2013年2月中旬の労働関連の記事

2/20 職場のパワハラ どう防ぐ?(日経):どうすれば職場のパワーハラスメントを防ぐことができるのか。各企業の取り組みをまとめている。

2/20 働き方を変える・下(日経):慶応義塾大学の山本勲准教授と早稲田大学の黒田祥子准教授による経済教室。日本人の非効率な長時間労働を是正するには、有給休暇の完全取得を促す制度の整備が必要だと提言している。

2/20 世帯収入、共働きで維持(日経):世帯の収入を共働きで維持しようとする傾向が一段と鮮明になってきた。総務省が19日に発表した2012年の家計調査によると、世帯主の収入は0.2%増にとどまったが、女性配偶者の収入が5万9177円と11%増え、記録が残る1963年以降で最高となった。

2/20 胆管がん労災認定へ(朝日):印刷会社で働いていて胆管がんになった人や遺族から労災請求が相次いでいる問題で、厚生労働省は、大阪市の印刷会社で働いていた16人(うち7人死亡)の請求を認める方針を固めた。胆管がんの労災認定は初めて。

2/20 非正規労働者35.2%に増加(朝日):総務省が19日発表した2012年平均(速報)の労働力調査詳細集計によると、非正規労働者が雇用者(役員を除く)に占める割合は35.2%となった。前年より0.1ポイント上昇し、3年連続で過去最高を更新した。

2/19 働き方を変える・上(日経):お茶の水女子大学の永瀬伸子教授による経済教室。少子化が進む日本にとって、子育てのしやすい環境を整えることが社会の活力維持に不可欠だとし、雇用や社会的保護の新しいあり方を提言している。

2/19 ワークマン、社員の年収3%増(日経):作業服チェーンのワークマンは、役員と役員待遇を除く全社員の年収を3%引き上げる。

2/19 '13賃金・雇用Q&A・上(日経):2013年春の労使交渉がスタートした。交渉のポイントをまとめている。

2/19 NTN、国内人員600人削減(日経、22日朝日):NTNは18日、2015年3月期までの経営計画を発表した。国内人員の1割弱にあたる600人の早期退職を3月に募集する。

2/19 クリナップの営業職、先輩直伝の週末講座(日経):クリナップは2013年度にも、営業職で20〜30歳代の係長・主任が営業所長に必要な知識を先輩やOBから学ぶ週末講座を始める。

2/19 丸紅、新入社員から海外研修(日経):丸紅は従来、入社3年目の社員に実施していた海外派遣の準備研修「クロスカルチャートレーニング」を1年目の社員に実施し始めた。

2/19 関電労組、春闘要求せず(朝日、日経):関西電力労働組合は18日、今春闘で賃上げなどの要求を見送り、今夏の賞与ゼロと基本給の約5%削減を、会社側の提案通り受け入れることを決めた。春闘での要求見送りは1953年の発足以来初めて。

2/19 NEC、中途採用倍増へ(朝日):NECは2014年4月の新卒採用を前年の350人から380人に増やす。このうち50人は、国内の大学と大学院を卒業する外国人留学生を採用する。また、13年度の中途採用は12年度実績の2倍にあたる150人に増やす。

2/18 就職なんでも塾(朝日夕刊):わが子の就活に不安をおぼえている親に対して、親向けの説明会に足を運ぶのも手だが、企業選びに親の価値観を押しつけることのないようアドバイスしている。

2/18 SNSで人脈 成功の近道(朝日夕刊):便利なツールをフル活用できることも就職活動成功への近道だとして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用を勧めている親カツセミナー。

2/18 シャープ・パイオニア労組、春闘統一要求を離脱(朝日夕刊):電機連合は18日、春闘の進め方を確認する中央闘争委員会を開き、シャープとパイオニアの労組が春闘の統一要求から離脱することを了承した。

2/18 限界にっぽん 第2部雇用と成長・9(朝日):低賃金に苦しみ、いつ職を奪われるか分からない非正規社員の貧困問題について再検証している。

2/17 内部告発、5割超前向き(日経):勤務先の不祥事を知ったら内部告発しようと考えている人が5割超に上ることが16日、サラリーマンを対象に共同ピーアールが行ったアンケート調査で分かった。2003年の前回調査より7.3ポイント増えた。

