2012年4月上旬の労働関連の記事

4/10 時の回廊(朝日夕刊):ルポライターの鎌田慧が1972年、愛知県豊田市にあるトヨタ自動車工場で6カ月間、期間工として働いた体験をもとに書いた「自動車絶望工場」。若者たちの「夢」が日々、「絶望」へと変わっていく構造は40年たった今でも変わっていない。当時を振り返ってもらっている。

4/10 ソニー1万人削減(日経、朝日):ソニーがグループ全体で約1万人の従業員の削減を決めた。最近の主な動きをまとめている。

4/10 若年失業深刻 南欧悩む(日経):南欧諸国で若年層の失業が深刻になってきた。25歳未満の失業率はスペインで2月に50%を超え、イタリアやポルトガルで3割を上回った。原因を探っている。

4/10 リレーオピニオン されどシューカツ・3(朝日):甲南大准教授の阿部真大さんによる就活論。「やりがい」を重視しすぎる学生たちへ注意を呼び掛けている。

4/10 日航、3年ぶり新卒採用へ(朝日、日経):経営再建中の日本航空は9日、新卒採用を3年ぶりに再開すると発表した。2013年春に入社する事務系の総合職(業務企画職)30人程度と客室乗務員(契約社員)200人程度。

4/9 トップが語るワークライフバランス(日経夕刊):先進企業のトップにワークライフバランスをどうとらえ、何を目指しているかを語ってもらう連載記事。第1回目はりそなホールディングスの細谷英二会長に話を聞いている。

4/9 親カツセミナー(朝日夕刊):帝国データバンクの松本誠一氏による親子就活セミナー。親こそが先入観を捨て、子どもにとっての「良い会社」選びを支援するべきだとしている。

4/9 就職なんでも塾(朝日夕刊):「採用面接で何を質問されるか不安です。どのように模範回答を準備すれば良いでしょうか」という就活中の学生からの質問に答えている。

4/9 ソニー、1万人削減へ(朝日夕刊、日経夕刊):ソニーは9日、経営再建策の一環として、年内にも国内外で合計1万人規模の従業員を削減する方針を固めた。

4/7 マツキヨ、女性店長倍増(日経):マツモトキヨシは2012年度中に女性店長を現在の2倍の100人に増やす。

4/7 東電の依願退職、例年の3倍超に(日経):東京電力の2011年度の依願退職者数が例年の3倍を超える約460人に上ることが明らかになった。

4/7 東北電は賞与2割カット(朝日):東北電力の2012年度の年間賞与をめぐる労使交渉は、前年度比19.5%減の133万円(組合員平均)で決着した。

4/7 春闘の賃上げ、前年並み(朝日、日経):経団連は6日、2012年春闘の第1回集計を発表した。大手企業の平均賃上げ額は、組合員平均で月6240円。賃上げ率は1.94%で、前年の第1回集計(1.97%)とほぼ同じ水準。

4/7 米雇用 予想下回る(朝日、日経):米労働省が6日発表した3月の米雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月比で12万人の増加にとどまった。前月(24万人増)から半減した。

4/7 シャープ、採用を半減(朝日、日経):シャープは6日、2013年度中に国内で採用する大卒者を、前年度(240人)のほぼ半減となる130人にすると発表した。過去30年間で最小。海外での採用数は前年度と同じ400人を維持する。

4/6 パイロットも高齢者活用(日経):国土交通省はひとつの航空機に60歳以上のパイロットを2人乗せることを認める方針を決めた。60歳以上は「加齢乗員」と呼ばれ、これまで「1機に1人まで」と制限されていた。

4/6 ヤマトが通年採用(日経):ヤマトホールディングス(HD)傘下のヤマト運輸は5月から大卒を対象に通年採用を始める。

4/6 豪労使紛争、日本勢に打撃(日経):成長に陰りが見えるオーストラリアで賃上げなどを求める労使紛争が増加している。日本企業の活動への影響を伝えている。

4/6 「非正規」労働を考える・3(朝日):東京や京都、仙台で労働相談活動をしているNPO法人、POSSEの今野晴貴代表に「若者の働く現場」について聞いている。

4/6 関電や四電など、ボーナス減(朝日):年間一時金をめぐる電力各社の今春の労使交渉が5日、妥結した。関西電力や四国電力では、前年比で過去最大の下げ幅となった。

4/6 12年度予算成立(朝日):2012年度予算が成立した。大学を卒業する人たちへの就職相談にのる事業などに95億円、失業手当がもらえない人に生活費や職業訓練などの場を提供するため、1383億円を盛り込んだ。

4/5 がん患者の就労 どう支援(日経夕刊):がん患者の5年生存率の平均が50%を超えるようになり、治療を続けながら働くがん患者が増えている。就労支援に乗り出す企業や、夜間診療や心のケアで後方支援する病院などを取り上げている。

