2010年の日々の雑感
(それ以前のもの:2009年2008年2007年2006年2005年2004年2003年2002年2001年2000年99年96年〜98年
  • 12/28 仕事納め。とはいえ、17時から会議が入っていた。また、明日も朝から会議。年明けには、学部長に御供して文部科学省への学部改組の説明に同行することになっており、今年の冬休みは短かそうだ。

  • 12/27 昨日はゼミ卒業生Y君とNさんの結婚式に出席した。吉田ゼミ史上初のゼミ生同士の結婚ということでゼミ卒業生も全国(北は栃木、南は熊本)から集まった。事前に挨拶を求められていなかったので、安心して出席していたが、結婚式の途中に、突然の「サプライズ」ということで、人前結婚式の誓約書証人として署名するよう指名され、またその場で一言を求められた。お祝いの言葉を何も考えておらず、たじたじの挨拶。アドリブ力のなさを痛感させられた。
     披露宴では元ゼミ生が集っているテーブルが指定されていた。その中で隣に坐ったのはY君の高校時代の担任の先生。実は香川高教組の前委員長で、一昨年の反貧困高松集会で一緒にパネリストをつとめ、その後も何度かお酒を一緒に呑んだことのあるF先生であった。「世の中は狭いですね」と高校時代はやんちゃだったというY君の話で盛り上った。

    祝福のために全国から集まったゼミ卒業生

  • 12/19 金曜日はゼミの忘年会。翌日には会議と保証人説明会を控えていたので、抑え気味に呑むつもりであったが、気がつくといつものように午前様。ただし、ゼミ生には「2次会終りに、意識のある先生は初めてだ」と驚かれたので、相当セーブして呑んでいたようだ。
     その甲斐あってか、いつもと違い、翌朝は二日酔いに苦しめられることなく目覚めることができた。午前中に学部設置準備室の会議に参加し、文科対策。午後からは、いよいよ迎えた保証人説明会。説明会には250人以上の保証人(保護者)が集まり、大教室がほぼ満席。説明に立たれた先生がたも力が入り、予定時間を超え気味。司会の私は、時計をハラハラと睨みながらも何もできず、結局予定を30分ほどオーバーして説明会は終了。その後、個別相談会に移った。相談会では110組の保証人に対して13人の教員が対応。こちらは順調に進み、ほぼ予定通りに終えることができた。
     初めての試みということで、手探り状態で事を進めてきたが、他の先生や事務の方々の協力を得て、なんとか無事に終えることができた。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
     さて、緊張感から解放されたためか、家に帰って夕御飯を終えると、不覚にも寝入ってしまい、その後10時間睡眠。久方ぶりに、プレッシャーのない朝を迎えることができた。

  • 12/11 師走といっても、年末だから忙しいというわけではない。学部改組がなかなか決着がつきそうになく、会議が続く。また来週末には学生の保護者を集めての保証人説明会。初めての企画のうえに、責任者となっているので気が重い。そのうえ、事務方でお任せしていた学務係のU君が交通事故で急遽入院とのことで大慌て。眠れない日が続きそうだ。

  • 12/2 久方ぶりの振替休日。疲れていたので、家でだらだら過す
     先月から日本でもサービスが開始されたAppleのiTunesストアでの映画配信。最近ちょこちょこと使っている。レンタルビデオ店が遠く、また返却を考えるとなかなか面倒なので、これまでは見たい映画があればDVDを買っていた。それが数百円でネット経由で手軽に映画が見られるようになったのはなかなか便利。今日はオリバー・ストーン監督の「ブッシュ」を鑑賞。

  • 11/28 入試の季節が始まった。昨日は推薦入試で朝から仕事。最近、土曜は仕事続きで、日曜しか休めていない。

  • 11/25 昨日は朝の講義から始まって、21時過ぎまで会議。そして今朝も9時から会議。連日の会議漬け。そんななか、昼食後、学内を散歩していて奇妙なきのこを発見。ちょっと嬉しくなる。

