病の子どもらと交流(日経):エーザイは10月から社員研修の一環として難病の子どもとその家族を東京ディズニーランドに無料で招待し、エーザイの社員がボランティアとしてエスコートする活動を始める。

8/30 アウンコンサル、外国人の採用拡大(日経):検索エンジンマーケティングのアウンコンサルティングは外国人の採用を拡大する。3年後をメドに年間の新卒採用10人のうち半分を外国籍の人材とする。

8/30 中国駐在員、心のケア重要(日経):中国に進出する日本企業の間で、駐在員のメンタルヘルスが深刻な問題になっているという。実態を探っている。

8/30 既卒採用企業へ奨励金(朝日):新卒者、既卒者の雇用を確保するために菅内閣が検討している緊急対策の全容が判明した。卒業後3年以内の既卒者の正規採用やトライアル雇用を行う企業に奨励金を出すことなどが柱。

8/29 ソフトバンク、「社内大学」を新設(日経):ソフトバンクはグループ社員約2万2000人を対象とした研修機関「ソフトバンクユニバーシティ」を9月1日に新設する。

8/29 転職求人倍率1倍超に回復(朝日):7月の転職求人倍率が1.01倍となり、1年半ぶりに1倍を上回ったことが、転職サイト「DODA(デューダ)」を手がける人材サービス大手インテリジェンスの調べでわかった。

8/28 地域雇用6万人創出(日経):政府が検討する若者の就職支援策の概要が27日わかった。今年度末で終わる地方向けの雇用対策基金を1500億円積み増して1年延長。医療や介護などで新卒者を中心に計6万人の雇用を生み出す。

8/28 失業率5.2%、0.1ポイント改善(朝日):27日に発表された7月の完全失業率(季節調整値)は5.2%で、前月より0.1ポイント改善した。失業率の改善は6カ月ぶり。7月の有効求人倍率(同)も、前月より0.01ポイント高い0.53倍で3カ月連続の改善。

8/28 日韓労組、共同シンポ(朝日):連合と韓国労働組合総連盟(韓国労総)が27日、非正規雇用をめぐるシンポジウムを連合本部で開催。非正規労働者の組合員化を進め、アジア地域で労組の連携を強化することを確認した。

8/26 日清食品、若手に海外研修制度(朝日):日清食品ホールディングスは英語か中国語の語学力が一定水準に達した若手社員全員に、海外の現地法人で研修できる新制度を始める。

8/25 看護師さん、辞めないで(日経):女性比率が高い看護職で働き方の見直しが進んでいる。ワークライフバランス(仕事と生活の調和)の実現に動きだした岡山旭東病院(岡山市)や聖隷横浜病院などを紹介している。

8/24  中途入社に一時金(日経):プログラマーやシステムエンジニア(SE)など技術者を確保するために、インターネット各社が激しい競争を繰り広げている。SNS大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は8月に入り、一定の条件を満たす中途採用の技術者に対し、入社時に200万円を支給する制度を導入。グリーやドワンゴも一時金支払い制度を導入する。

8/24  組織をいかす・1(朝日):激変する経営環境のもと、働く人の能力を引き出そうと腐心する企業の取り組みを紹介する連載記事の第1回目。パソナが3年前に始めた「シャドーキャビネット(影の内閣)」などを取り上げている。

8/24  日本電産、部長は「トリリンガル」必須(朝日):日本電産は、2015年から部長代理相当職以上の管理職への昇進に、日本語を除く外国語1カ国語の習得を求める。20年からは、部長になるには外国語2カ国語の習得を条件にする方針。

8/24  朝活、出勤前にカツ!(朝日):朝の通勤前の時間を活用し、勉強したり交流会に参加したりする(=朝活)ビジネスマンたちに密着している。

8/23  リーガル3分間ゼミ(日経):取引先から従業員の派遣をもとめられたという家電製品メーカー社員の相談に答えている。

8/23 会社の常識、新入社員Q&A(日経):夏休み中、海外で非営利組織(NPO)活動に参加してもいいのでしょうか、という新入社員の質問にアドバイスしている。

8/23 大和ハウス、最長で1年の介護休業(日経):大和ハウス工業は要介護の親を持つ社員が対象家族1人につき、法定の休業に加えて9カ月間の休業か、1日1〜2時間の業務短縮を選択できる介護支援制度を8月に導入した。休業期間中は給与の支給がないものの、法定分を合わせると最長で1年間の介護休業が取得できるようになる。

8/23 ホソカワミクロン、人材育成などを賞与評価対象に(日経):粉体処理装置大手のホソカワミクロンは10月から、人材育成など将来を見据えた取り組みを賞与の評価対象に加える「バランススコアカード」制度を導入する。

8/23 東急ストア全店長対象、連続2週間休暇義務(日経):東急ストアは店長に連続2週間の休暇取得を義務付ける。

8/23 千代田化工、中途採用6倍に(日経):千代田化工建設は今年度中に例年の6倍に当たる約60人の中途採用を実施する。客先である石油・エネルギー会社や、ゼネコンなど異業種の経験者を広く募集する。

8/23 「内定後も就活」秋の陣(日経):すでに内定を得た学生の中に、「納得できる就職」を目指し、就職活動を継続する動きがあり、また企業側も「内定辞退者」の増加をにらんで秋採用の枠を広げようとしていることから猛暑の中、熱い戦いが続いているという。就活戦線の終盤を追っている。

8/23 中国地方政府、最低賃金上げ相次ぐ(日経):中国の地方政府の間で相次いでいる、法定最低賃金を引き上げる動きについて伝えている。

8/22 心の病抱える従業員、増加傾向(朝日):うつ病など心の病を抱える従業員が、最近3年間で44.6%の企業が増加傾向にあることが、日本生産性本部のアンケートでわかった。精神医学を専門とする産業医を置いている企業は36.3%で、前回の24.5%より増えた。