2019年4月中旬の労働関連の記事

4/20 就活セクハラどう防ぐ(日経夕刊):就職活動中の大学生が企業の社員から受ける「就活セクハラ」の被害が相次ぎ、企業や大学が対策を急いでいるという。OB訪問時のセクハラ被害防衛策などをまとめている。

4/20 化学工場で作業、5人を労災認定(日経):厚生労働省は19日、医薬品や化粧品の原料となる化学物質製造工場で包装作業に従事し、間質性肺炎などの肺疾患を発症した男性6人について、業務との因果関係があったと明らかにした。労災申請のあった5人の労災を認定した。

4/20 パイオニアが希望退職募集(日経):経営再建中のパイオニアは、本体を含む国内グループ企業の従業員を対象に希望退職者を募集する。人員削減の規模や対象年齢は明らかにしていない。

4/20 ベビーシッター予約2倍(日経):10連休になる今年のゴールデンウイークに向け、ベビーシッターや家事代行の需要が高まっている。ベビーシッター仲介のキッズラインは、すでに昨年の同時期の2倍以上の予約がある。ポピンズは企業向けに「臨時託児所」を構える。

4/20 通年採用、企業に温度差(日経):経団連と大学側が新卒の学生の通年採用を広げることで合意したのを受け、企業の間では受け止めに差が見られた。大企業と中小企業それぞれの意見をまとめている。

4/20 非常勤職員遺族、敗訴(朝日):在職中にうつ病を発症し、2015年に命を絶った北九州市の元非常勤職員(当時27)の両親が、公務災害(労災)の請求を不当に拒否されたとして、市に損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、福岡地裁であった。鈴木博裁判長は両親の訴えを棄却した。両親側は控訴する方針。

4/20 元国体選手の過労自殺認定(朝日):ライフル射撃の元国体選手で病院職員だった鈴田潤さん(当時26)が、2013年12月に失踪し、自殺したのは、長時間労働による過労が原因だったとして、両親が、病院を運営する県厚生農業協同組合連合会を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、岐阜地裁であった。真鍋美穂子裁判長は病院側の責任をほぼ全面的に認め、約7200万円の支払いを命じた。

4/19 経団連、通年採用に移行(日経、20日朝日):経団連は新卒の学生の就職活動について、通年採用を広げていくことで大学側と合意した。2022年春入社から順次、通年採用を広げていく方針だ。

4/19 パイオニア、希望退職者募集(朝日):経営難から香港ファンドの完全子会社になったパイオニアが、国内の管理職を対象に希望退職の募集を始めたことが分かった。想定人数は「公表できない」(広報)としている。

4/19 (いちからわかる!)5年働いた契約社員、定年まで働けるの?(朝日):無期転換の5年ルールについて、日立製作所の女性社員を例に解説している。

4/18 (平成って)フリーターが憧れだった(日経夕刊):平成前夜に登場した「フリーター」。当初はアルバイトをしながら夢を追う若者の象徴だったが、今では「就職できない人」という負の意味を帯びた言葉へと変わったという。変遷をたどっている。

4/18 外国人雇用促進、企業3割が期待(日経):日本総合研究所が17日まとめた外国人労働者の受け入れに関する調査で、政府の人手不足への対応策として外国人雇用の推進に期待する企業が約3割に達したことが分かった。

4/18 三菱UFJ、全男性行員に育休1カ月(日経):三菱UFJ銀行は5月、2歳未満の子どもを持つ国内全ての男性行員に毎年1花月の育児休業の取得を強く促す制度を導入する。3メガバンクでは初の取り組みとなる。

4/18 外国人材受け入れ 新制度の課題(下)(日経):外国人労働者の受け入れを広げる改正出入国管理法が1日施行され、資格試験や受け入れ準備が進んでいる。新制度の課題を探っている。

4/18 福島第一に特定技能外国人(朝日):4月から始まった新しい在留資格「特定技能」の外国人労働者について、東京電力が、廃炉作業の続く福島第一原発などの現場作業に受け入れることを決めたことが分かった。背景を探っている。

4/17 港湾労組が会見(日経):22年ぶりとなる平日に24時間のストライキを実施した全国港湾労働組合連合会は16日、都内で記者会見を開き、「(業界団体の)日本港運協会との交渉は決裂状態にあるが、申し入れがあれば団体交渉に応じる」との考えを示した。

4/17 五輪へ、テレワーク2万人(日経、18日朝日):2020年の東京五輪開催期間中の交通混雑緩和に向け、政府が開催1年前となる19年7月から2万人規模の職員でテレワークや時差出勤、休暇取得を施行することが16日、分かった。

4/17 コカ・コーラ販社、希望退職950人(日経):コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは16日、3月11〜28日に700人程度を募集した希望退職に950人の応募があったと発表した。

4/17 外国人材受け入れ 新制度の課題(上)(日経):外国人労働者の受け入れを広げる改正出入国管理法が1日施行され、資格試験や受け入れ準備が進んでいる。新制度の課題を探っている。

4/17 港湾労組、10連休にスト検討(朝日):14日朝から48時間のストライキを実施した全国港湾労働組合連合会(全国港湾)と全日本港湾運輸労働組合同盟(港運同盟)が16日に記者会見し、2019年春闘の賃金改善要求に経営側が回答を拒否し続けた場合、4月末からの10連休中にもストに踏み切る考えを表明した。