  • 11/21 昨日開催された大学執行部の研修会(Administration Staff Meeting)で、午前中に大教センターの改組等を含む教育・学生支援機構の改革案を発表した。担当理事の先生が欠席されていたので、各学部の学部長や大学院の研究科長から次々に発せられる厳しい批判に、一人で応戦しなければならず、サンドバック状態。「援軍なしで、出城を死守せよと命令されたようだね」と、会議後にある学長特別補佐の先生から慰められた。自棄酒を浴びたい気分だったが、次女の誕生日だったので大人しく帰宅した。
     昨日の疲れもあり、久方ぶりに今日は朝寝坊。地獄の1週間がようやく終ったが、来週もそこそこ忙しい日々となりそうだ。

  • 11/18 昨日は、午前中講義、午後に二つの会議をこなし、夕方東京へ。本日、学部長に御供して文部科学省への学部改組の事前協議に出席。前向きな意見をいただいたが、宿題も沢山でて、まだまだ改革案作りは終りそうにない。

  • 11/15 昨日夜遅く横浜から帰宅し、今朝は講義に会議。今週はもう一度関東に出張することになっており、ちょっとハードな日々が続く。
     香川大学経済学部の同窓会である又信会の東京支部のホームページができたとのことで見てみたら、わがゼミ4期生の山下君がソフトバンク取締役の笠井和彦氏にインタビューした記事が掲載されていた。ゼミでのインタビュー調査の経験は活かされたのだろうか。もし、そうであれば、うれしい次第である。

  • 11/8 今週、来週とハードな2週間がスタートした。特に明日、明後日は今週の山場。しんどいなぁ。

  • 11/7 先週末、奇しくも、市大時代のゼミ卒業生2人からたてつづけに連絡があった。4期生のIさんは社労士の試験に合格、また7期生のK君は今月8日からタイに赴任するとのことである。新たな一歩踏み出すことになった二人にエールを送りたい。
     私の方は、機構改革や学部改組の宿題に追われている。そんな折、妻が岡村道雄氏の『旧石器遺跡「捏造事件」』を買ってきたので、逃避願望からついつい読んでしまう。捏造発覚直前までF氏を「神の手」と自著の中でもてはやし、F氏とかなり近しい関係にあった著者が、事件を総括した本だ。著者が真摯に事件に向きあってきたことはよく理解できたが、しかし、弁解めいた記述も目立つ。発覚直前には、いくつかの疑念も抱くようになっており、「小鹿坂遺跡」をめぐってF氏やその関係者と口論したとする記述(p.p.112〜115)などが、それである。それが事実であったとしても、その書き方に何か違和感を感じたのは私だけであろうか。その後味の悪さから、ついつい以前読んだ毎日新聞旧石器遺跡取材班の『発掘捏造』『古代史捏造』を読み返すことになってしまった。衝撃的なスクープから10年。当時、情報を求めて夜遅くまでインターネットを探しまわったことを思い出した(2000年11月5日の日々の雑感に、捏造事件の衝撃についてちょっと触れている)

  • 11/3 昨日、サンポート高松の小ホールで開催された「ワーク・ライフ・バランス・フォーラム」のコーディネーターを務める。時間が足りず、最後の課題として言いたかったことも言えずに終ったが、なんとか無事終了。関係者の皆様、お疲れさまでした。

  • 10/31 昨日と今日、愛媛大学で開催された社会政策学会の大会に出席。学内行政にかまけて研究が遅滞していることをしみじみと感じさせられた。研究せねばということだが。。。

  • 10/28 木曜日は講義が入っていない日。今日は朝と夕方に会議が入っていたが、それ以外の時間帯はフリーということで、WLBの資料作り、学部改組の検討、教育・学生支援機構の改革案の策定と山程ある仕事のうち、いくつかを今日のうちにこなしてしまうおうと算段。しかし、今朝になって、研究生の不祥事というとんでもない事件が飛び込んできて、当初の目論見はみごとにご破算。ほぼ一日、その対応に明け暮れることになった。

