2014年3月上旬の労働関連の記事

3/10 アラサー女子をフォロー(日経夕刊):結婚、出産、仕事と悩めるアラサー女子社員をフォローする制度を導入したリクルートホールディングス、オリックス、キリンなどの事例を紹介している。

3/10 春闘情報(日経):NTTで7年ぶりのベア、セブン&アイは2年連続など各社の状況を伝えるとともに、鉄鋼大手4社の回答は2年で2000円になる公算を伝えている。

3/10 ローソン、ベア満額回答(朝日、日経):ローソンは月額3000円のベアを発表した。

3/9 電機6社、ベア2000円の公算(日経):日立やパナソニックなど電機大手6社のベア回答は月額2000円で最終調整に入っていることを伝えている。

3/9 自動車総連会長、「現状打破へ最大限努力」(日経):自動車総連の相原会長は記者会見で厳しい認識を示すとともに、現状打破に向けて最大限努力すると述べた。

3/9 育休からの職場復帰(朝日):育休から職場復帰する女性への心構えや、共働きでの夫婦の家事・育児の分担についてのアドバイスを特集。

3/8 男性の家事時間、日本最低レベル(日経夕刊):OECDは、日本の男性が家事労働に充てる時間は1日1時間2分と同機構加盟国中最低レベルであるとの調査結果を発表した。最高はノルウェーの男性で約3時間。

3/8 定年後、安定雇用に道(日経):3月7日に閣議決定された有期雇用労働者特措法案は有期雇用の契約期間を最長10年まで延すことにより定年退職者の長期雇用が可能になるとした解説記事。

3/8 NKSJ、課長ポスト3割削減(日経):NKSJホールディングスの傘下である損保ジャパンと日本興亜損害保険は、9月に実施される両社の経営統合に先立ち、4月に両者の課長ポストを一本化し、約3割減らすことを発表した。

3/8 ライフ、16年ぶりにベア(朝日):大手スーパーのライフコーポレーションは16年ぶりとなるベアを実施し、平均2000円(0.74%)の賃上げとなることを発表した。

3/8 非正社員、遠い賃上げ(朝日):各社でベア回答がなされるなか、非正規には遠い世界だとして、労組をめぐる非正規の状況を伝えている。

3/7 有期雇用、最長10年(日経夕刊):博士号取得者や弁護士、デザイナーなどの専門職について有期雇用の契約期間を最長10年にまで延す有期雇用労働者特措法案を閣議決定した。

3/7 非正規ケースワーカーの苦悩(朝日):生活保護行政を前線で担うケースワーカーの非正規化が進んでいる。専門性やノウハウを欠くことにより受給者に不利益が及んだり、ケースワーカー自身が雇用不安や低賃金に苦しまされるなど、多くの問題があることを紹介している。

3/7 被災地、仕事は外国人頼み(朝日):震災復興で人手不足となっている被災地では、技能実習制度を利用して外国人労働者を雇い入れている企業が増えているとして、その実状を紹介している。

3/7 夜に働く・下(朝日):深夜業で働く非正規労働者が増加しており、劣悪な労働環境でも甘受せざるをえない彼らの実状を伝えている。

3/7 賃上げ要求、平均8588円(朝日):連合は傘下の組合の賃上げ要求額が平均で月額8588円となった発表。要求額は前年同期の1.4倍で、要求した労組数は前年の2.5倍となった。

3/7 積水ハウス、ベア1%(朝日):積水ハウスは4月に1%のベースアップを行うと発表した。同社には労組がなく経営陣からの提示となった。

3/7 マツダ、採用数3倍以上に(朝日、日経):マツダは15年春入社の大卒の採用者数を14年春の3.6倍となる215人とすると発表した。またファーストリテイリングも2.3倍に増やす。

3/6 うつ予防検査、希望者のみに(朝日):すべての企業と働き手にストレス検査を義務づける労働安全衛生法の改正案が自民党の反対により修正され、従業員50人以上の事業場だけに義務づけ、希望者が検査を受けるように修正した。

3/6 シャープ、採用前年3倍(朝日、日経):経営再建中のシャープの15年度採用は前年の3倍となる300人とする計画を発表。大卒200人、高卒100人を予定している。

3/6 トヨタ、日産のベア回答(朝日、日経):トヨタと日産のベア回答に関する記事。日産は両紙ともベア満額となる月平均3500円となっているが、トヨタについては日経2000円台、朝日満額と予想額が異っている。

3/5 パナ、減額賞与を還元(日経):パナソニックは業績改善を受け、13年度に削減した一般社員の賞与の一部を「経営協力感謝金」として4月に支給することとなった。支給総額は約100億円。

3/5 日系人、農家に紹介(日経夕刊):鴻池運輸系の人材派遣会社は茨城県内のJAと連携し、日系フィリピン人を茨城の農業者に紹介。日系フィリピン人とは戦前にフィリピンに渡った日本人の子孫であり、就労制限がない。

3/5 トヨタ、14年度1350人採用(日経):トヨタは14年度の採用計画(新卒は15年春入社)で、1350人採用すると発表。技術530人、事務職90人、技能職510人と、いずれも13年度実績と同水準となる。

