2006年の日々の雑感
(それ以前のもの:2005年2004年2003年2002年2001年2000年99年96年〜98年
  • 12/30 ここ数日、自宅と実家の大掃除。恒例の労働年鑑の執筆時期なのだが、まったくやる気が出なくて困っている。正月明けまでには卒論やゼミ論を書けと学生の尻を叩いてきたが、当の教員の方はまったくのスランプである。かきいれ時なのに。。。

  • 12/25 昨日は40度オーバーの高熱と腹痛に悩まされ、しかたなく病院へ。検査と点滴で3時間以上かかり、クリスマス・イブの午後を病院で過すことになった。インフルエンザでも、ノロウイルスでもなかったのがせめてもの幸いか。

  • 12/23 昨日で本年の講義が終了。会議は来週も残っているが、年明けまでの短い休みに入る。
     昨夜はゼミ生と忘年会。おおいに盛りあがるも、昨日の講義中より若干体調を崩しており、それにもかかわらずいつものように呑んだせいか、今日は一日、微熱と腹痛で臥せていた。嘔吐の症状はないので、今流行りのノロウイルスではなさそうなのだが、苦しい。せっかく休みに入ったというのに。。。

  • 12/17 校正を終え、深夜近くのポストに投函。当初3校までが著者校と言われていたが、今回は2校であるのに最終校の判が押されていた。どうなるのかな?
     ボーナス後、初めて家族で過す週末となったので、ゆめタウンへお買い物。炊飯器が壊れていたので1万クラスの安いのを買おうとしたら、店員さんにそそのかされて、ワンランク高いIH炊飯ジャーに。どうやら随分と味に差が出るとのことだ。帰宅後、早速試してみたが、おいしさの違いはよくわからなかった。ん?
     さて、うどん屋の池上が移転するとのことをネットで知った。横浜から遊びに来た前任校のゼミ生たちが、池上のうどんや立地状況に感激していただけにちょっと残念。

  • 12/12 月曜に出版社から最終校が送られてきた。その校正のために籠っている。昨日は夜間の授業を20時頃に終えた後、22時頃から着手し午前3時まで。この局面になって大きな校正の見落とし箇所が出てきて気が抜けない。また読み直しているとどんどん修正を入れていきたくなり、ヘトヘト。
     昼過ぎに気分転換をかねて、商店街の再開発で先日オープンしたばかりの丸亀町壱番街ビルへ。昔からあったお店や、ブランド専門店などがひしめいており、賑わっていた。
     さて、そのビル内に出店した紀伊国屋書店を覗くと、社会科学系専門書の品揃えも豊富で、ちょっとした大都会の書店並の充実。労働問題のコーナーはないですが、「働くこと」についてのコーナーがあったからよしとしておきましょう。
     帰り道に立ち寄った地元の某大手書店で本を買ったら、立派な文庫本カバーをもらった。普段はこんなサービスがなかっただけに、やっぱり戦々恐々なんでしょうね。

  • 12/10 週末、資料収集と学会の研究会報告で上京。本日夜遅くに帰宅。疲れた。

  • 11/29 会議、会議、会議。。。。朝10時半から一つの会議をこなし、午後は学部長との組合交渉、そして教務委員会。教務委員会が終ったのは午後9時過ぎ。
     帰宅後、最近リリースされたVine Linux4.0を古いiMacにインストール。Linuxを立ち上げるのは久方ぶりだが、ちょっと触ったところデスクトップ環境としても随分使い易くなってそうな予感。これは試す価値がありそうだ。

  • 11/26 某学会のウェッブサイトを更新。10年ほど前に立ち上げにたずさわり、以後も管理をしていたが、4年前幹事を離れるのを機に、他の人に管理を譲っていたサイトだ。小姑風にクレームをつけることになってもいけないので、以来あまり閲覧していなかったが、最近再び管理せよとの仰せがあったので久方ぶりに覗いてみた。トップページの画像はリンクが切れ、表も崩れていた。また情報も多くが更新されていなかった。どこから手をつけようかということで、あちこちいじり始めたら結局今日一日つぶれてしまった。年報やジャーナルの目次などまだまだ手を入れなければならない箇所もあるが、まあなんとか徐々に手直しや更新していくことで済むレベルにはなったのではないかと思う。

  • 11/21 忙しい。ようやく一仕事こなしたと思ったら、また別の仕事。雑用ばかりが降ってきて、まともに本も読めやしない。この地には時間泥棒がいらっしゃるようだ。
     この一週間、仕事の合間をぬって校正を続けてきたが、本日、連れあいの手を借りてようやく初校を終える。深夜、ポストに投函した。再校が来るのはいつごろだろう。その頃にはちょっと時間に余裕ができていればよいのだが。。。

  • 11/14 出版を予定している本の初稿が、昨日届いた。校正にとりかかるもあまりに膨大で泣きが入りそうである。たかだか200頁弱で、学術書としては薄い方なんだけど。。。やっぱり校正は苦手だ。

  • 11/12 先週は飲み会が多かった。金曜は東京から出張に来ていた大学時代の友人とハシゴ酒。その疲れもあってか、土曜日はグダグダと。。。来週は忙しくなりそうだ。

  • 11/2 学園祭の匂いをかぎつけてか、今年の卒業生2人が研究室に来た。卒業して半年。その間にいろいろあったようだ。今年卒業しなかった同期のゼミ生も交えて軽く呑みに行く。いずれ香大のゼミ卒業生とも同窓会をしたいものだ。

  • 10/31 最近、アンケートづいている。といっても、研究ではなく雑用の一環としてのアンケート。学部の組合に、宿舎の自治会。両者とも本日を締切日としていた。無作為に送る場合とは異なって、そこそこの回答率が出るのがありがたい。
     ただ、組合費払ってやっているんだからお前ら働け的なことを書いているのがいたりして、カチンときた。経済学部の組合は、よくも悪くも、プロレイバーじゃない。素人組合員の持ちまわりでやってきた組合だ。組合費の大部分が歓送迎会などのパーティーの費用(=組合員の福利厚生)に使われており、執行委員に活動費が出ているわけでもない。自分の貴重な時間を潰してやっているのに、アンケートなんてやるんじゃなかったという気にさせられてしまう。