  • 10/27 新しいアドレスになって、Google経由でホームページを覗いてくれる人がめっきり減った。「吉田誠」をGoogleで検索して、表示される順番がかなり後ろになったためだ。ちょっと哀しい。リンクしてくださっている方、是非ともURLの変更よろしくお願いします。
     11月2日に県主催で開催される「ワーク・ライフ・バランス・フォーラム」の打合せを行った。このフォーラムの2部のパネルディスカッションで、コーディネータを引き受けているからだ。担当者の話によると、申し込みの締め切りは終ったのだが、まだ席に余裕があるとのことなので参加したいという方は是非、私まで御連絡ください。

  • 10/26 今日は北日本を中心に全国的に冷えこんだようだが、高松も寒くなった。帰るころには、冷たい風が吹き、夏用のジャケットを羽織ったくらいでは肌寒い。
     連日の会議続き、クタクタである。

  • 10/22 今日は一日ハードであった。朝から会議とゼミで一日がつぶれた。11月は地獄の様相を呈している。10月がこのまま終らなければよいのに。。。。
     このファイルを置いているInfoseekのiswebライトのサーバーが10月末日をもってサービスを終了させることに気がついた。非広告表示の有料オプションで利用してきたので、契約の更新となる来年7月まではiswebベーシックに移して運用することにした。とりあえず古いアドレスから転送されてはいるが、ホームページのアドレスが微妙に変ったので、ブックマークの変更をよろしくお願いします。1年後には転送されなくなります。
    新アドレス:http://myoshida64.web.infoseek.co.jp/

  • 10/17 3泊4日の東京出張から無事帰宅。木曜はJILPTで高野文書の複写。金曜は一橋大学の経済研究所の資料室で日産関係の資料を複写したあと、労働社会学会の最後の幹事会に出席。昨日、今日は労働社会学会の大会。いろいろな人と再会したり、知りあいになることができ、充実した4日間となったが、仕事の後にはお酒が続き、肝臓に負担をかけた毎日であった。

  • 10/11 三連休。新学期最初の1週間の疲れがどっと出て、寝坊気味。土曜の夜は横浜市大の野々山先生たちと会食。本学で開催される学会の下見のために来高されたとのことで、本学の板倉先生に誘われて、懇親会に同席させていただいた。前任校にいたときには、野々山先生に隨分とお世話になったこともあり、昔話も交えて本当に楽しい一時となった。
     昨日と今日は、家族サービスときのこで終った。

  • 10/5 新学期に入って、ここ数日会議続き。会議に、雑務に忙殺されているなか、講義の時間を勘違いしていたことが発覚。綱渡りでのスタートとなった。明日は大講義室での講義に、教授会。なかなか大変な日々が続く。

  • 10/1 3泊4日におよぶ五色台でのゼミ合宿から今朝帰宅。日中はゼミ、夜は遅くまで呑みという日々。ようやく肝臓を休めることができる。
     来週からは後期の講義がスタート。あわただしい日々が始まる。

  • 9/26 昨日、愛媛大学での報告を無事終了。有意義な一日を過すことができた。

  • 9/22 今週末に愛媛大学で開催される社会政策学会中四国部会での発表の準備をする。愛媛大学には今月上旬に補佐の仕事で出向いたばかり。ただ、その時は事務の車で連れていってもらったのだが、今回は電車。発表のトップバッターなので、無事時間通りに到着できるかどうかちょっと不安である。