2/17 JXエネ、現地社員の人事統一(日経):JX日鉱日石エネルギーは海外の現地採用社員を対象にした共通の人事制度を導入した。管理職を対象に日本での研修も実施する。

2/17 クックジャパン、正社員の定年68歳まで延長(日経):米医療機器メーカー、クックメディカルの日本法人クックジャパンは、正社員の定年をこれまでの63歳から68歳に引き上げた。

2/16 九電、賃金の最大6%労組に削減提案(日経):九州電力は15日、組合員の基準内賃金の最大6%削減を労働組合に提案した。

2/16 高校生内定率82.8%(日経、朝日):今春卒業予定で就職を希望している高校生の昨年12月末時点の就職内定率は、前年同期より2.4ポイント増のが82.8%で、3年連続の上昇となったことが15日、文部科学省の調査で分かった。

2/15 学生、再び大手志向(日経):2014年春の入社を目指す学生の就職活動は大手志向が鮮明だという。背景を探っている。

2/15 解雇条件見直し検討(日経):政府の規制改革会議が15日から議論する論点整理案が明らかになった。正社員の解雇条件の見直しなど主な検討課題を掲載している。

2/15 電力総連、金銭の統一要求の見送り正式決定(日経):電力総連は14日、2013年の春季労使交渉で大手電力の労働組合について、賃金改善など金銭面の統一要求を見送るとの交渉方針を正式決定した。

2/15 シャープ労組、一斉要求日間に合わず(日経):シャープ労働組合は、今春の労使交渉で電機連合の主要労組の「一斉要求日」である14日の要求提出を見送った。電機連合の主要労組が一斉要求日に提出しないのは異例。

2/15 パイオニア、産別統一交渉から離脱(日経):電機連合傘下の主要労組は14日、2013年春季労使交渉の要求書を会社側に提出した。業績が悪化したパイオニアの労組はシャープの労組に続き産別統一交渉から離脱する方針を固めた。

2/15 郵政労組、一時金4カ月分要求(日経):日本郵政グループ労働組合(JP労組)は14日、中央委員会を開き、2013年度春闘で年間一時金として賃金の4.0カ月分を求める案を示した。ベースアップ要求は5年連続で見送る。

2/15 東芝、60歳社員を原則雇用延長(日経):東芝は2013年4月以降に60歳になる社員全員を原則雇用延長する。

2/15 追いつめられて・3(朝日):非正規雇用で働く人が、「正社員になりたい」という思いを利用され、過酷な働き方を強いられている例を取り上げている。

2/15 大手電力13労組、統一要求見送り(朝日):電力業界の産業別労働組合「電力総連」の傘下で、東京電力など大手電力会社13社の労働組合は14日、今春闘での活動方針について、統一して要求することは見送ると決めた。大手電力労組が統一要求を見送るのは、記録が残る1974年以降で初めて。

2/15 2013底上げ春闘(朝日):電機各社の春闘要求が14日、ほぼ出そろた。電機連合の有野正治委員長と、日立製作所の御手洗尚樹・執行役常務に、今年の春闘にどう臨むのか聞いている。

2/14 内定者26%「将来転職」(日経夕刊):就職活動で内定を得た大学生の26.7%が将来の転職や中途退職を考えていることが全国大学生活協同組合連合会の「学生生活実態調査」で14日までに分かった。

2/14 三越伊勢丹HD、販売社員採用2倍(日経):三越伊勢丹ホールディングスは2013年春から契約社員の採用を大幅に増やす。三越伊勢丹HD全体では今春、前年の2倍となる400人超を採用し、主力店を持つ傘下の三越伊勢丹では来春以降も年150人と例年の2〜3倍多く採る。

2/14 富士通、幹部人事を世界で統一(日経):富士通は海外も含めたグループ企業の人事制度を共通化する。幹部ポストの資格基準を世界で統一し、上級幹部の人事は世界戦略に基づいて本社主導で決める体制にする。

2/14 春季交渉スタート(日経、朝日):自動車大手の労働組合が13日に要求書を経営側に提出、2013年春の労使交渉が本格的に始まった。主要労組は賃金改善要求を見送る見通しで、一時金を巡る攻防が焦点だ。