  • 10/28 午前中は小学校の音楽会。3年生の部で娘がピアノを担当することになったが、随分と難しい曲らしく、1週間ほど前から毎日練習を重ね、ようやく弾けるようになったのが一昨日。親子ともども緊張して本番を迎えたが、どうにか大過なく終り安堵した。
     午後、家族で坂出の鎌田共済会郷土博物館へ。JR坂出駅から見える瀟洒な洋風の建物で、村上春樹の『海辺のカフカ』の甲村記念図書館のモデルとも言われている博物館である。以前から一度訪ねてみたいと思っていた場所である。
     こじんまりとしているが、その多くが香川や坂出に関する貴重な文化財や化石である。ただお目当てのモノは展示されていなかった。何処にあるのだろうと探したが見つけることはできなかった。どうするわけにもいかず、諦めて帰ろうかとも思ったが、しかしやはり気になったので事務所にいた方に尋ねてみた。「ここにアヤメ石が展示してあると聞いていたのですが、ないのでしょうか」。事務の方に事情を説明すると、ちょっと待っててくださいと言って学芸員の方を呼んできてくれた。
     その学芸員は「アヤメ石は化石のところにあるはずですが」といって化石の展示室を指差して、確認に向ったのだが、やはりそこにはなかった。「ああ、そう言えば展示をやめて収蔵庫に移したんだわ」と思い出したようだ。「残念ですが、今は展示していないのです」ということであった。無理に見せてもらえないかと頼むわけにもいかず、「そうですか。ありがとうございました。」と言って帰ることにした。
     少し落胆はしながらも気持ちを変えて、さあ車を出そうという時であった。事務の方が車のところまで走ってきて何か言っているのに気がついた。「アヤメ石を出してきましたよ」。なんとわざわざ、収蔵庫からアヤメ石を取り出してきてくれたのであった。
     実はこの博物館にアヤメ石があることを知ったのは、亡き祖父から聞いていたことであった。鎌田博物館には立派なアヤメ石が飾ってあると。そのことは祖父のエッセーにも書かれている(現在、祖父が発表した短文の多く叔父によってネットで公開されている)。今日はその祖父の命日。これが今日、博物館を訪れた理由だったのである。
     車を降りて博物館に戻ると、何キロもあろうかという石を学芸員の方が博物館の玄関あたりまで運んでくれていた。祖父から聞いてイメージしていたのとは少し違っていたが、しかしとても立派なものであった。わざわざ一来館者にすぎない私のために片付けていたものを出していただいことに感謝するとともに、祖父と川原でアヤメ石を探した30年程前のことを思い出し、しばし追憶にひたっていた。

  • 10/25 学生のインターンシップの報告会。3時間半にわたり、24人の報告を拝聴した。多様な業種や職種で、様々な体験をしてきたようだ。その経験が彼らにとって貴重な体験となったというのはわかるのだが、それが本当に彼らのキャリア意識を涵養することにつながったのかと問われれば、どうも首肯しかねるような報告がいくつかあった。とりあえず単位が欲しいからという気持ちで参加したのかもしれない。
     インターンシップも企業や学生に広く浸透し、さらに学生の就職状況も改善しつつあるなかで、そろそろ単位を与えてインターンシップを奨励するというやり方も歴史的使命を終えようとしているのではないか。むしろ、単位とは関係なく自分のキャリアの問題としてインターンシップにかかわり、そしてその経験を大学での勉学につなげていくように誘導していく必要があるのではないか。
     学生の一人から、高知大学を見習ってもっとインターンシップの期間を伸ばして単位も増やしてくれという「提言」が出された時、そんな風に感じた。インターンシップばかりが栄えて、大学教育を空洞化させてはならない。このように書くと、これまでインターンシップの導入・定着に尽力されてきた先生方からは、羹に懲りて膾を吹くと批判されるかもしれないが。

  • 10/24 昨晩はゼミ終了後に、学生数人とで大学近くの居酒屋で呑む。夜間のゼミ生たちが自主的にゼミ合宿を行い、教員抜きにもかかわらず卒論の中間報告をしていたという話を聞いて感心した。知らぬは教師ばかりなり。

  • 10/9 三連休の初日、祖母のために全国から親類が高松に集まり食事会。若い従兄弟たちの一部を連れて夜の街へ繰り出し、いつもの琉球御殿で遅くまで呑んだ。最後は鶴丸でカレーうどん。高松らしい夜を堪能してもらった。昨日は二日酔いで一日潰れ、今日は体育の日ということで娘たちとキャッチボール。秋空の下、おだやかに過す。
     武蔵大学の橋本健二先生より『階級社会:現代日本の格差を問う』(講談社)を頂いた。多謝。

  • 10/6 講義初日でガイダンス。思ったほどの受講者数ではなかったが、二ヶ月ぶりの講義は緊張する。2コマ目の基礎ゼミ(今年から始まった1年生用のゼミ)が終って研究室に戻ったときには、どっと疲れがでてソファに臥せてしまった。

  • 10/3 今週から講義再開。ただ、先週は研究会での報告や会議等に忙殺され、今週になっても雑用がどんどんと入ってくる。後期の講義は金曜からなのだが、なかなか準備に取り掛かれないでいる。

  • 9/24 21日から本日昼までゼミ合宿。4年生の卒論中間報告と3年生の共同調査の報告を連続で実施し3泊4日の長丁場となった。昼はゼミ、夜は飲み会が続き、大変であった。
     ゼミ合宿が終ると夏休みも終り。皆さん、御苦労さまでした。