  • 9/14 今週は会議ウィーク。昨日は7時間で、今日が4時間。明日も教授会、教員集会で会議漬けの予感。

  • 9/12 この土日、長女の高校の文化祭に出向いた。昨日は娘の所属する吹奏楽部の演奏を聞き、その後、校内の催しものを見学していたら、高校時代の担任の先生にばったり出会った。数年前に退職されて、非常勤教員としてこの高校に教えに来られているのだ。奇しくも私の娘も教わっており、そのことをお伝えすると、「おうそうか、そうか。今度、確認してみるわ」とのこと。おしゃべり好きの先生だったので、授業中にいじられなければよいのだが。。。
     今日は娘のクラスで行った模擬裁判の見学。原告側証人のお婆さん役での出演。お婆さんらしくない早口だったが、何とか無事演じきることができて何より。高校生活を謳歌している娘の姿を垣間見ることができた。

  • 9/6 先週末、資料収集や学会の幹事会で東京と横浜へ。土曜の夜にあった横浜市大時代のゼミの同窓会では懐しいゼミ卒業生たちに会うことができ、元気をもらった。

  • 9/1 今週は毎日会議が続く。今日も会議で一日つぶれる。

  • 8/29 今週末、一泊二日で福井に家族旅行に出かけた。昨日は福井県立恐竜博物館と東尋坊、本日は丸岡城を訪れた。福井県立恐竜博物館は思っていた以上に充実した展示であり、驚いた。夏休み最後の土日ということでちびっ子たちがわんさか押し寄せており、じっくり見るというのにはほど遠い状況であったのがちょっと残念であった。東尋坊は夕日がきれいだということで見に行った。ドラマでもよく使われている景勝地ということもあって、こちらも多くの人でにぎわっていた。
     いろいろと歩きまわり、ホテルに着いた時には足が棒状態。夕食について福井県立大学のK先生に美味しい店を教えていただいたのだが、家族一同疲れも極限に達しており、結局、それらのお店は断念。ホテル横の秋吉という焼き鳥屋さんで夕食となった。それでも福井を代表する有名な焼き鳥屋(香川で言えば骨付き鶏で有名な一鶴みたいなものか)ということもあって、リーゾナブルな価格でおいしい焼き鳥を堪能できた。
     本日は朝早めに起きて夫婦で福井城址を散歩。城跡が県庁と県警本部に使われていてなんとも興ざめ。全国の県庁所在地にある近世城郭跡でここまで蔑ろにされているのも珍しい。まあ、下手な模擬城を建てるよりは、地方権力を象徴する建造物という機能を引き継いでいるという意味で、よっぽど歴史の継承であるかもしれないが、しかしあまり感心できるものではないと思いながら散策した。
     ホテルに戻って朝食後、家族でバスに乗って丸岡城へ。現存天守を有する12城の一つとあって、丸岡城は今回の福井訪問の目玉の一つ。比較的朝早く出向いたのでじっくりと見学することができ、現存天守ならではの歴史的風情を満喫できた。これで訪れた現存天守も12城中10城。充実感を得て城を後にし、福井駅前に戻った。時間があればと思っていた一乗谷館は残念ながら断念し、駅前で昼食をとり、明日からの仕事に備えて、昼過ぎに福井を後にした。
     今回の旅行は"地味な県"から"地味な県"へということで、子どもたちも友達から「なぜ福井に?」と随分不思議がられたという。しかし、福井は来年大河ドラマ(江〜姫たちの戦国〜)で観光地としてブレイク必至。なので、その青田買い(?)と言いたいところだったが、帰りの電車で本を読んでいて、その舞台の一つとなる北庄城(北の庄城址公園)に寄らなかったことに気がついた。柴田神社の前までは通ったのに、中に入ることなく通り過ぎてしまって、なんとも無念。近い将来、一乗谷館とあわせて再チャレンジしてみたいものである。

