2015年4月下旬の労働関連の記事

4/29 学業と両立できぬブラックバイト(朝日):アルバイトをした大学生のうち、4割強が深夜に働き、睡眠不足などで授業に集中しにくくなるケースが多いことが28日、「ブラック企業対策プロジェクト」の調査で分かった。不当な扱いを受けたのに泣き寝入りする学生も約3割いた。

4/29 働きかたNext報酬を問う・3(日経):「海外ですし握って1000万円」という副題で、職人で高額報酬を得る人達を紹介している。

4/28 女性登用、量から質へ(日経):男女雇用機会均等法が制定されて30年。均等法は職場をどう変え残された課題は何かについて、均等法制定に深く関わった21世紀職業財団の岩田喜美枝会長に聞いている。

4/28 中小企業のベア、月額平均1854円に(日経):ものづくり産業労働組合(JAM)は27日までに、2015年の春季労使交渉の20日時点の中間集計を公表した。既に会社側から回答があり、ベースアップ(ベア)のある企業では平均額が前年同時期より342円増え月額1854円となった。

4/28 パナソニック、介護事業2万人に増員(日経):パナソニックは高齢者の介護サービスに携わる従業員の数を2018年度末までに現在の10倍の2万人に増やす。新卒・中途を問わずに採用する。

4/28 竹中工務店、17年ぶりベア(日経):竹中工務店は今年度、正社員の毎月の賃金を一律1万円引き上げる。ベースアップ(ベア)は17年ぶり。定期昇給を合わせた賃上げ幅は平均4.62%になる。

4/28 資生堂、美容部員の採用増(日経、朝日):資生堂は国内で美容部員の採用を強化する。2016年4月入社から正社員の美容部員の新規採用を11年ぶりに再開し、契約社員の正社員への登用も進める。

4/28 国家公務員採用、女性3割超(朝日、日経):政府は28日、今春の国家公務員の採用状況について、女性の占める割合が31.5%になったと発表した。

4/27 職場のうつ対策、ストレスチェック生かす(日経夕刊):職場の人間関係の悩みや過重労働などにより、うつ病など気分障害に陥る人数が年100万人ほどに増えた。国は労働安全衛生法を改正して、中堅以上の企業に「ストレスチェック」を義務付けた。いち早く対策を手掛け、効果を上げている企業を取材している。

4/27 金融、女性役員広がる(日経夕刊):大手銀行や保険会社で女性の役員を登用する動きが広がってきた。現在の大手銀・生損保の女性役員数は14人で、昨年の3倍近くに増えた。

4/27 製造業、採用12%増(日経):日本経済新聞社は26日、2016年春の採用計画調査(最終集計)をまとめた。製造業の大卒採用が15年春の実績比12.3%増と、2年連続で2桁の伸びとなった。

4/27 ナショナルと戦後の風景・2、開発と地方(朝日):

4/27 ナショナルと戦後の風景・2(朝日):「『1県1工場』の功罪」と題して、松下が進めた工場の全国展開が高度成長期にはうまく行っていたが、円高や国際化の進展のなかで負債となっていった状況を描いている。

4/26 働きかたNext報酬を問う・2(日経):年功型から成果主義に変るなかで問題になるのが評価として、眼鏡専門店のオネンデーズの全社員の投票で管理職を決める制度やサイボウズの「社外価値と社内価値」で賃金が決まる制度などを紹介している。

4/25 大和証券に賠償命令(日経):大和証券からグループ会社、日の出証券に出向、転籍した男性社員が、1人だけの部屋での勤務などの嫌がらせで退職を迫られたとして、慰謝料などを求めた訴訟の判決で、大阪地裁は24日、「退職に追い込むための嫌がらせが組織的かつ長期にわたり行われた」と認定し、両者に計150万円の賠償を命じた。

4/25 三菱UFJ・みずほ、パート行員時給上げ(日経):三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は24日、契約社員の時給を上げる方針を決めた。三菱UFJは一律20円、みずほは10〜50円上げる。

4/25 働きかたNext報酬を問う・1(日経):花見の場所とりは仕事か、仕事でないかということから始め、時間=報酬の関係を問いなおし、新しい働き方を模索するシリーズだが、なんだホワイトカラーエグゼンプションの先導役を担おうという陳腐さがみえみえのシリーズ。

4/25 派遣先への適用、厚労省解釈示す(朝日):違法な労働者派遣があれば派遣先に直接雇用される「労働契約申し込み『みなし制度』」が10月から始まる。厚生労働省は24日、制度の解釈を示した。

4/24 中小企業の4割「人材確保難」(日経夕刊):政府は24日、2015年版中小企業白書を閣議決定した。人材を確保できていない中小企業が4割近くに上ると指摘している。

4/24 就活する君へ・2(朝日):就職活動に臨む学生たちへのアドバイスを聞くシリーズ。第2回目は作家の福澤徹三さん。

4/23 アジアVIEW(日経):フィリピンで日系製造業の進出や拠点拡張が相次いでいるという。現地の様子を伝えている。

4/23 あおぞら銀、2年連続ベア(日経):あおぞら銀行は今年度、2年連続でベースアップ(ベア)を実施する。非正規社員を含めた約1900人を対象に、基本給を一律1.5%引き上げる。

4/23 来春の大卒求人倍率1.73倍(朝日):リクルートホールディングスは22日、2016年3月卒業予定の大学生・大学院生に対する民間企業の求人倍率は、推計1.73倍で、前年より0.12ポイント上がったと発表した。4年連続の上昇。

4/23 今春「ベア実施」47.1%(朝日):財務省は22日の全国財務局長会議で、今春闘を踏まえた全国の賃金動向の調査結果を報告した。ベースアップ(ベア)を行うと答えた企業は47.1%と、前年度より5.3ポイント増えた。

4/22 ブラックバイト、大学生を圧迫(朝日):大学生らに「ブラックバイト」と呼ばれる働かせ方が広がっている。大学などが注意を呼びかけ、厚生労働省も4月から本格的に警鐘を鳴らし始めた。

4/22 パナ、「追い出し部屋」廃止(朝日):パナソニックは、いわゆる「追い出し部屋」などと呼ばれた部署を3月末で廃止したことが分かった。業績が回復して、必要性が薄まったと判断したとみられる。

4/21 「転職35歳まで」変化(日経):中高年の転職が増えてきたZ。人材紹介大手のJACリクルートメントによると、40〜50代の求人は今年に入っても増加が続き、外資だけでなく国内企業も管理職採用に積極的だという。

4/21 公務員にフレックス制(日経):政府は20万人程度の国家公務員を対象に、フレックスタイム制(=きょうのことば)を、来年4月に導入する方針だ。人事院が夏にフレックス制の対象拡大を内閣と国会に勧告。これを踏まえ政府が「勤務時間法」の改正案を秋の臨時国会に提出する見通し。

4/21 ヤオコー、「ディズニー」研修(日経):食品スーパーのヤオコーはパート従業員や社内の教育担当を対象に、オリエンタルランドの企業研修プログラム「ディズニーアカデミー」の利用を始めた。

4/21 厚労相、経団連会長に「朝型勤務」普及を要請(日経):塩崎恭久厚生労働相は20日に東京・大手町の経団連を訪れ、「朝型勤務」を企業に促す要請書を榊原定征会長に手渡した。これに対し榊原会長は約1500の会員企業・団体に朝型勤務の導入を促す意向を示した。(朝日):