  • 9/19 とりあえず原稿提出。一息ついたというのか、それとも忸怩たる思いというのか。

  • 9/18 台風一過で晴れたが、風の強い一日となった。午後から敬老の日ということで両親を連れて門入の郷カメリア温泉へ。敬老の日ということもあってか賑っていた。
     帰り道、ついでということで寄った先は雨滝山自然科学館。世界最古のナマズの化石(レプリカ)が置いてあるということで出向いてみた。一階は日淡魚、二階は化石と、そのまま私の趣味的世界が展開されているという感じであった。ナマズの化石以外にも香川で取れた植物の化石が充実している。またこの雨滝山で出たゴキブリや鳥の羽の化石も展示してあり、子どもそっちのけで係員の方の説明に耳を傾けていた。
     高松に戻ってからは、明日から入院する父のためにと、弟家族とで中華料理を食べに行く。

  • 9/14 昨日は久方ぶりの長丁場の会議。6時間ぶっとおしでさすがに疲れた。
     原稿執筆も終盤だが、なかなか思い切ることができないでいる。あと、そろそろタイトルも考えなきゃいけないし。。。そんな風に思っていたら、講義開始まであと2週間ほどになっていた。夏休みの宿題に追われる子どもの気持ち。ゼミの合宿を来週に控え、頭の切換えはうまくいくだろうか。

  • 9/10 金曜に有休をとって、東京へ。大田区工和会のビアパーティーに参加させてもらった。景気が堅調に回復していることを受けてか、例年以上に盛大なパーティーとなった。これまでお世話になってきた方々に忘れられぬように挨拶をしてまわった。
     昨日は、横浜で前任校のゼミ卒業生と同窓会。懐しい面々が20名ほど集まってくれ、楽しい会となった。いいゼミ生に恵まれて幸せだということを、本当に感じさせられた。。

  • 8/31 8月も末になってようやく過しやすくなってきた。このところ原稿執筆にいそしんでいるが、これまではクーラーのある研究室でないとどうにもならないという状況だったのだが、やっとクーラーのない自宅の私の部屋でもどうにか執筆できる状態となってきた。でも、もう8月も終り。ちょっと寂しい。

  • 8/23 お盆のラッシュも先週で終ったようなので、夏の休暇を取り、昨日より一泊二日で徳島県南部へ家族で小旅行をしてきた。初日は8時前に自宅を出て、美波町(旧日和佐町)のうみがめ博物館カレッタにお昼前に到着。この博物館へは6年前にも来たことがあるが、子どもたちはまだ小さく、記憶も定かではなさそうなので、再度訪問。子どもたちは、初めてのように楽しんでいた。
     その後、風光明媚な阿波サンラインを通って、牟岐町の貝の資料館ムラスコむぎへ。小さな施設ながら、水槽が沢山あり楽しめた。そして本日のメインである海水浴を行う大砂海水浴場には2時過ぎに到着。ところがいざ着替えて、泳ごうとしたとたん、雷鳴が。海での落雷被害は怖いので、急遽中止して、ちょっと早いが宿泊予定の宍喰の国民宿舎みとこ荘へ。温泉も堪能し、21時頃には皆寝た。
     今日は昨日断念した大砂海水浴場に再度チャレンジ。水の透明度が随分とよいのには驚いた。何せ自分の足が届かないところでも、海底まで綺麗に見通せるからだ。また、近くの岩場で磯遊びもしたが、熱帯魚風の魚もいて感動。午前中一杯遊び、子どもたちも満足したようだ。ただ、海水浴のシーズンは先週までだったようで、海の家も解体中だし、シャワーや更衣室も閉鎖済。家族もクラゲや藻の虫に刺されたりということで、時期的には失敗か。。。
     午後はひたすら帰路。高松の実家に戻ってきたのが16時半。総走行距離300kmの旅であった。これまでの2年間での運転が大体3000km程度の自分にとっては、山道も多い今回の運転は結構疲れた。ただ、徳島南部は非常に素敵な場所なので、次回は、7月下旬あたりに2泊はしたいものだ。

    潮溜りで見つけたコバルトブルーの熱帯魚

  • 8/18 自宅のパソコンのモニターを衝動的に買い換えた。研究室のモニターは20インチのワイドスクーリンだが、自宅は17インチであった。20インチワイドスクリーンだと,ファイルを二枚横に並べて使うことができる。前に作成したノートファイルを横に開いておきながら、論文が執筆できる。一度、この便利さを知るともう後戻りはできない。自宅でも同じ環境をと思っていたが、10万円近くするためにそうそう手をだせないでいた。
     ところが昨日、ネット上で20インチで5万円以下というモニターをたまたま発見。最安値を調べていると4万円ほどで買えそうだということで、ついポチっとしてしまった。
     注文からたった1日。本日の夜配送されてきた。ポチっとした後に、ネット上でTN方式の液晶は安かろう悪かろう(色むらが生じる)だという意見があるのを知って、ちょっと後悔しそうにもなっていたが、素人目には分らないので胸をなでおろした。むしろ思ったとおりの広々とした画面に大満足。これで論文の執筆も進むはず?