    今回のベストショット、丸岡城

  • 8/19 最近、「自炊」という言葉を一般の新聞などでも見かけるようになった。本や雑誌を自らスキャンして、電子ブック化することだ。かく言う私も今年になって、論文執筆のための資料や講義・演習で読む論文を「自炊」するようになった。そしてこのお盆に、研究対象である全自という組合の『全自動車』という機関紙の数年分のコピーの電子データ化にチャレンジしてみた。
     スキャン自体は大学の大型印刷機に付いているスキャナ機能を使ってほどなく終ったのだが、その後が大変だった。なにせ60年前の茶色くなった原紙を複写したものなので、スキャンデータのままでは黒ぽくて読みにくい箇所も多い。そのため画像処理ソフトを使ってコントラストの調整やシミの除去を行ったりして、文字が読めるようにデータを処理する必要があった。
     また、A3サイズを超える新聞紙サイズのものは2つに分けてコピーしていたが、この機に一つに復元しようと試みたが、これが思ったよりも大変であった。接合部分する箇所できっちり切り取り、張り合わせるのが難しいうえに、データ自体が大きくなりすぎてソフトが反応が極端に遅くなり難儀した。なにせ75%圧縮のJPEGで1枚あたりデータ量が20MBに達するものもある。ちょっと欲ばって高解像度でスキャンしたのが裏目に出たようだ。このため一旦作業が終って、さあ閲覧となったものの、重すぎてiPadでは動かない(=ソフトが落る)。しかたなく画像サイズ変更や圧縮率の変更でなんとか数MBレベルにまでスリム化し、ようやく閲覧が可能になった。
     今後、全ての資料を電子ファイル化できれば、何処にいても資料にアプローチすることができ、研究もはかどるハズなのだが、そのためには膨大な時間がかかりそうで、大胆には踏み出せないでいる。

  • 8/13 高松祭の花火大会。華やかな花火を見ながら家族で納涼した。

    雲が出ていて花火がちゃんと写らなかったのが残念。

    次女が撮ったベストショット。

  • 8/8  昨夜のゼミ同窓会で、ちと呑みすぎて、今日は二日酔い。ダラダラと家で過す。

  • 8/1  8月に入るも1週目は仕事がたんまり。地方国立大学の夏休みはなんと遅いことか。夏休みに入るまえに、試験の採点を終らせておきたいところだ。

  • 7/25 先週は猛暑が続いたものの講義も無事終了し、ちょっと一息つくことができた。今週はまたも会議続きの日々となりそうで、戦々恐々としている。

  • 7/17 3日連続となった呑み会も、昨日のゼミの前期打ち上げで一段落。二日酔い気味ではあったが、妻と大学校内と紫雲山を歩き、きのこウォッチング。このところの雨続きで、面白いきのこを沢山見つけることができた。

  • 7/14 次回が最終回となる講義で授業アンケートを実施。いつものように自由記述の感想も書いてもらった。嬉しくなる感想もあれば、ムッとくる感想もあるが、以前よりはクレームは減ったような気がするのは気のせいであろうか。

  • 7/11 川崎・横浜出張から帰宅。このところ週末は出張という日々であったが、ようやく一段落する。

  • 7/4 この週末は労働社会学会の幹事会と研究会のため東京出張。前日寝つけず、そのまま出張となったのでちょっと疲れた。

  • 6/27 週末、京都で開催された又信会京滋支部総会に、学部長の名代として出席。又信会とは香川大学経済学部と法学部の同窓会。現支部長は奇しくも私の父親との同期の方で、いろいろとご配慮いただいた。香川から遠く離れながらも、母校を思い集う人たちの気持ちに触れ、ありがたさを感じることができた。

  • 6/25 先週、JILPTを訪問したときに、鈴木誠さんの紹介でhamachanこと濱口桂一郎氏に挨拶させていただいた。今週遅ればせながら拙著を送らせていただいたところ、氏の人気Blog「EU労働法政策雑記帳」にて大きく取り上げていただいた。おかげで残部1冊となっていたアマゾンでも無事完売となったようだ。ありがとうございました。
     本日発行の『大原社会問題研究所雑誌』621号(2010年7月号)に拙稿「ドッジ・ライン下における日産自動車の人員整理:解雇対象者の属性に関する一考察」が掲載された。1949年の日産の人員整理においては、レッドパージの先取りであったことのみならず、製造現場で働く女性の排除も伴っていたことを明らかにし、自動車組立メーカーでは、この期の人員整理を契機に戦中・戦後直後の人員体制(総動員的体制)から脱却がはかられ、その後の自動車組立メーカーの人員体制(男性+若年女性)の枠組みが形成されたのではないかと論じてみた。興味のある方は御一読ください。

