2012年2月下旬の労働関連の記事

2/29 入職率、04年以降で最低(朝日、日経):厚生労働省が28日発表した2011年上半期の雇用動向調査によると、昨年1〜6月に転職や新たに就職した人が労働者全体に占める割合(入職率)は、前年同期比0.2ポイント減の8.2%だった。現在の調査方法になった04年以降で最低になった。一方、離職率は同0.3ポイント減の8.2%だった。

2/28 社員食堂で交流しよう(日経):社員食堂がコミュニケーションを養う場として生まれ変わりつつある。最近は社内の交流や勉強会の場としての活用も進んでいるという。三菱商事や楽天などを取り上げている。

2/28 メガネスーパー、希望退職450人募集(日経):メガネスーパーは27日、全従業員(1730人)の26%にあたる450人の希望退職を募集すると発表した。

2/27 セクハラ専門の労組(日経):セクハラなど女性の労働問題を専門に対応しようと、過去に被害に遭った女性らが労組「パープル・ユニオン」をつくり、26日に東京都内で結成総会を開いた。

2/27 リーガル3分間ゼミ(日経):就職活動で得た企業の情報を、他人に公開することの是非について解説している。

2/27 エールライフ、内定者らに夜通し歩行研修(日経):エールライフは企業の内定者や新入社員向けに全長50キロメートルのコースを夜通し歩く研修サービスを今春始める。

2/27 LIXIL、幹部候補にMBA取得制度(日経):LIXILは、若手社員に経営学修士号(MBA)を取得させ、幹部候補生として育てる。対象は入社5年目以上で32歳以下の正社員。同じ住生活グループ傘下のサンウエーブ工業からも応募できる。

2/27 大学院に通い仕事の壁克服(日経):通勤しながら自費で大学院に通い、仕事上の壁を乗り越えようとする社会人が目立つという。実情を探っている。

2/27 正社員採用前提の人材、ビー・スタイルが派遣(日経):人材派遣のビー・スタイルは、顧客企業が正社員として採用することを前提とした派遣サービスを本格的に始める。

2/25 '12賃金・雇用Q&A・下(日経):2012年春の労使交渉のポイントを解説。第3回目は、多くの労働組合が60歳の定年後にも希望者全員が働ける「継続雇用」の拡充を要求した背景をまとめている。

2/25 ソニー・ミュージック 新卒採用の応募は動画だけ(日経):ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は2013年の新卒採用で、スマートフォンなどで自分を撮影して動画データを送る「ムービー面接」を導入する。

2/25 電力、一時金交渉を休止(日経、朝日):電力大手の12労働組合が2012年の春季労使交渉で一時金に関する協議を休止していることが24日分かった。冬の電力安定供給のため設備保守などの日常業務を優先し交渉を自粛する。

2/25 ソフトバンク2400人採用(日経):ソフトバンクグループの2013年春入社の大学新卒採用は、12年春入社に比べ倍増の1000人を計画、中途は12年度中に11年度の2.6倍となる1450人を採用する。

2/25 原発作業員の労災初認定(日経):東京電力福島第1原発事故後の作業中に死亡した静岡県御前崎市の配管工、大角信勝さんの遺族の労災申請に対し、横浜南労働基準監督署は24日、「過労が原因の心筋梗塞」として労災を認定した。厚生労働省によると、福島第1原発事故をめぐる作業員の過労死認定は初めて。

2/24 '12賃金・雇用Q&A・中(日経):2012年春の労使交渉のポイントを解説。第2回目は「定期昇給(定昇)」の「延期・凍結」について。

2/24 石綿で肺がん 国の基準「合理性ない」(日経):11年5カ月にわたりアスベスト(石綿)を扱い肺がんを発症したのに、労災認定をしなかったのは不当だとして、新日本製鉄君津製鉄所の元従業員男性が木更津労働基準監督署の処分取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、「国の認定基準に合理性はない」と判断し、訴えを認め処分を取り消した。

2/24 教諭過労自殺は公務災害(日経):京都市立中学校の教諭だった男性がうつ病となり自殺したのは過労が原因だったとして、妻が公務災害と認定するよう求めた訴訟の控訴審で、大作高裁は23日、請求を退けた一審・京都地裁判決を取り消し、地方公務員災害補償基金に対し認定を義務付ける逆転判決を言い渡した。

2/24 シューカツは今・3(朝日):就職活動がうまくいかないことから心を病んでしまう学生が増えていることや、焦りから「ブラック企業」に就職してしまい被害に遭うケースの増加などを取り上げている。

2/24 大学ごとの採用枠公表を提言(朝日):経済同友会は23日、企業の新卒採用について、大学ごとの人数の実績などを公表して採用基準をより明確にするよう求める提言を発表した。

2/23 '12賃金・雇用Q&A・上(日経):2012年春の労使交渉のポイントを解説。第1回目は「賃金改善」と「一時金」について。

2/23 「65歳以降も仕事」半数超(日経):団塊の世代を含む60〜64歳の5割超が65歳以降も仕事を続けたいと考えていることが22日、厚生労働省の「中高年者縦断調査」で分かった。

2/23 第一生命 一般職の1割超、総合職に(日経):第一生命保険は2012年度から、女性が大半を占める一般職(エリア職員)のうち1割超にあたる約600人を総合職(グローバル職員)の業務に配置する方針。

2/23 男女の賃金格差、最小(日経):厚生労働省が22日発表した賃金構造基本統計調査(全国)によると、2011年のパートを除く一般労働者の平均賃金で、男女間の賃金格差が過去最小となった。全体の賃金も前年比0.2%増の29万6800円で2年連続のプラスとなった。

2/22 大学開国・3(日経):日立製作所は秋も入社式を開き、住友化学は中国人学生を対象にインターンシップ(就業体験)で青田買いを拡大するなど、大学よりもグローバル化の先を行っている産業界の動向を取り上げている。

2/22 ワタミ新入社員「業務負荷で自殺」(朝日):居酒屋「和民」を展開するワタミフードサービスの神奈川県横須賀市の店に勤め、入社2カ月で自殺した女性社員について、神奈川労災補償保険審査官が労災適用を認める決定をしたことが分かった。決定は14日付。

2/21 認可保育園に入れない!(日経):認可保育園の4月入園を目指して申し込みをした人に、内定が出始めた。認可保育園に入れなかった場合、今からできる対策について考えている。

2/21 富士通 13年春、大卒540人採用(日経):富士通は2013年春に540人の大卒新卒を採用する。13年春から、文系学生を対象に営業や購買、法務など職種別に採用する新制度を導入する。

2/21 みずほ 入社後すぐ海外も(朝日):みずほフィナンシャルグループは2013年春の採用計画を20日発表し、新卒採用者を最初から海外に赴任させる採用枠を設けることを明らかにした。数人程度を採用する見込み。

2/21 非正社員、最高を更新(朝日、日経):総務省が20日発表した労働力調査の2011年平均の詳細集計によると、非正社員が全雇用者に占める割合は35.2%となり、前年に比べ0.8ポイント上昇した。