  • 8/3 朝10時半から3時過ぎまで休みなしで3つの会議。終った後は、インターンシップで学生を受け入れていただいてる某社に、挨拶と御礼を兼ねて訪問。昨日の会議で割当てられた企業に早速アポを入れていたのだ。対応された方には「各社さんを回ってられるのですか?」と聞かれたが、不覚にもその質問に憐愍の情を感じてしまった。
     今日も臨時教授会と試験監督。8月に入るも、研究ができる状況とはなっていない。

  • 7/31 大学院の講義が終了。これで前期の講義全てがやっと終った。ただ8月になっても、テストの監督や会議は続くし、テストの採点もこれから。地方国立大学の夏休みのスタートは遅い。

  • 7/30 土曜日は学部の経営系メンバーで運営している現代経営研究会で、これまで行ってきた大田区の町工場調査について報告した。参加者は多いとはいえなかったが久方ぶりとなる報告にちょっと緊張した。また岡山大学の畏友大野威氏を招いて「賃金の公平性」という報告をしていただいた。研究会後にはいつものように居酒屋へ。一仕事したこともあってしこたま呑んだ。
     今日は午前中はちょっと二日酔い気味。午後から弟夫婦に誘われてサンピアさぬきのプールへ。真夏日の中、子どもたちの世話をして過したために真っ黒に。焼けた肌はアロエでケアしたが、これが結構よかったりする。

  • 7/19 午後、会議二つ。どちらも自分の利害がかかわっている会議で、結構しんどい思いをした。もともと自分の利害をあからさまに主張したり、自分を売り込むことが苦手なのだが、給与も研究費も随分と減っているなか、それで手をこまねいているだけではどうにもならないので自己主張してみた。結果は限りなく二敗に近い、一敗一分。
     完敗したのは、これからの学部を背負っていく研究教育プロジェクトに対して支援を行う学部の助成金。ゼミで行っている共同調査研究で応募してみた。応募段階で関係者から趣旨が違うので辞退した方が良いとのアドバイスもいただいたが、折角のチャンスだからということで、無理を押してプレゼンさせてもらった。まあ手応えはそれなりにあったと思ったのだが、趣旨が違うので落選との通知が深夜に来た。残念。ゼミ教育をしっかり行うことこそが今後の学部教育を支えていく活動だと思うのだが、その思いは通らなかった。
     ただ、プレゼン後のディスカッションではサポートしてくれる人もおり、執行部のある人からは次年度以降ゼミ活動支援のための別の財源を作ることを検討する必要があるかもしれないという意見が出てきた。ドンキホーテ的行為も全くの無駄ではなかったのかなぁと自分を慰めている。しかし、来年のことを言うと鬼が笑うとも言うから。。。。

  • 7/13 昨日は専門の講義で授業評価アンケートを実施。この大学に赴任してからは大人数講義が続いたので、昨年のFDでは散々大人数講義と少人数の講義を同列に置いて比較するのはやめてくれと主張してきた。それが今年の講義は登録者60人で出席者は半分程度。しっかりと少人数枠に入ってしまった。これで結果が悪いと何を言われるかわからない。南無〜。
     テストで持ち込み不可としたためか、それとも同時間帯の別の講義に喰われたかはわからない。おそらくその両者だろう。ただ熱心に参加してくれた学生が多く、静かな雰囲気で講義できたのはよかった。アンケートのついでに、恒例の独自に実施している講義の感想も書いてもらったが、良い評価を書いてくれる学生がいてありがたい(人的資源管理論Bに対する感想共通教育に対する感想)。
     他方、持ち込み不可とした試験について品のない批判をしているのもあって、ちょっと興覚め。前の方に座った学生が別の講義の本を読んでいるのを見つけたときと同じ位に、嫌な気持ちになっている。
     今日は、たまたま研究室に立ち寄った先生と「アンケートが終わって、やっと一息つける。最後の授業は評価を意識せずに伸び伸びやろう」などと悪態をついていた。明日は教養の講義でアンケート。こっちはオムニバス形式での開講だったのでちょっと気楽ではあるが。

  • 7/9 午後、苅部直の『丸山眞男』(岩波新書)を読む。同世代が書いた丸山眞男論。全共闘世代の悪影響できちんと丸山を読むことさえしないできた自分だが、丸山の個人史(戦前の逮捕歴や原爆体験など)を重ねあわせながら、その思想を切開していく筆致の鮮かさに魅かれて、ついつい読みすすめてしまった。しかし、それだけではない。筆者が丸山に仮託しながら語っている現在の民主主義の危機とその診断にこそ、もっとも強く共感させられたのかもしれない。

  • 7/6 最近、忘れ物をするようになった。会議に持っていった袋を忘れて、ファイルだけを持って帰ることが何回か続いているのだ。昨日は二箇所で忘れもの。一つはその時に親切にも声を掛けてくれる人がいて事なきを得たが、もう一つは今日、学校に行ってから発覚し、慌ててしまった。こっちも事務室に置きわすれていたので、事なきを得たのが。。。
     しかし、ちょっと多すぎる。会議や雑用続きで忙がしすぎるからか、それとも若年性痴呆が始まったのか。後者だったら怖いなぁ。

  • 6/30 共通教育(いわゆる一般教養)の経営学の講義が終了。オムニバス形式で3回分を担当ということもあって、駆け足ぎみになってしまった。来週からは同じく一般教養の「現代企業とグローバリゼーション」を3週連続で担当することになっている。ちょっと思案中。
     先月号の大原社研雑誌に掲載された投稿論文のPDFファイルがアップされていたので、興味のある方は御覧ください。

  • 6/18 昨日、母親の名代で従兄弟の結婚式に出席。新郎新婦とも映像業界の人ということもあって、披露宴は、司会がブライト艦長であったり、創作ビデオがふんだんに上映されたりで、楽しく構成されていた。お幸せに。
     今日は、昨日帰りの飛行機で読み始めた『ユダの福音書を追え』の残りを読んで過した。キリスト教やその歴史なんて勉強したことさえないが、イエスを売った裏切り者とされてきたユダが実は・・・という福音書が見つかったとあって、ついつい手が出てしまったのだ。これも自分が歴史の中で消されてしまった声を扱っているせいか。

  • 6/11 週末、坂出で3年生のゼミ合宿を実施。2泊で2冊の新書を読むというハードな合宿となったが、その分、最終日の夜は遅くまで呑んで盛りあがった。

  • 6/8 午後、母校の高松西高「西高パワーアッププロジェクト」の講師・助言者として出むく。母校にはドライブなどで学校の前にまで行くことはあったが、中に入るのはおそらく高校卒業以来だから、ほぼ四半世紀ぶり。いくつかの授業を見学させてもらい、生徒や先生の前で1時間程の講演をした。少々高校生には縁遠い経営や経済のことについて雑駁に話したということもあって、聴講された方々をどの程度満足させられたのかについては忸怩たる思いでいる。ただただ香大経済学部を受験する西高生が減ったということがないよう祈るのみである。

