2010年11月上旬の労働関連の記事

11/10 日航、整理解雇へ最終調整(日経、朝日):会社更生手続き中の日本航空が9日、整理解雇を実施する方向で最終調整に入った。

11/10 就活早期化是正へ、商社団体方針(朝日):新卒者の採用活動の時期を見直す議論が経済界で本格化してきた。日本経済団体連合会は、今の大学2年生が中心になる2013年春入社の採用活動について検討を始めた。議論の口火を切った商社と、電機、化学・医薬業界の人事担当者に聞いている。

11/9 「派遣村」見送り(日経):政府は8日、年末・年始の生活困窮者支援として11〜12月に全国172地域で就職面接会や就職支援セミナーを開く方針を固めた。住居のない失業者が対象の「公設派遣村」は見送る方針。

11/9 メンタル不調者の復帰後押し(日経):精神的な不調を訴える人が増加し、職場で復帰支援の動きが広がっている。農村体験を取り入れたり、生活リズムの指導をしたりときめ細かな対策に取り組む企業を取り上げている。

11/9 若者は今・3(朝日):雇用のミスマッチが叫ばれる中、自分なりの就職活動をしていくうちに考え方が変わり、中堅・中小企業への就職を決めた若者たちに密着している。

11/9 就活サイト、開設遅らす(朝日):リクルートや毎日コミュニケーションズなどが、新卒採用情報を提供しているウェブサイトの開設時期を来年から1カ月以上遅らせ、10月1日から11月1日以降にする。

11/8 リーガル3分間ゼミ(日経):「ヒゲはダメ」と上司から注意された30代の男性会社員の相談に答えている。

11/8 会社の常識、新入社員Q&A(日経):社内留学直後に転職できますか、という新入社員からの質問に答えている。

11/8 日本触媒、月26時間の作業削減活動(日経):日本触媒は主力工場の姫路製造所で作業時間を1人当たり月に約26時間減らす活動を始める。2011年度から3カ年で実現を目指す。

11/8 エムグラントフードサービス、店舗勤務中は原則禁煙に(日経):ステーキ店などを運営するエムグラントフードサービスは11月から、店舗で働く従業員を対象に休憩時間を含む勤務時間中は原則禁煙とした。

11/8 神戸製鋼、海外駐在経験を800人に倍増(日経):神戸製鋼所は2020年までに海外駐在経験者を800人に倍増する。

11/8 NECの健康管理活動、グループ社員参加可能に(日経):NECは2010年度中にグループ会社も含めた全社員が自己健康管理活動に参加できるようにする。

11/8 サイボウズ、全社員に在宅勤務制度(日経):業務用ソフトウエアのサイボウズは2010年8月、全社員を対象に在宅勤務制度を導入した。在宅勤務の現場を追っている。

11/8 就活これでいいの(朝日):大学生の就職活動のあり方を見直す動きが活発化し、大学や企業、学生らによる対話の場が相次いで設けられている。先月、慶応大で学生や企業、大学関係者で行われた議論の様子などを取り上げている。

11/8 課長4割「いきいき働けず」(朝日):産業能率大の調査によると、上場企業の課長の約4割が「自分はいきいきと働いていない」と感じていることがわかった。

11/8 協同労働、じわり拡大(朝日):働く人々が出資し、経営にも参加して仕事をつくり出す「協同労働の協同組合」の活動が広がっているいるという。栃木県那須塩原市にある「こども館くれよん」を取り上げている。

11/8 日航、希望退職の目標未達へ(朝日):会社更生手続き中の日本航空が9日を期限に最終募集している希望退職で、応募者数が目標の270人を下回ることが避けられない見通しになった。日航や企業再生機構は、「整理解雇」に踏み切るかどうか今月中にも判断する。

11/7 ニッポンこの20年 第2部民力低下・6(日経):競争力の源泉である人材の確保に日本企業が苦しんでいるのは、年功型から成果重視への賃金制度改革が停滞したことが背景にあるとし、その原因を探っている。