2/13 働かない子ども 親はどうする?(日経夕刊):大学を卒業しても6割の学生しか就職しない時代となり、働かすに親元で暮らす子どもが増えているという。子どもに働いてほしいが、本人は働くそぶりをみせない場合、親はどう対応したらいいのかについてアドバイスしている。

2/13 自動車 一時金が焦点(朝日夕刊、日経夕刊):自動車や電機大手の労働組合が13日午前、経営側に今春闘の要求書の提出を始めた。自動車の主要労組は賃金改善要求を見送るが、年間一時金については前年の妥結水準を上回る要求が相次ぐ。電機大手労組もそろって賃金改善要求を見送る方針だ。

2/13 日産労組とダイハツ労組、昨春と同水準(日経):日産自動車労働組合とダイハツ労働組合は12日までに、2013年春の労使交渉の方針を決めた。年間一時金は日産労組が5.5カ月、ダイハツ労組が5.3カ月で、いずれも昨春要求と同水準となる。

2/13 電機連合の統一交渉 シャープ労組、離脱へ(日経、朝日夕刊):シャープ労働組合は今春の労使交渉で、産別統一交渉から離脱する方針を固めた。シャープ労組の一時金要求が、電機連合の統一要求である「年間一時金4カ月以上」を下回る見通しとなったため。

2/13 三井物産、最大規模の採用説明会(日経):三井物産が12日、合計約6000人の学生が参加する国内最大規模の採用イベントを開始した。海外留学中や中途入社、若手など様々な立場の社員の肉声を学生に伝える。自らの価値観に三井物産が合致するかどうか学生自身にしっかり考えてもらうのが狙い。

2/13 NHK、5年で給与1割削減(朝日、日経):NHKが職員の基本給や賞与を5年間で1割削減することなどを柱とする新たな給与制度を導入する方針であることが分かった。

2/13 パイオニア800人削減へ(朝日、日経):パイオニアは12日、国内の従業員約800人を6月末までに削減すると発表した。

2/13 中国電力、来春採用40人減(朝日):中国電力は12日、2014年春に入社する社員の採用予定数を、前年より40人少ない180人程度と発表した。

2/13 石綿肺がん死「労災」(朝日):神戸港の貨物検査でアスベスト(石綿)を扱い、肺がんで死亡した男性の労災認定の是非が争われた訴訟の控訴審判決が12日、大阪高裁であった。裁判長は労災による休業補償などを不支給とした神戸東労働基準監督署の処分を取り消した一審判決を支持し、国の控訴を棄却した。

2/12 マツダ労組、年間5カ月分の一時金要求決定(日経夕刊、朝日は13日):マツダ労働組合は11日に開いた代議員会で2013年の春季労使交渉の要求を決めた。一時金は昨年同様に夏季2.5カ月、冬季2.5カ月の年間5カ月分とした。賃金改善の要求は4年連続で見送ることにした。

2/11 住友化学、管理職の給与カット(日経):住友化学は1月から管理職約3000人を対象に月額給与の2〜5%をカットする臨時のコスト削減対策を始めた。

2/11 電機連合、統一要求枠組み見直し(日経):電機各社の労働組合でつくる電機連合は、2014年をめどに春季労使交渉での統一要求の枠組みを見直す。傘下労組が個別に要求する項目として賃金の中期的な目標水準を新たに5段階で設定。各労組が目標水準を選択できるようにする。

2/11 厚労省、パートの処遇を指標使い評価(日経):厚生労働省はパート労働者の処遇を改善するため、各企業での活用ぶりを測る指標を作る。2013年度中に完成させ、活用方法を検討する。

2/11 限界にっぽん 第2部雇用と成長 大阪から・8(朝日):日雇い労働者の街、大阪市西成区のあいりん地域が抱えている問題などについて考えている。

2/11 求む有能シングルマザー(朝日):社会に埋もれた優秀なシングルマザーを掘り起こして企業の正社員にし、ゆくゆくは管理職にするという理念のもと、ひとりの女性が5年前にはじめた職業紹介の会社「ハーモニーレジデンス」を取り上げている。