  • 5/30 先週末、大原社研から論文掲載号が送られてきた。最後の最後で算式を中心に随分とチェックしたつもりだったが、早速訂正しなければならない箇所を見つけてしまった(鬱)。拙稿を入手された方、32頁の算式2の中の「標準」は「標準時間」に訂正願います。
     研究棟の廊下である先生に声を掛けられた。「教務委員と組合は大変でしょう」。全く然りで、本当に忙しい日々が続く。ただ明日の午前の講義と午後の会議、説明会、団交が終われば、今週の残る予定は週末の東京での社会政策学会への参加のみ。あわただしいが、久方ぶりに研究者気分に浸れそうだ。
     とはいえ、来週には母校での講演会やゼミ合宿が控えているし、再来週からはオムニバス形式の講義の担当時間が始まり1コマ増だ。夏休みが待ち遠しいと言うのは、ちと早すぎか。

  • 5/25 昨日は、午前中に講義をした後、会議が二つ。一つは主催者側だったので、実に神経を使った。夜は組合の新人歓迎会。会議疲れも忘れて遅くまで呑み歩いた。

  • 5/21 ようやく晴れたので、お昼から満濃森林公園へ。帰りの道で、いかにもな小川を見付けたので、車を止めて網を入れてみるも、このところの雨のおかげか、流れが早く、何も網にかかることはなかった。雰囲気はよかったんだけれどなぁ。
     先週は突発的な会議も入り、仕事に追われっぱなし。今週も同様の日々が続きそうだ。。。

  • 5/17 42歳になった。今年度になって忙がしく、研究そっちのけで会議や雑用やで毎日が過ぎていく。今日も午前の講義後に、間髪いれずに会議が続くことになっている。昼休み位は、しっかり休ませてやという気分になる。
     世間では42歳は後厄だと言われている。せめてその厄災が、この程度のことであってくれるのであれば、それはそれで良しとしなければならないのかもしれない。
     一日を終えて。やっぱり、忙しかった。帰宅途中に買った15年ものの古酒の春雨(4合8400円)をちびちびと呑んで、明日に備えている。

  • 5/13 某誌に掲載されることになっている論文の最終校正が送られてきた。かなりの数の朱が入っているのだが、〆切間際らしく、それをチェックしてすぐに送り返せとのことであった。大半がたわいのない誤植や表記ミスであったのだが、その中にとんでもない(致命的な)誤植があったことが発覚。今回の論文、簡単な算式を載せているのだが、その一つが、こちらの原稿とはまったく別の算式になっていたのだ。初稿の段階できっちりとチェックしておくべきであったが、何はともあれ発見できてよかった。ホッ。。。

  • 5/5 このゴールデンウィークは子供とエビの日々。子供を連れてのドライブとエビの飼育以外、何もせずに終りそうだ。週開けには講義や会議の連続。さっそく忙しい日々となりそうだ。

  • 4/30 昨日行ったゼミの新歓コンパのために、午後まで二日酔い。朝起きた時には2次会の記憶はなかったのだが、デジカメを見るとしっかり参加していた。そういやそうだったかな。
     二日酔いからようやく解放された夕方、家族で近くのホームセンターへ。昨日某所で捕まえたミナミヌマエビ用の20cmのキューブ型水槽を購入した。これまで魚と混泳させていたために、いつも食べられてしまっていたことを反省しての措置。これで爆殖を目指したい。

  • 4/28 昨年本学から専修大学に転任された清水真志先生より『商業資本論の展開』(ナカニシヤ書店)を頂いた。350頁超の大作。ここに記して謝意を表したい。同期や若手の方々の力作を見るにつけ、自分も頑張らねばと思う。
     始まったばかりの3年ゼミだが、本日は19:30まで延長戦。皆さん、御苦労さまでした。

  • 4/26 水曜日が異様に忙しい。午前中に立ち講義を行い、昼休みをはさんで午後は会議。今日も教務委員会がお昼1時から夕方6時まで。昼食をとる間もなく、家に帰ると1.6kg痩せていた。ゴールデンウィークが待ち遠しい。

  • 4/24 昨日家族で徳島の神山森林公園に出掛けた際に採ってきたイタドリを喰らう。皮を剥ぎ、一晩ぬるま湯にひたし灰汁抜きをしたところ、酸味もほどよくとれ、サクサクとした食感でおいしい。いろいろと料理できそうだ(私がするわけではないが。。。)。近所の山にも随分はえている身近な雑草なので、今度また山歩きがてらに採ってこようか。

  • 4/19 最近頂いた本。 前者は労働社会学会でお世話になってきた山田氏の4冊目となる著書。氏の生産力の高さには頭が下がります。後者は大原社研が主催した研究会の5年にわたるプロジェクトの成果。私も横浜在住時には参加しており、一本書けとも言われていたのだが、前任校でのゴタゴタに巻き込まれるわ、都落ちするわで、途中脱落。こんな落後兵にも律義にも寄贈していただいたのであった。多謝。現在、組合の委員をやらされ、組織化の難しさを実感するようになっている。そんななかでこれまでの労組の組織化戦略を学び、再考する契機としたい。

  • 4/16 朝、今週水曜締め切りの論文の校正を投函。ポストに入れた後で数式を再度チェックしておけばと思ったのだが、後の祭。
     昼前に家族で高瀬の方にドライブ。某所で潮干狩りを目論んでいたのだが、あいにく本日の満潮が午前11時、干潮午後6時ということもあって、叶わず。それにしても、久方ぶりの長距離運転(大した距離じゃないが)は気をつかう。午後2時ごろ帰宅したのだが、疲れからうとうと昼寝モードへ。

