2012年6月上旬の労働関連の記事

6/10 東電、年俸制導入を前倒し(朝日):東京電力は、2013年度からを予定していた全社員を対象にした「年俸制」を、今年10月にも前倒しで導入する方針だ。近く詳細を決め、労働組合との本格的な協議に入るとみられる。

6/9 5月の企業倒産件数、3カ月ぶり増加(日経):東京商工リサーチが8日発表した5月の全国の企業倒産件数は前年同月比7.1%増の1148件となり、3カ月ぶりに前年同月を上回った。

6/9 ユニクロ、大学1、2年生10人に内々定(朝日):ユニクロの柳井正社長は8日、朝日新聞のインタビューで、今月までに大学1、2年生約10人に入社の内々定を出したことを明らかにした。

6/8 人減らし社会・3(朝日):強引な解雇理由や執拗な退職勧奨など、働き手の無知につけこんで解雇する事例を取り上げている。

6/6 「一企業に長く」5割超(日経):転職せずに一つの企業に長く勤め、経験を積みたいと考える「一企業キャリア派」の割合が、20代で51.1%とこれまでで最高になったことが労働政策研究・研修機構の調査で分かった。

6/6 日本郵政 成果給拡大へ(朝日):日本郵政グループが、基本給を引き下げて成果給を拡大する新たな給与制度を導入する方針であることが5日分かった。

6/5 東電、正式に年金減額へ(朝日、日経):東京電力は4日、企業年金の減額に同意した年金受給者が約83%に達したと発表した。

6/4 就職なんでも塾(朝日夕刊):「6月に入っても就活がうまくいきません。周りが決まって行く中、焦っています。打開する方法はありますか?」と悩む学生にアドバイスしている。

6/4 親カツセミナー(朝日夕刊):帝国データバンクの松本誠一氏による親子就活セミナー。隠れた名企業を探すコツを伝授している。

6/4 うちへおいでよ成長企業(朝日夕刊):ゴム・樹脂製品製造業のモルテンを取り上げている。

6/2 三越伊勢丹 8月に休業日、対象店を拡大(日経):三越伊勢丹ホールディングスは8月、伊勢丹新宿本店など首都圏9店で1〜2日の休業日を設ける。主要5店では営業時間も短縮し、店員の労働環境を改善する。

6/2 日野自系社員、自殺を労災認定(日経):日野自動車の販売子会社、東京日野自動車の男性社員(当時47)が自殺したのは「過労によるうつ病が原因」として、埼玉労働者災害補償保険審査官が、遺族の労災申請を不支給とした春日部労働基準監督署の決定を取り消し、労災と認定したことが1日、分かった。

6/2 「総評」の名消える(日経):日本の労働・社会運動の拠点となってきた東京・神田駿河台の「総評会館」が1日、「連合会館」に名称を変更し、玄関先に設置した新たな表示板の除幕式が開かれた。

6/2 米雇用 一段と鈍化(日経、朝日):米労働省が1日発表した5月の雇用統計によると非農業部門の雇用者数は前月比6万9000人増にとどまり、2011年5月以来、1年ぶりの低水準となった。失業率は前月より0.1ポイント高い8.2%に上昇した。

6/2 東京電力、退職者年金引き下げへ(朝日):東京電力は、退職者に支払っている企業年金を、早ければ10月支給分から減額する。

6/1 高校の就業体験導入 10年で2.5倍(日経夕刊):高校でインターンシップを導入する動きが広がっている。家庭の事情を考慮して有給型の「バイターン」と呼ばれる仕組みも登場している。

6/1 モンシュシュ、残業代未払い(朝日夕刊):人気ロールケーキ「堂島ロール」で知られる洋菓子会社「モンシュシュ」が、約150人の正社員の一部に残業手当の未払いがあったとして、天満労働基準監督署から5月に是正勧告を受けていたことが分かった。

6/1 マツダ、欧米の販売管理250人減(日経):マツダは国内外の販売管理体制を刷新する。2012年度中に欧米の販売統括部門の4分の1にあたる250人程度を削減する。国内では広島にある本社に販売統括機構を集約し、配置転換だけにとどめる方針。

6/1 人減らし社会・2(朝日):企業の経営環境が厳しさを増すなか、事業の見直しに伴い、工場閉鎖による解雇など職場ごとリストラされる例が増えている。半導体の材料をつくるシルトロニック・ジャパン光工場、TDKの下請け工場、アジア特殊製鋼などの事例を取り上げている。

6/1 残業代7カ月連続増(朝日):厚生労働省が31日発表した4月の毎月勤労統計調査(速報)によると、残業代などの所定外給与は前年同月比4.9%増の1万9334円で、7カ月連続で増えた。

6/1 夏のボーナス3年ぶり減(朝日):経団連が31日発表した大手企業の夏のボーナス調査(第1回集計)によると、すでに妥結した80社の平均妥結額は前年夏より3.54%減って77万2780円だった。3年ぶりの減少。