3/5 ALSOK、ベア(日経):総合警備保障(ALSOK)は社員の9割を対象にベアを実施。所定内給与は2.2%の賃上げ、年収では3.5%の増加となる。

3/5 高島屋労組、ベア要求(日経):高島屋の労組は月500円の賃金改善分(ベア相当)を要求。ベアの要求は09年以来の5年ぶりとなる。

3/5 基本給1月増加、パート先行(日経):1月の毎月勤労統計調査では1年10ヶ月ぶりに所定内給与が前年同月を上まわったものの、正社員の賃上げの動きはにぶく、パートタイム労働者が賃上げの動きで先行している。

3/5 グローバル人材、SNSで採用(日経):パナソニックや楽天など日本の大手企業が、交流サイト(SNS)を使った海外人材の採用活動を本格展開する。世界最大のビジネス専用SNS「リンクトイン」の登録者の中から、求めるスキルや経歴を持つ人材を検索して採用を進める。

3/5 パナ、減らしすぎたボーナス返還(朝日):パナソニックは、業績不振を受けて2013年度に組合員の賞与を2割カットした額の半分を、今年4月支給の給与に上乗せして返す。対象はパナソニックの本体と一部のグループ会社の従業員計約6万人。

3/5 大和証券、初任給引き上げ(朝日):大和証券グループ本社は4日、4月に入社予定の社員670人の初任給を、2万円引き上げて23万円にすると発表した。初任給の引き上げは2年連続。

3/5 平均給与、1年前より減少(朝日):厚生労働省が4日発表した1月の毎月勤労統計調査(速報)で、サラリーマンやパート労働者が受け取った現金給与総額の平均は、1年前より0.2%少ない26万9195円だった。

3/4 ファストリ、一足早く入社式開催(日経夕刊):ファーストリテイリングは4日、入社式を開いた。国内採用の新入社員は昨年に比べ約20人増加。特に外国人留学生の新入社員は71人と前年比で4割も増えた。

3/4 電機6社、ベア実施へ(朝日夕刊):パナソニックや日立製作所、東芝など電機大手6社が、今年の春闘でベースアップ(ベア)に相当する賃金改善を、6年ぶりに実施する方向で調整に入った。

3/4 大和とSMBC日興、新卒採用1〜2割増(日経):大和証券グループとSMBC日興証券は、2015年春の新卒採用を今春比で1〜2割増やす方針。

3/4 パナソニック、ベア実施(日経):パナソニックは3日、今春の労使交渉でベースアップ(ベア)に相当する賃金改善を6年ぶりに実施する方針を固めた。

3/4 野村不動産、契約社員にベア5000円(日経):野村不動産は4月、マンション営業など契約社員の9割程度を対象に一律5000円のベースアップ(ベア)を実施する。最短4年目に正社員に登用する人事制度も同時に導入する。

3/4 セガサミー、1.3%のベア(日経):遊戯機器・ゲーム大手のセガサミーホールディングスは4月、従業員給与のベースアップ(ベア)を実施する。上昇幅は基本給の1.3%。

3/4 基本給1年10カ月ぶり増(日経):厚生労働省が4日発表した1月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、基本給にあたる所定内給与は前年同月比0.1%増の23万9156円と1年10カ月ぶりに前年を上回った。残業代にあたる所定外給与は4.3%増と10カ月連続で増えた。

3/4 ドワンゴ入社試験に受験料、厚労省が徴収中止「助言」(朝日、日経):ニコニコ動画を運営するドワンゴは3日、入社試験を希望する学生から受験料をとる制度について、厚生労働省から2016年春入社向けの来年の試験からは中止するよう口頭で助言を受けたと発表した。

3/3 外国人活用どこまで(日経):建設業など高齢者や女性活用に限界がある業種で人材不足対策として外国人労働者が注目され、政府は技能実習制度の拡充を検討している。

3/3 面接、自分らしく(日経):2015年の春の新卒採用に向けて、いよいよ4月から大手企業の面接が始まる。金融機関や自動車メーカーなど人気業種の採用担当者に面接で学生のどこを見て、何を知ろうとしているのかを聞いている。

3/3 就活生、共働き望む男子5割(日経):現在就職活動中の大学3年生を対象としたマイナビと法政大学の調査によると、結婚後の共働きを望む女子が7割を超える一方で、男子は約5割にとどまることが明らかになった。

3/2 6割超の職種、人手不足(日経):1月の厚労省の有効求人倍率を職種別に見ると、建築関連を中心に求人が求職者数を上回る職種が広がっている。

3/1 仕事と介護、両立したい(日経):介護と仕事を両立するための工夫についてアドバイス。

3/1 女性管理職4.9%に(日経):上場企業1150社の管理職に占める女性の割合が33業種全体の平均で4.9%であることが分かった。各業種別に管理職に占める女性の比率を掲載している。

3/1 大塚食品、社員の25%希望退職募る(朝日):レトルトカレーの「ボンカレー」で知られる大塚食品が、正社員の4分の1にあたる約190人の希望退職を募っていることが分かった。

3/1 非正規雇用1956万人(朝日):非正規雇用で働く人がこの1年で133万人(7%)増え、の割合は1956万人になたことが総務省が28日発表した1月の労働力調査で分かった。