  • 4/15 怒涛の1週間がようやく終った。今年度、教務委員になったこともあって、年度初めの慌しさを久方ぶりに経験した。気がつけば講義も始まっているし、新3年のゼミも昨日始動。来週には前年度の委員の引き継ぎや組合の会議が控えており、ドタバタと新学期を迎えている。
     そんな中で、今日は久方ぶりに何も予定のないお休み。家族を連れて外出したいと思ったものの、雨ということで、郊外の巨大ショッピング・モールへ。何を買ったというわけでもないが、人混みのなかを歩きまわってクタクタになった。

  • 4/10 先週末に始まったゼミ選考も今日が最終日。定員8名に対して16名の応募があり、最終的には10名を第3期生として受け入れることになった。厳しい定員枠のため、不本意ながら選考から落とさざるを得なかった学生さんたちに申しわけなく思う。
     自分の選考を終えた後は教務委員の仕事。斡旋と会議で21時頃まで忙殺される。疲れた。。。

  • 4/9 昨日、大学・大学院時代の恩師の一橋大学退職記念パーティーに出席するために上京。これまでの学恩に感謝し、大学院出身者を中心に30名程度が集まった。10数年ぶりという懐かしい面々とも再会し、遅くまで呑んだ。
     弟子たちによる退職記念論文集『地球情報社会と社会運動』(新原他編 ハーベスト社)も無事刊行された。不肖の弟子である私も、全自の賃金原則についての論文を載っけてもらった。関心のある方は御一報ください。
     本日は日産争議の関係者の「例の会」に参加。最終の飛行機で高松に帰り、自宅に辿り着いたのは9時過ぎ。

  • 4/3 教授昇進に伴なう昇給の辞令を受けとり失望した。教授には昨年の5月に昇進していたのだが、給与については大卒後の年数不足ということで今年の4月になると言われ、11ヶ月待たされていた。つまり、昨年教授昇進はしたものの、給与は1円も上がらなかったのだ。さすがにクレームをつけに人事課に出向いたが、「来年は絶対上りますから」と追い返された。今日、その昇給の辞令を受けとったのだ。
     給与にこだわるのには理由がある。私は前任校で給与にクレームをつけたことはなかった。労務管理の教員であるにもかかわらず、細かな計算さえすることさえなかったのである。ある意味、お金にこだわることは美しくないという自分なりの美学があったからだ。
     だが一昨年の転任後、この大学での初任給をもらったときには涙が出てきた。苦労してつかんだはずのこの大学での職が、月額で10万円、年額に直せば150万円近くの減収となっていたからだ。何よりも自尊心が崩された。
     減収の理由にはいくつかあるが、自分として腑に落ちない理由に、この大学においては赴任時の号俸の算定にあたって、前任校での経歴が圧縮されることがある。昨年調べた結果、自分と同じ1995年前後に教員の職についた現職の香大の教員のなかでは、二番目に低い号俸であることがわかった。最も低い教員は私より半年遅れて私大から来た香大に赴任した人であった。この大学への赴任が遅いものほど、低い位置付けとなっているのである。
     国立大学以外からの転任者は、大学教員としての経歴がそのまま認められることはない。ただでさえ、特別昇給が勘案されない分、転任教員の号俸は長期在籍者よりも低くなりがちであるのに、その上、前大学での教員歴は圧縮されるのである。哀しいことに、私の号俸は、助教授歴が私の半分程度の人と同じであった。
     私の賃金が低いということが発覚したとき、ある先生は「教授になれば取り戻せますから」と慰めてくれた。そんな言葉に一縷の望みをかけ昇進のために頑張ったが、上に書いたように、昨年はそれによる昇給もおあずけということになっていた。
     こんな悔しいことばかりが続いてきたが、ようやく晴れて昇進による昇給だということで、この日を楽しみにしていた。昨年の給与規定では新しい級における号俸は、現在の賃金よりも上位の級の直近真上の額の号俸の一号俸上の号に位置付けるとなっており、2〜3万円の昇給となるはずであった。1年でこれだけ本給が上ることはもうないであろう。それだけに期待も高まっていた。
     しかし、またしてもその思いは裏切られたのである。この4月からの給与カットに伴なう新給与表と新給与規定が施行され、それによって与えられたのは5級2号俸。教授の給与の級である5級の中では2番目に低い号俸に位置付けられ、額の上での昇給は僅か5000円。給与カットの時代といえども、今回の昇給対象外の者は皆、現給保障されている。昨年、昇進にともない昇格した人と、今年昇給した人では非常に大きな格差がつくものであった。
     賃金は「衛生要因」といわれる。賃金が高いからといってモチベーションが高くなるわけではないが、賃金に問題があると不満を持たらす。衛生状況が悪いと病気になりやすくなるが、良いからといって健康になるわけではない。そういう比喩から使われている言葉だが、この大学の賃金処遇はまさに私の心を病ませるに足るものである。

  • 4/2 昨日から新学期が始まったが、週末とあってのんびり過す。家人も実家に戻って、なかなか帰ってきそうにないので、こまごまと家事で時間を費す。
     ACADEMIC RESOURCE GUIDEという研究者のホームページを評価・紹介しているメルマガの編集人、岡本真氏よりメールを頂いた。99年頃、まだ研究者でもホームページを開設している人が少なかった時代に、当サイトを紹介して頂いたことがあった。その氏がこの度『これからホームページをつくる研究者のために』(仮題)という本を出版されるとのことで、今回はこのホームページのキャプチャ・ショットの掲載許可の依頼であった。光栄な話で、二つ返事で請けあった。
     来週は入学式に、ゼミ選考など行事がめじろおし。教務委員の仕事も本格的に始まり、忙しい日々になりそうだ。

