2016年2月上旬の労働関連の記事

2/10 基幹労連、8000円の賃金改善要求へ(日経):基幹労連は9日、都内で中央委員会を開き、今春の労使交渉での要求方針を正式に決定した。2016、17年度の2年分で合計8000円の賃金改善を求める。

2/9 OB・OG愛のムチ面接(日経夕刊):学習院大学や中央大学のOB・OG数百人が、母校で面接のノウハウを教える特訓セミナーを行っているという。実情を取材している。

2/9 成功する転職・下(日経):転職市場で特に人気の高いIT人材の獲得に知恵を絞る日本IBMと、最近広がりを見せる「中高年の採用」に取り組むキヤノン電子の人事担当者に、採りたい人材のイメージと、採用するためにどのような工夫をしているのか聞いている。

2/9 郵政労組、3年連続でベア要求へ(日経):2016年の春季労使交渉で日本郵政グループ労働組合(JP労組)は8日、3年連続でベースアップ(ベア)を要求する方針を固めた。要求額は平均で月額約6000円。

2/9 トヨタ、一時金満額なら258万円超(朝日):トヨタ自動車労働組合が2016年春闘で要求する一時金(ボーナス)が、組合員平均で年258万円超となることが分かった。満額回答なら、過去最高の水準になる。ベースアップ要求は15年の半額の月3000円。

2/9 トヨタ、国内生産を停止(朝日):トヨタ自動車グループは8日から、トヨタ車の国内生産をとめた。傘下の愛知製鋼の工場で爆発事故があり、部品が確保できなかったため。15日に再開するが、少なくとも5万人の従業員が、急に休みになったとみられる。

2/8 実質賃金、4年連続減(朝日夕刊、日経夕刊、9日日経):厚生労働省が8日発表した2015年の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金指数が前年を0.9%下回り、4年連続でマイナスになった。

2/7 けんせつ小町「壁」壊せ(日経):建設現場で働く「けんせつ小町」と呼ばれる女性たちが注目され始めた。実情を探っている。

2/7 非正規賃金、上がりやすく(日経):政府は非正規雇用の待遇を改善するため、仕事の習熟度や技能といった「熟練度」を賃金に反映させるよう法改正する。

2/7 隣の外国人(朝日):少子化や景気の回復を背景に、年々増える外国人労働者。働き手として、もっと外国人に来てもらうことへのアンケート調査結果を掲載している。

2/6 企業の女性活躍推進、埼玉は本気だ(日経):企業の現場で女性活躍を進めることが経済の活性化につながると、独自の支援策を進めている埼玉県の取り組みを伝えている。

2/6 エン・ジャパン、中途採用で「体験入社」制度(日経):人材サービスのエン・ジャパンは、中途採用の選考で「体験入社」制度を導入する。半日〜2日間、社員に同行して業務をこなす。

2/6 三越伊勢丹、外国人の本格採用開始(日経):三越伊勢丹ホールディングスは、2016年春採用の新卒社員から外国人採用を本格的に始める。まず今春にアジア出身の学生を中心に6人を採用する。

2/6 米就業者、伸び減速(朝日、日経):米労働省が5日発表した1月の雇用統計で、「非農業部門の就業者数」(季節調整済み)は前月より15万1000人増えた。専門家の予想(19万人前後の増加)を下回り、昨年12月(約26万人増)から伸びが大きく減速した。

2/6 ベア含めて4%、連合賃上げ要求(朝日):連合は5日、今年の春闘に向けた「総決起集会」を開いた。定期昇給と「2%程度を基準」とするベースアップ(ベア)で4%程度の賃上げを求めていく方針。

2/6 「同一労働同一賃金」焦点に(朝日):安倍晋三首相が施政方針演説で掲げた「同一労働同一賃金」。定義が明確でなく「年功序列」など日本の労働慣行に合うかなど実現には課題が多い。

2/5 九電労組、7年ぶりベア要求(日経):九州電力労働組合は4日、2016年の春季労使交渉で7年ぶりにベースアップ(ベア)を要求する方針を決めた。一時金も4年ぶりに要求する。

2/5 ファッション業界・小売店、販売員の待遇改善へ(日経):ファッション関連のメーカーや小売店が販売員の待遇改善を進めているとして、アパレルメーカー大手のTSIホールディングス(HD)や三陽商会、三越伊勢丹HDなどの動きをまとめている。