4/16 中国人の日系企業社員(日経夕刊):中国の日系企業で現地採用された若手社員の意識について言及している、雇用ジャーナリスト・海老沢嗣生「就活のリアル」。

4/16 (Bizワザ)ビジネスメール、ひな型活用(日経夕刊):今やビジネスに欠かせない電子メール。印象アップするコツを専門家に聞いている。

4/16 三井住友銀、最短30歳で管理職(日経夕刊、17日日経):三井住友銀行は2020年1月をめどに、最短で入行から8年目の30歳で管理職に登用する人事制度を導入する。定年は65歳に延ばし、シニアの給与を引き上げる。従業員組合に人事制度の変更を提案した。

4/16 吉本などに是正勧告(朝日、日経夕刊):労使協定で定めた上限を超える長時間労働をさせたなどとして、吉本興業と、アミューズが、労働基準監督署から是正勧告を受けた。

4/16 港湾労組が22年ぶり平日スト(朝日、日経):全国の港湾労働者でつくる全国港湾労働組合連合会が、14日朝から48時間のストライキに突入した。平日のストは22年ぶりという。経緯をまとめている。

4/15 10連休の保育補助、2260円に(日経夕刊):内閣府と厚生労働省は、4月27日から5月6日までの10連休中に子どもを一時預かりした保育施設に1人あたり2260円を補助する。通常の休日は 800円で3倍近い。

4/15 (デンシバSpotlight)残業規制で帰宅早まるか(日経夕刊):働き方改革関連法の施行で、4月から残業時間に関する上限規制が適用になった。早くから残業時間を減らしてきた伊藤忠テクノソリューションズなどの取り組みを伝えている。

4/15 特定技能、初の海外試験(日経夕刊、16日日経):外国人就労を拡大するため創設された新在留資格「特定技能」の初の試験が13、14の両日、フィリピンの首都マニラの大学で行われた。介護業が対象。合格者は夏ごろにも来日する見通し。

4/15 特定技能試験始まる(朝日夕刊、日経夕刊):外国人労働者の受け入れ拡大のために新設された在留資格「特定技能」。その資格を得るための、国内で初めての技能試験が14日、国内7カ所で行われた。

4/14 若手・技術者、賃上げ厚く(日経):日本経済新聞社がまとめた2019年の賃金動向調査(1次集計、4月1日時点)で、ベースアップ(ベア)を含む平均の賃上げ率は2.25%となり、前年を0.19ポイント下回った。若手や技術者に手厚い賃上げなど人材投資にメリハリをつける動きもあった。

4/14 (多民社会)特定技能「すぐ稼ぎたい」 介護分野、マニラで初試験(朝日):日本で働くことを望む外国人に向けた、新たな在留資格「特定技能」の試験が始まった。フィリピン・マニラの様子などを取材している。

4/13 特定技能試験始まる(日経夕刊):外国人が新たな在留資格「特定技能」を取得するための試験が13日から、国内外で始まる。宿泊・外食業の技能試験に向けて勉強するベトナム人女性(28)などを取り上げている。

4/13 パワハラ防止策、企業に義務付け(日経):職場のパワーハラスメント防止義務を新設する労働施策総合推進法や女性活躍推進法などの改正案が12日の衆院本会議で審議入りした。

4/13 外国人材、存在感増す(日経):総務省が12日に公表した昨年10月1日時点の人口推計で、外国人の入国者数から出国者数を引いた社会増加が過去最多の16万5000人となった。増えた人数の大部分は15〜64歳の生産年齢にあたる。

4/13 フリーランス170万人(日経、朝日):独立行政法人の労働政策研究・研修機構は12日、フリーランスなど個人で仕事を請け負う人の数が170万人にのぼるとの試算を公表した。

4/12 育休復帰、迎える準備を(日経夕刊):育児休業を終えた同僚が職場に戻ってくる季節。迎える側の心構えや本人の準備などについて、育休後コンサルタントの山口理栄さんに聞いている。

4/12 「卒後通年採用と新卒一括併用を」(日経):日本私立大学連盟(私大連)は11日、大学生の就職活動に関する提言を公表した。企業に対し、新卒一括採用に加えて、卒業してから数年内の既卒生を対象とした「通年採用」を導入するよう提案した。

4/12 いじめ対応、残業超過容認(日経):教員働き方改革で残業時間の上限を「原則月45時間」と定めた国の指針をめぐり、文部科学省が、いじめや学級崩壊への対応を理由とする場合は「特例の事情」とみなし、超過を容認することが11日、分かった。

4/12 バイト時給、3月2.5%高(日経):リクルートジョブスが11日発表した三大都市圏(首都圏、東海、関西)の3月のアルバイト・パート募集時平均時給は、前年同月比で2.5%(26円)高い1044円だった。

4/12 一歩踏み出すあなたに・6(日経):多くの若者が新たな一歩を踏み出す4月。先輩から新社会人へのメッセージを紹介するシリーズ。第6回は、作家の池井戸潤氏。

4/12 (ニュースQ3)なぜ?新入生は黒スーツが好き(朝日):なぜ大学の入学式でスーツは「黒一色」なのか、理由を探っている。

4/11 介護職員給与、月30万970円に増額(朝日):厚生労働省は10日、昨年9月時点で常勤の介護職員の平均給与は月額30万970円で、前年同期より1万850円増えたと発表した。それでも全産業平均と比べると約6万5000円低い。