  • 6/22 梅雨に入り、学内で久方ぶりにきのこを発見。お気に入りであった巨大なサルノコシカケが、昨年度末になくなったショックからようやく立ち直れそうだ。

  • 6/21 先週末はJILPTへの資料収集と社会政策学会で2泊3日の東京出張。JILPTでは未発見資料を含む宝の山に遭遇することができ、今後ちょくちょく通わなければならなくなりそう。

  • 6/13 昨日未明に本学教員の堀啓造教授が逝去され、昨夜のお通夜、本日の告別式に参列した。合掌。

  • 6/8 昨日は大阪から2期生のKさんが研究室を訪れてくれた。リーマンショック以降、大変な時もあったようだが、元気でやっているとのことで何よりだ。
     研究費で注文していたiPadが納品された。明日の講義の予習をそっちのけで、その使い心地を試している。
     iPadを買おうと思ったのは、iPhoneで電子ブックを読みはじめてから。青空文庫などリーダーのあるものはiPhoneで案外読み易くはまってしまった。しかし、PDF化した論文等はページの一部しか表示することができず読みにくい。逆に、全体を表示すると文字が小さすぎて読めない。そんなことでPDFリーダーとしてiPadには期待するところがあり、注文してからはしこしこと読まねばならない文献のPDF化をすすめてきた。ネット上では本をスキャナして読みとり電子化することを「自炊」というらしいが、その真似事をしていたのだ。
     早速、そうしてPDF化していたファイルをiPadに移し、読んでみた。期待していた通り、文字も大きくとても読みやすい。これからの出張に欠かせないものになりそうだ。

  • 6/5 最近忙しくてなかなか竹清でうどんを食べることができないでいる。先週月曜、ようやく時間を見つけて竹清に行くことができた。そのときにお店のなかで見つけたのが「亀水ほたる鑑賞まつり」のポスター。亀水という地名は知らなかったが、地図を見ると自宅から車で15分程度のところ。そんな近くでホタルが見られるとなると、俄然行ってみたくなる。また自然のなかに飛んでいるホタルを見たことのない子どもたちに是非見せてやらねばと、記憶力の低下が著しい頭に地図と日程を叩き込んで帰った。
     そして今日がそのまつり当日。家人に話し、子どもたちが帰ってくるのを待っていると、部活で疲れて帰ってきた子どもたちは行きたくないとのこと。さすがに中学生、高校生ともなると親の思っているようには動いてくれない。連れ合いと二人だけで見にいこうかと諦念していたところ、たまたまTVで怪談話が流れていた。それを見て怖くなったのか、子ども二人もついてくることに。ありがとう稲川淳二。
     さて、家族総出で見に行くことになったはよいが、全く土地勘のない田舎道。何度も行ったりきたりして、家族も不安そう。ただどうにか着いてみると、暗い田圃のなかに沢山の駐車した車と賑やかな声。屋台も出ているようで、結構な人手。家人はちょっと安心していた。
     現地に着いて、人混みにまじって暗い川面をながめていると、数匹のホタルの光が見えてくる。乱舞とまではいかないが、目がなれてくると、こっちにもあっちにも見つけることができる。初めて見る自然のホタルに子どもたちもよろこんでおり、何とか無理に連れてきた面目を保てた。