2/5 高校生バイトも団交(朝日):働く高校生が、アルバイト先に団体交渉を申し入れる例が相次いでいるという。実情を探っている。

2/4 育児巡り配転無効申し立て 女性、京阪系と和解(日経夕刊):育児のための短時間勤務が終了するとともに配置転換されたのは不当として、配転命令の無効確認を求める仮処分を申し立てた京阪電鉄子会社のの30代女性社員が、同社と和解したことが4日、分かった。

2/4 賃金交渉'16 わたしの意見・下(日経):2016年春の労使交渉が始まった。すかいらーく社長の谷真氏と野村証券シニアエコノミストの高橋泰洋氏に意見を聞いている。

2/4 田辺三菱製薬、早期退職に634人応募(朝日):田辺三菱製薬は3日、昨年12月に募った早期退職に634人が応募したと発表した。

2/4 やむなく非正、ミドル苦境(朝日):契約や派遣社員など非正規の職から抜け出せない40歳前後の「非正規ミドル」が増えている。正社員の求人を探す41歳の男性に密着している。

2/3 米ヤフー、人員15%削減(日経夕刊):米ヤフーは2日、従業員の約15%に当たる約1700人を削減すると発表した。

2/3 教えて!春闘・8(朝日):「賃金以外も交渉しているの?」と題して、春闘のなかで議論されているワーク・ライフ・バランスや労働時間などの問題について紹介している。

2/3 春闘、労使に聞く(朝日):今年の春闘が本格的にスタートした。連合の神津里季生会長と、経団連の工藤泰三副会長(労使問題担当)に今後の進め方についてインタビューしている。

2/3 IBM解雇訴訟が和解(朝日):日本IBMに勤めていた40代女性が「個人の業績低迷を理由に解雇されたのは不当」と主張し、解雇無効の確認と330万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁で和解した。

2/2 賃金交渉'16 わたしの意見・上(日経):2016年春の労使交渉が始まった。経団連副会長の工藤泰三氏と連合会長の神津里季生氏に意見を聞いている。

2/2 成功する転職・上(日経):人材不足で企業が中途採用を拡大する中、最近1年間に転職した人たちに、活動のポイントや採用に至った秘訣を聞く連載記事。面接のポイントをまとめている。

2/2 シャープ、労組に申し入れ(日経):シャープが一般社員の給与カットを4月以降も1年間延長するよう労働組合に申し入れたことが1日分かった。

2/2 ホンダ労組、ベア3000円要求(日経):本田技研労働組合は2016年春の労使交渉でベースアップ(ベア)にあたる賃金改善として、月3000円を要求する執行部案を固めた。要求は3年連続。

2/2 メルカリ、産休・育休中に給与全額(日経):フリーマーケットアプリのメルカリは1日、女性社員の産休・育休中の計8カ月間の給与を全額保障する人事制度を導入したと発表した。

2/2 ひとり親就労支援厚く(日経):厚生労働省は4月から、離婚でシングルマザーになった人などが正社員といった安定した職に就けるよう経済的な支援を拡充する。

2/1 経営の視点「エントリーシートなき採用」(日経):2015年の新入社員の採用活動からエントリーシート(ES)をやめ、代わりに年齢、学歴、国籍を問わないインターネットを通じたテストに切り替えたネスレ日本などに注目している。

2/1 就職ミスマッチ防ぐ提言(日経):産学連携で人材育成に取り組むNPO法人の人材創造フォーラムが、就職のミスマッチを防ぐための大学と企業に対する12の提言をまとめた。中心メンバーの藤村博之法政大学教授に寄稿してもらっている。

2/1 旭酒造、40歳まで年5%の昇給(日経):日本酒「獺祭(だっさい)」を生産する旭酒造は、2月から若手に手厚い給与制度を導入する。年5%と高い昇給率を設定して40歳で基本給が最高になる。40歳以降は横ばいだが、生涯賃金は従来に比べ5%増えるという。

2/1 三越伊勢丹、成果報酬制(朝日):三越伊勢丹ホールディングスは、売り場の販売員に対し、売り上げに応じた成果報酬を出す新制度を4月にも始める方針を固めた。百貨店では異例の試み。