  • 3/24 今日は香大でのゼミ1期生の卒業式。うららかな春の日差しのなかで新しい生活への門出を祝った。香川大学経済学部という老舗ブランドを次の世代へと引き継いでくれる人となってもらえればと思う。
     明日は横浜市大時代の最後のゼミ生たちの卒業式。残念ながら出席できないが、遠く四国から彼らの新生活が幸多からんことを祈念している。

  • 3/21 昨夜は香大でのゼミ1期生の追いコン。卒業生と浴びるように呑んだ。今日の教授会では無事、4年生の卒業が決まりめでたしめでたし。

  • 3/16 東京大田区の調査でずっとお世話になってきた北嶋絞製作所の北嶋一甫社長から、ワインクーラーが送られてきた。ステンレス製の一枚板からへら絞りという加工技術で作ったもの。昨年仲間内に配るために作ったときに、私の分も作ってくれていたとのことで、それを今回送ってくれたのであった。大感激。大切に使わせていただこうと思う。

    北嶋絞の箱に入って送られてきた。

    とても上品なワインクーラー。

    底もきちんと折り返されている。

  • 3/14 バレンタインデーのお返しの日。唯一義理チョコwをくれた家族へのお返しには、象屋元蔵(きさやもとぞう)の「おととせんべい」にした。おととせんべいとは瀬戸内の小魚類を載せてプレスした煎餅。かつては高松の特産だったらしいが、近年途絶えてしまっていたのを、最近、ある若者が復活させたとのことだ。
     なんとも嬉しい話ではないか。このところのミニバブル。ネット上での株式取引で巨利を儲けている若者がマスメディアでとりあげられているが、こいつらは金を横から横へと動かし、その利鞘を稼いでているだけで、何も作り出していない。かつてカジノ資本主義という言葉があったが、奴らはそれを引き込もりの世界で実践しているだけである。ともすれば、そうした危うい拝金主義さえもてはやされかねない風潮ともいえるのだが、他方、地味ながらも地域文化や風土を継承すべく起業する若者たちがいる。こうした心意気を大切にし、育てていく枠組をつくっていくことこそ、今に必要な政策なのではなかろうか。
     たまたまそのお店が実家近くにできていたということもあり、これを機にと初めて買ってみた。家族からは好評で、少し私も食べてみたが、海の香が芳しく、パリパリと美味しいお煎餅であった。今後の高松土産はこれにしようかなとも思っている。
    おととせんべいの写真
    本当はイイダコの煎餅の写真だとインパクトがあったのだが、即座に家人に食べられて撮影できなかったorz

  • 3/11 92歳となる祖母の誕生日のお祝いに、車でお出かけしようとしたら、バッテリーがあがっていてエンジンがかからない。1ヶ月近く運転せずに、放置していたためか。初めての体験で随分と焦るも、JAFに入っていたことを思い出し、電話をかけてみた。予想以上に素早い対応。おかげで、家族で祖母宅に無事出掛けることができた。リスク管理の大切さを思い知らされたと言ったら大袈裟であろうかw。

  • 3/9 ここ数日暖い日が続き、春を感じるようになってきた(生憎今日は曇っていて、ちょっと寒かったが)。昨日は気温も20度まで上がり、軽くウォーキングしていても汗ばむほどであった。
     春めいてくるのは嬉しいことだが、ただ目がかゆい。朝起きてから夜寝るまで、ひたすらかゆい。こりゃ花粉症か。

  • 3/7 ようやく授業、採点、雑用のプレッシャーから逃れた短い春を迎えた。一年前から気にかかってきたことの研究に着手するものの、何せ50年前の同一労働同一賃金論争。何かしら有意義な結果がでるのどうかわからない怪しげな課題である。ただただ、この春が無駄にならねばよいことを祈るばかりだ。

  • 3/2 掲示板をとりあえず復活させてみました。ご利用ください。

  • 2/28 今日もウォーキング。裁量労働制はこういう時には便利だ。仕事の合間をぬって紫雲山周辺を1時間程歩く。昼食抜きダイエットとここ数日のウォーキングで、ようやく北海道へ行く前のレベルに戻す。あと数キロ落せば、精神的に楽になれるのだが。

  • 2/25 北海道で随分と太ってきたので、反省してウォーキングの日々。ここ数日、近所の山を攻めている。本日は栗林トンネル越えの後、浄願寺山の切通越経由で、香東川に出て自宅まで戻るという初めて歩くルート。昼食抜きダイエットも併用するつもりだったのだが、ちょうど良い時間に池上製麺所の前に来てしまったために、ついフラリ。100円で釜玉うどんを食す。2時間近くのウォーキングだったが、結局減量という初期の目的に資するところはなかったかもしれない。

  • 2/23 昨日、2泊3日で出張していた北海道から帰宅。比較的穏やかな日々だったので助かった。今回、暖かいもてなしをしていただいた北大の方々に多謝。北海道の冬の味覚を堪能しすぎたのか、帰ってきたら3キロ太っていた。

  • 2/18 非常に腹立たしいことだが、掲示板への宣伝書き込みが非道い。くわえてInfoseekの掲示板は画像も貼り付けられるので、いかがわしい画像を貼り付けてくる。自己防衛のためにも当分、掲示板を撤去しておきます。後日、なんらかの対策をして再開できればと思っております。御了承ください。

  • 2/16 修論審査と採点の日々が続く。この1週間で修士論文4本の審査をし、100人程の講義3科目分の採点なので、正直しんどい。目がしょぼしょぼしてくる。でもあと一踏ん張り。頑張れ、自分。

  • 2/14 例年のことだが、家族以外からはバレンタインデーのチョコはなし。ただ、熊沢誠先生から新著『若者が働くとき』(ミネルヴァ書房)を頂いた。すぐにでも読み始めたいのだが、期末試験の採点で捕われの日々が続く。