11/7 12年春の新卒大学生の就活、本格スタート(日経):2012年春卒業予定の大学生らを対象とした国内最大規模の合同企業説明会「開幕★LIVE東京」が6日、都内で開かれ、大学3年生の就職活動が本格始動した。

11/6 米雇用15万人増(朝日、日経):米労働省が5日発表した10月の米雇用統計で、非農業部門の就業者数が前月より15万1000人増え、5カ月ぶりに増加に転じた。同時に発表された失業率は前月と変わらず、9.6%だった。

11/5 新卒採用の開始時期、5割超「遅らせるべき」(日経):帝国バンクが4日発表した調査によると、例年4月ごろに始まる新卒採用時期について、主要企業の5割超が現在よりも新卒採用活動の開始時期を遅らせるべきだと考えていることが明らかになった。

11/3 春闘の基本構想を了承(朝日):東京都内で1日始まった連合の中央討論集会は2日、1997年の賃金水準に早く戻すとする2011年春闘の基本構想を了承して閉会した。

11/3 ハローワーク職業紹介業務、自治体の意向反映(朝日):厚生労働省は2日、国の出先機関改革の対象であるハローワークについて、事務や権限は国が維持するとした再検討結果を、地域主権戦略会議へ提出した。一方で自治体に国への「指示権」を認め、将来的に法制化するとした。

11/2 製造業派遣の利用企業、8割超「禁止に反対」(日経):製造系の人材サービス会社でつくる日本生産技能労務協会のまとめによると、製造業派遣を利用しているメーカーの8割超が、製造業派遣の禁止に反対していることがわかった。

11/2 夏の賞与4年ぶり増加(日経):厚生労働省が1日発表した9月の毎月勤労統計調査によると、6〜8月に支払った2010年夏の賞与は全産業ベースで1人あたり平均36万7178円になり、前年比で1.1%増えた。夏の賞与としては4年ぶりの増加。

11/2 リクルーター、トヨタが復活(日経):トヨタ自動車は2012年春入社の大卒事務系の採用活動で、8年ぶりにリクルーター制度を復活させる。

11/2 若者は今・2(朝日):日本企業の「グローバル採用」が加速する一方で、日本の大学生は「内向き」になったといわれ、海外留学者数の減少がそれをあらわしてる。その背景には、企業の採用活動が早期化しているという事情があり、学生たちはグローバル化と早期化との間で立ちすくんでいるという。

11/1 リーガル3分間ゼミ(日経):社長がツイッターで重要事項を公表することについて、問題点を整理している。

11/1 会社の常識、新入社員Q&A(日経):入社して8カ月、いま退社したら退職金はもらえますか、という新入社員の質問に答えている。

11/1 エイベックス、賞与の評価を部門ごとに(日経):エイベックスは新人アーティスト発掘など、業績への貢献度が大きく変動する部門に対し、従来より成果への連動性が高い賞与制度を導入した。

11/1 ソフトバンク、12年の新卒採用にツイッター活用(日経):ソフトバンクは2012年春の新卒採用から、ミニブログの「ツイッター」と動画共有サービスの「ユーストリーム」を使って学生に情報を提供する。

11/1 日本ピストンリング、若手社員に全寮制研修(日経):自動車部品メーカーの日本ピストンリングは若手社員を対象に、ものづくりの基礎を教える全寮制の研修「ものづくり学校」を始めた。

11/1 大成建設、入社後すぐに海外研修(日経):今年度から入社したての新人をすぐに海外の現場に送り込む研修を始めた大成建設を取り上げている。

11/1 「就活」は大学4年以降に(日経):企業の新卒採用活動の現状について、国際交流基金理事長の小倉和夫氏に話を聞いている。

11/1 職のミスマッチ拡大(日経):完全失業率が5%台で高止まりしているのは、産業構造の変化に伴い、企業と仕事を探す人の希望がかみ合わない「ミスマッチ」が拡大しているためだとし、ミスマッチ解消に向けて政府が打ち出した主な政策を検証している。