2015年3月中旬の労働関連の記事

3/20 住友生命、内勤職員の賞与3%増(日経):住友生命保険は19日、内勤職員の賞与(ボーナス)を前年度に比べて3%増やすことを決めた。パート労働者を含む1万2500人が対象。3万人の営業職員の賃金も上げる。

3/20 日本郵政、ベア1000円(日経):日本郵政グループは19日、2015年の春季労使交渉で、正社員1人当たり平均月1000円のベースアップ(ベア)を実施することで労働組合と妥結した。ベア実施は2年連続。

3/20 ダイキン、月9500円賃上げ(日経):ダイキン工業は19日、2015年春の労使交渉で月9500円の賃上げを実施することで労働組合と妥結した。

3/20 三越伊勢丹は1000円(日経):三越伊勢丹は19日、2015年春の労使交渉で社員の基本給を月額1000円引き上げるベースアップ(ベア)を実施することで組合側と妥結した。高島屋も同日、月額500円のベアを実施することを決めた。

3/20 セブン&アイハ3000円(日経):セブン&アイ・ホールディングスは2015年春の労使交渉で月額8000円程度の賃上げを決めた。このうちベースアップ(ベア)分は3000円程度。

3/20 JT、ベア4000円で妥結(日経):日本たばこ産業(JT)は19日、35歳標準で月額4000円のベースアップ(ベア)を実施することで労使が妥結したと発表した。ベアは2年連続。

3/20 揺らぐ「8時間」・上(朝日):安倍政権は、「残業代ゼロ」となる新しい働き方の導入を進めている。「1日8時間」労働の原則が崩れたとき、働き手にどんな影響があるのか。毎月の残業が100時間超と、国が定める「過労死ライン」(月80時間の残業)を上回って働いている30代の経営コンサルタントの女性に密着している。

3/20 女性役員、製造業でも次々(朝日):女性が役員に昇進するケースが増えてきた。古河電気工業や富士通などの様子を取り上げている。

3/20 三越伊勢丹ベア1000円(朝日):三越伊勢丹ホールディングスは19日、1000円のベースアップを実施することで労組と合意したと発表した。

3/19 シャープ、希望退職3000人(日経、朝日夕刊):シャープは2016年3月期に国内従業員を対象に希望退職を募集する方針を固めた。国内従業員の1割強に相当する3000人規模になる見通し。

3/19 内勤職員の賞与、7%以上上げ(日経):明治安田生命保険は18日、春季労使交渉で内勤職員の賞与(ボーナス)水準を7%以上上げると労組側に回答した。ベースアップ(ベア)は実施しない。

3/18 春闘、大手が一斉回答(朝日夕刊、日経夕刊、19日朝日、19日日経):春闘は18日、大手企業の一斉回答日を迎え、自動車や電機を中心に、ベースアップ(ベア)で昨年を上回る回答が相次いだ。主要企業の回答状況をまとめている。

3/18 JR西、16年度800人採用(朝日):JR西日本は17日、2016年度に約800人を採用する計画を発表した。

3/17 法令違反企業の求人拒否(日経夕刊):政府は17日、青少年雇用促進法案を閣議決定した。若者の雇用に積極的な企業の認定制度を設けて助成金を出すほか、法令違反を繰り返す企業の求人をハローワークが受け付けないようにする。

3/17 エコノ探偵団(日経):「新卒一括採用はなぜずっと続いているのか」について調べている。

3/17 霞が関、変わるか働き方(日経):霞が関の官僚が「働き方改革」に取り組み始めた。10月から全職員の夜10時までの退庁や月1回の有休取得を「半強制的に」実施するという厚生労働省などを取り上げている。

3/17 日産、ベア5000円回答へ(日経、朝日夕刊):日産自動車は2015年の春季労使交渉でベースアップ(ベア)に相当する賃金改善要求に月5000円で回答する見通しだ。大手製造業では最高水準になる。

3/17 ゼンショーは赤字でもベア(日経):ゼンショーホールディングス(HD)は16日、牛丼店「すき家」の運営会社などグループ11社の正社員(911人)を対象に定期昇給と月2000円のベースアップ(ベア)を実施すると発表した。ベアは3年連続。2015年4月入社の大卒者初任給も4000円引き上げる。