4/5 イタリア内閣、「解雇容認」を一部修正(日経夕刊):イタリアのモンティ内閣は4日、労働組合などの反対を受け、閣議決定済みの労働法改正案を一部修正することを決めた。経済的理由で従業員を解雇した場合、裁判所の判断次第で職場復帰を可能にする。

4/5 働く女性 増えたけど(朝日):企業の中で、男女の差別的な取り扱いを禁止した「男女雇用機会均等法」が施行されて四半世紀。女性が働く環境は変わったか、検証している。

4/5 米ヤフー2000人減(朝日、日経):業績不振に陥っているインターネット検索大手の米ヤフーは4日、従業員の14%にあたる約2000人を削減する大規模なリストラ策を発表した。

4/4 USEN、癒し音楽で支援(日経夕刊):USENが音楽配信を通じ、企業向けに職場のメンタルヘルス対策支援を拡大する」。厚生労働省が企業に社員の心のケアの充実を求める法改正案を国会に提出しており、企業から問い合わせが増えているという。

4/4 留学生「シューカツ」奮闘(日経夕刊):来春卒業する大学生の就職活動が本格化する中、同じく就職に向け奮闘している外国人留学たちの様子を取り上げている。

4/4 東電、賞与見送りへ(朝日、日経):東京電力は、この夏の社員へのボーナス支給を見送る方向で検討に入った。近く労働組合に提案する。

4/4 イタリア失業率悪化(朝日):イタリア政府統計局は2日、2012年2月の失業率が1月より0.2ポイント悪化し、9.3%になったと発表した。失業率が月ごとの発表になった04年1月以降、最悪の数字だという。

4/3 所定内給与 2月、うるう年で増加(日経夕刊):厚生労働省が3日発表した2月の毎月勤労統計調査(速報)によると、労働者1人あたりの「所定内給与」は前年同月比0.7%増の24万3738円だった。うるう年で例年よりも平日が多かったことが寄与した。

4/3 国家公務員採用、56%減閣議決定(朝日夕刊、日経夕刊、4日の朝日と日経):野田内閣は3日、2013年4月1日付で新規採用する国家公務員数を、09年9月の政権交代前より56%削減することを閣議決定した。09年度の新規採用8511人に対し、13年度は3780人となる。

4/3 昨冬の賞与1.9%減(朝日夕刊):厚生労働省が3日発表した毎月勤労統計調査によると、2011年冬の賞与は10年より1.9%減となる平均37万2471円で、3年連続で過去最低を更新した。

4/3 外務省警備員、過労死を認定(日経):外務省に警備員として派遣され、昨年3月に病死した男性について、渋谷労働基準監督署が、長時間労働による過労死として今年3月に労災認定していたことが2日、分かった。

4/3 入社トップ訓示(日経):主要企業が2日、一斉に入社式を開いた。主なトップ訓示を紹介している。

4/3 大手証券 新卒採用9%増(日経):野村証券など国内証券大手5社の2013年度(来春入社)の採用計画人数は、12年度実績に比べ約9%増の計1760人程度になる見通しだ。

4/3 育児と仕事 みんなどうしてる(朝日):朝日新聞夕刊「女子組」の読者モニターら4人に、仕事と子育てについて経験や思いを語ってもらっている。

4/2 育休復帰後 周囲の力、上手に借りよう(日経夕刊):育児と仕事の両立を実現するには、不安や悩みを1人で抱え込まず、家族や保育園、職場の同僚と上手に付き合うことが大切だとし、注意点をまとめている。

4/2 入社式トップ訓示(日経夕刊):新年度のスタートとなった2日、多くの企業が一斉に入社式を開いた。パナソニックやシャープソニーなどの様子を伝えている。

4/2 就職なんでも塾(朝日夕刊):「グループ面接で、他の学生の話が長かった場合、同様に長く話してアピールしてもいいですか」という就活中の学生からの質問に答えている。

4/2 親カツセミナー(朝日夕刊):人材ビジネス会社、クオリティ・オブ・ライフの原正紀社長による親子就活セミナー。子の就職を親が適正に行うコツを伝授している。

4/2 13年卒就活 選考本格スタート(日経):国内の主要企業が1日、2013年卒業予定の大学生らを対象とした面接や筆記試験などの実質的な選考活動をスタートした。学生たちの様子を伝えている。

4/2 リーガル3分間ゼミ(日経):上司の不正を見つけてしまったときの対処方法について解説している。

4/2 日本通運、九州地区で中国人採用(日経):日本通運は九州ブロックで初の中国人社員を4月に採用する。今後5年で韓国人やインド人、インドネシア人の採用も検討する。

4/2 流通大手が入社式(日経):新年度を迎えた1日、流通大手などが入社式を開いた。高島屋やイオンなどの様子を取り上げている。

4/2 就活 本格スタート(朝日):来春卒業の大学生らを対象にした面接や採用試験などの「選考活動」が1日に解禁され、多くの企業で始まった。東京都新宿区の損保ジャパン本社の1次面接の様子を伝えている。