  • 2/9 昨日、横浜から市大時代最後のゼミ生(現4年生)4名(+α)が高松にやってきた。教授会やらFD研修やらで忙がしい日であったが、20時頃にはようやく仕事から解放されて、彼らと合流。香大の現ゼミ生と交流会とあいなった。
     今日は有休をとって、彼らの接待。有名うどん屋さんめぐりをした後、土産を買いたいというのでデパートに案内した。午後4時には高松を発ったのだが、車で横浜に戻るとあってちょっと心配。
     つきあってくれた香大ゼミ生の方々、御苦労さまでした。

  • 2/7 本日05年度の最後の講義。先日の感想で「板書が多い」という苦情が沢山あったので、板書を禁欲してみた(とはいえ、最後は、いつも通りの板書へと復帰していたが)。さて、口述で済ませたところを、どの程度ノートにメモしてくれただろうか。
     講義が終了し、研究モードに突入したいも、そうもいかない。今週末用のテスト問題を作成しなければならないし、来週は四本の修論の審査。週末、東京に出向くので、今のうちに読んでおかなければ。来週は来週で、修論審査に加えて、テストやレポートの採点(全部で300枚超)でつぶれそうだ。折角、新資料を入手したのに手を付けられない日々が続く。
     明日の夜には市大時代のゼミ生4人(+α)がやってくる。さて何処に連れていこうか。

  • 2/5 先週金曜の講義(経営管理概論II)で授業アンケート。独自の自由記述の感想を読むと、今回は厳しい評価が目立っており、ちょっと鬱。感想を打ち込んでもらっている連れ合いにも「今回のもアップするの?」と言われる始末。今週火曜には最後の講義が残っているのだが、憂鬱だ(2/6 めげずに感想をアップ)。
     同日、4年生の卒論打ち上げ。二次会に合流できず申しわけないことをした。

  • 1/28 昨日は、3年ゼミ生の共同研究の最終報告書の作成。夜遅くまでPCに噛りついての版下作りは、ここ数年恒例行事と化しているが、今年も16時30分頃から作業を開始して、結局23時までかかってしまった。残すは生協に出して、印刷・製本が出来上がるのを待つのみ。これで3年ゼミも無事終了となる。皆さん御苦労さまでした。

  • 1/24 一週間程前から読み始めた山本潔氏の『日本の労働調査』を本日ようやく読了。戦後の東大社研関連の労働調査を総括した600頁弱の大著。読んでいるなかで気になる古典的文献が沢山出てきて、その度に日本の古本屋で調べ、買えそうな値段(4000〜5000円まで)なら何も迷わずポチ。今すぐ必要があるわけではない本も、ちょっとお買得なものを見つけるとポチ。この一週間でもう6冊。癖になりそうで怖い。
     人的資源管理論Bがようやく終了し、明日は東京出張。研究へと頭を切りかえたいところだが、まだ4回も残っている講義(経営管理概論II)がある。ファイト。

  • 1/22 二日連続のセンター入試業務終了。今年は別室受験の担当で、大教室の監督に比べると隨分と精神的・肉体的に楽であったが、それでも昨日行ったリスニング試験はハラハラドキドキものであった。現場の試験監督に過剰な負担を強いる、現行のリスニング試験は是非廃止してもらいたいところだ。

  • 1/20 昨日は、来年度より始まる企業・社会コースの教員たちで新年会。新しくできる8コースのなかで教員構成は最少であるが、その分、まとまりも良いと自負している。教育談議や私事の話で隨分と盛り上り、最後は某先生と隨分と遅くまで呑んでしまった。

  • 1/17 火曜日の授業は本日を入れてあと二回ということで、全学の授業評価のアンケートを実施した。あわせて自由記述の「講義の感想」を別に書いてもらった(1/19追記 「講義の感想」をアップ。後者を読む限り、今回は誤字脱字のひどさを指摘する意見がなく、昨年よりもちょっとは前進したというところか。また温かい感想を記してくれたものも多く、有難く感じた。
     さて先週末、赤いiMac(写真は横浜時代の自宅リビングで撮ったもの)Vine Linuxをインストール。このiMac、5年程前に中古で購入し、長らく連れあいが使っていた。さすがに最近のMac OS Xを動かすにはきびしく、1年程前に引退させ、以後リビングの置き物と化していた。
     Linuxをインストールしたといっても、何か目的があったというわけではない。ただ久かたぶりにLinuxに触れてみたかっただけである。無事インストールを終えて、ちょこちょこと試していると、Linux上でコンパイルしたdviファイルをpdfファイルに変換すると、Macで作るよりも隨分と軽いファイルになることに気がついた。昨年発表した論文の場合、Macでは1.9MBにもなっていたのが、600KB程のファイルにおさまった。1/3程のファイル容量だ。ハードディスクのこやしを減らすことになるし、ネットで論文を公開しているので、トラフィックの軽減にもつながる。当分はdvi > pdf変換という任務をLinuxを載せたiMacに与えることができそうだ。

  • 1/7 新年も明けて、はや一週間。我が家では七草粥ではなく、家系ラーメン『六角家』と餃子を食した。もちろんこれが我が家の毎年のスタイルであるはずもなく、たまたまスーパーに行ったらパック売りの家系ラーメンがあったものだから、懐しくなって買ってしまったものである。香川じゃ、滅多に見ることもないから、あればついつい買物カゴに入れてしまうのだ。
     さて、年が明けてからようやく手を付けた今年度版の某『年鑑』の原稿執筆で日々が過ぎていく。来週からは授業も再開されるので、どうにか今のうちに形を整えておかなければと思っていたのだが。。。

  • 1/1 新年明けましておめでとうございます。
     さて、本年7月で本ホームページを開設して10周年を迎えます(これまでの経緯の一端については「吉田ゼミのサーバーの歴史」に書いています)。最近では開設当初の熱もすっかり冷め、デザインやコンテツの更新もアリバイ程度になってますが、引き続き自己の研究や日々の思いを発信していきたいと考えています。くだらない話も多々書いてきたなとも思いますが、懲りずに今後ともよろしくお付き合いください。