3/17 ニトリ、ベア12年連続(日経):ニトリホールディングスは16日、2015年の春季労使交渉で、組合員平均で1万185円の賃上げをすることで労働組合と妥結した。ベースアップを含む賃金改善は過去最高水準の5222円で、残りが定期昇給分。12年連続でベアを実施する。

3/17 大林組、ベア5500円(日経):大林組は16日、グループの約1万2700人を対象に今春、ベースアップを月5500円実施すると発表した。ベアは2年連続。同時に大林組単体で、4月入社の新入社員の初任給を6000円引き上げる。

3/17 伊藤忠、新たな報酬制度(朝日):伊藤忠商事は、課長級から部門級までの管理職を対象にした、新たな報酬制度をつくる。退職時に自社株を譲渡するが、在任期間中の会社の業績によってもらえる株数が0〜10倍幅で変動する仕組み。

3/17 大和ハウス、!%ベア(朝日、日経):大和ハウス工業は16日、ベースアップを実施することを明らかにした。ベースアップは2年連続。引き上げ幅は1%で、月額は平均で3340円。

3/17 トヨタ下請けに春?(日経):2015年春闘は、賃上げの動きが中小企業まで広がり、格差縮小につながるかが焦点。トヨタ自動車の労使交渉は、ベースアップ(ベア)について、月4000円で事実上決着したが、すそ野を支える小さな部品メーカーにも広がるのか。トヨタの3次下請け会社の現状を伝えている。

3/16 松井証券、臨時賞与(日経夕刊):インターネット証券大手の松井証券は4月に、通常賞与とは別に一時金を全社員に支給する方針を固めた。支給額は正社員平均で100万円程度とする。

3/16 厳しい採用活動、中小工夫(日経):2016年卒の採用活動が本格的に始まった。中小ベンチャー企業は、大手と同じことをしていては人材を確保できないと、独自の工夫で乗り切ろうとしている。

3/16 トヨタ、ベア4000円決着(朝日、日経):トヨタ自動車の2015年の労使交渉は15日、ベースアップ(ベア)について、月4000円を回答することで事実上決着した。現行の要求方式になった02年以降では最高額になる。

3/15 軽・部品、大手と賃上げ格差(日経):自動車関連業界の春季労使交渉で大手と中堅の格差が目立ってきているという。実情を探っている。

3/15 前田建設、2年連続ベア(日経):前田建設工業は4月、月5000円のベースアップ(ベア)を実施する。実施は2年連続。同時に初任給を5000円引き上げる。

3/15 電機ベア、3000円で決着(朝日、日経):大手電機メーカー6社の春闘交渉は、ベースアップ(ベア)を3000円とすることで決着した。1998年にいまの要求の仕組みになってから過去最高になる。

3/14 短い就活、職種選びに不安(日経):経団連に加盟する有力企業は今年から、採用活動の開始を遅らせている。そのため、女子学生たちは短期間でキャリア選択を迫られるため、不安を抱えているという。実情を探っている。

3/14 大手企業の女性取締役比率、アジアは9.4%に(日経):米ヘッドハント大手のコーン・フェリーとシンガポール国立大学(NUS)経営大学院の調査によると、アジアの大手上場企業の取締役に女性が占める割合は9.4%と、欧米に比べ低水準であることが分かった。

3/14 ソースネクスト、2年連続でベア(日経):ソースネクストは2015年度に2万2114円のベースアップ(ベア)を実施する。上げ幅は5%で、2年連続実施する。

3/14 第一生命保険、内勤職員の賞与4%上げ(日経):第一生命保険は13日、2015年度の内勤職員の賞与を前年度よりも平均で約4%引き上げる方針を決めた。営業職員も成果給部分を約4%引き上げる。

3/13 派遣法改正案を閣議決定(朝日夕刊、日経夕刊、14日朝日、14日日経):安倍内閣は13日、労働者派遣法改正案を閣議決定した。派遣社員の受け入れ期間を見直すことが柱。

3/13 16年卒採用、短期決戦に(日経):2016年卒の就職活動が本格的に始まり、企業が学生の囲い込みを急いでいる。社長自ら出席するなど説明会に学生を集めるために各企業が知恵を絞っている様子を伝えている。

3/13 転職者290万人、5年ぶり高水準(日経):総務省の労働力調査によると、2014年の転職者は290万人と前年より4万人増えた。女性を中心により良い条件の仕事を探す人が増えた。

3/13 ソニー、新卒採用8割増(日経):ソニーは2015年度(16年春)の新卒採用計画をまとめた。大卒と大学院卒は合計で14年度実績から8割多い約300人を採用する。

3/13 「妊娠で降格」減らせる?(朝日):厚生労働省は、妊娠・出産と降格などの時期が近ければ「違法」と原則判断するように全国の労働局に通達を出した。通達のポイントをまとめている。

3/13 トヨタは前年上積み(朝日):トヨタ自動車は2015年春闘で、ベースアップ(ベア)の要求に、前年実績(2700円)を上回る金額を回答する方針を固めた。

3/13 日航14年ぶりベア(朝日、日経夕刊):日本航空は今春闘で、ベースアップ(ベア)を14年ぶりに実施する。JAL労働組合が1%相当のベアを要求したのに対し、全社員に一律2000円のベアを行うと回答した。

3/13 ライフ、パートも定期昇給へ(朝日、日経夕刊):食品スーパー大手のライフコーポレーションは、パート社員約2万人を対象に、定期昇給(定昇)を5月から始める。ライフ労働組合が昨年の春闘で導入を求め、1年かけ議論し労使が合意した。

3/13 マツダ来春採用、今春並み(朝日):マツダは12日、2016年春入社の定期採用数を475人と、465人を予定する今春並みにすると発表した。

3/12 電機大手労使に聞く(日経):電機大手の2015年春の労使交渉が終盤戦に入った。電機各社の労働組合で構成する電機連合の有野正治委員長と、経営側のとりまとめ役を担う富士通の藤田正美副社長に交渉の現状を聞いている。

3/12 トヨタ、非正規300人超正社員に(日経):トヨタ自動車は11日、2015年度の採用計画(新卒は16年春入社)を発表した。期間従業員の正社員登用枠を14年度実績の3倍となる300人超に増やす。

3/12 人手不足感最高に(日経):厚生労働省が11日発表した2月の労働経済動向調査によると、従業員が「不足している」と答えた事業所の割合から、「過剰」を引いた労働者過不足DIは正社員で2014年11月より9ポイント高い31となり、比較できる1992年2月以降で最高となった。

3/12 損保・地銀20年ぶりベア(日経):損害保険ジャパン日本興亜など大手損害保険会社や有力地銀の横浜銀行は約20年ぶりにベースアップ(ベア)を実施する見通しであることが分かった。

3/12 トヨタ、ベア3700円軸に(日経):トヨタ自動車は2015年の春季労使交渉で、ベースアップ(ベア)について過去最高水準で回答する方針を固めた。今月18日の回答日に向け、14年実績を1000円上回る3700円を軸に調整する。一時金は満額回答する見通し。

3/12 日生、自宅近くで「遠隔」勤務(日経):日本生命保険は11日、育児や介護など家庭の事情で通勤が困難な職員を対象に、自宅により近い事務所で遠隔勤務できる「サテライトオフィス勤務」を2015年度中に導入する方針を明らかにした。

3/12 TOTO、ベア満額回答(朝日):TOTOは今年の春闘で、ベアについて、労働組合の要求通り平均1.3%(4000円相当)分を実施すると労組に回答した。ベアは2年連続。

3/11 UAゼンセンのベア要求額、平均5938円(日経):UAゼンセンは10日、春季労使交渉の要求内容の中間集計(加重平均)をまとめた。要求した労組のベースアップ(ベア)に相当する賃金改善の平均要求額は月5938円と前年同期比で2423円上回った。パートの時給についても22.2円の引き上げを求めた。

3/11 味の素がベア2年連続実施(日経):味の素は春季労使交渉でベースアップ(ベア)について、平均月額2000円の実施で労働組合と合意した。

3/11 パート向け窓口義務化(日経):厚生労働省は4月からパート労働者などを雇う企業に相談窓口の設置を義務付ける。また、企業がパートなどを雇うときに、正社員への転換制度の状況やパートが受けられる研修について説明することも義務付ける。