    乱舞とまではいかないが、なんとか撮れた1枚。

     ネットで調べると、かつてはこの亀水川もホタルの多いところだったのだが、04年の台風で全滅してしまったらしい。それを地域の人たちが復活させようと努力してきたとのこと。今年で四回目となるほたる鑑賞まつり。地域のお祭り的要素が満載なのでちょっと騒がしかったのがたまに傷だが、地域を愛する人たちの気持ちが伝わってくるイベントであった。

    来年もまた来たいものである。

  • 6/1 昨日は会議が1つだけと、平穏な1日。書きかけの原稿について最後の追い込みをおこなうことができたが、本日はうってかわって激務の1日。講義、会議、講義、会議とほぼ休みなく1日中、追いたてられた。ただ、オムニバスで行っている講義の私の担当分は本日で終了。来週からは、ちょっとは楽になりそうである。

  • 5/30 一昨日から本日まで3年生ゼミ合宿。二日酔い状態で今朝帰宅。

    打ち上げBBQに参加した4年生が誕生日のケーキを作ってきてくれました。多謝。

  • 5/26 このところの会議続きも今週分はようやく収束し、久方ぶりに夕方に帰宅できた。週末はゼミ合宿でつぶれてしまうので、平日だが家族と外食。
     旭化成のクックパーなる商品についている髭親父のマークが、当サイトの私のアイコンとそっくり!? 電話で抗議だ、訴訟だと家族中が騒然となっているw。

  • 5/17 誕生日の今日も会議漬け。明日、明後日とハードな日となりそうだ。

  • 5/13 会議漬けの日々。月曜からの昨日までの3日間で11の会議と、2つの講義。今日になってようやく落ち着いた。ただ、来週も今週以上に忙しくなりそうで今から戦々恐々としている。

  • 5/10 会議、会議、会議。このところ毎日複数の会議に追われており、その合間をぬって授業という感じ。ちょっとへたり気味。

  • 5/3 10年程前のiMacに付いてきた目玉親父似のApple Pro Speakers。断線したのか、ある時期から音が出なくなっていた。また、断線を修理したとしても、コネクタの形状が独特なので、現在使っているMacでは利用することができない。捨てようとしたのだが、どうせ捨てるのなら改造してみるのも一興と、昨夜いろいろネットで調べてみた。あまり詳しい情報は出ておらず、わずかな情報を手掛かりに、Pro Speakersのコネクタを切りスピーカーケーブルのみにして、RCA端子を切ったステレオミニプラグ-RCAケーブルと繋いでみた。自信がもてないままの作業だったので、音が出たときには安堵した。本日、ハンダコテを買ってきてしっかりとケーブルを繋ぎなおした。簡単な改造だったが、復活したPro Speakersはなかなか良い音を出しており満足している。

    数年ぶりに音を発したApple Pro Speakers
     今日は16回目の結婚記念日。連れ合いに感謝しつつ、家族で外食した。

  • 5/1 昨日は3年ゼミで21時まで延長戦。今日からゴールデンウィークだが、中高に進んだ二人の娘はともに部活で家を空けているので、家族の催し物はなにも予定なし。締め切りが近付いた某事典の原稿にとりかからなければならないのだが、やる気が。。。。

  • 4/25 先週二冊の本を頂いた。お礼かたがた、ここに紹介させていただく。
    • 森岡孝二『強欲資本主義の時代とその終焉』 桜井書房 2940円
      株主オンブズマン運動の代表としても著名な関西大学の森岡先生の近著。年1冊ペースで著書を出されており、その生産性の高さにはただただ圧倒されるのみである。本学OBということもあり、先月本学部のアドバイザリーボードに出席いただき、外部の有識者として学部運営について助言をいただいたばかり。今度は現代経済の問題を知り、オルタナティブを考えていくために拝読させていただくつもりだ。
    • 法政大学大原社会問題研究所・鈴木玲編『新自由主義と労働』御茶の水書房 4410円
      この数年にわたり大原社研が主催していた研究会の成果をまとめた論文集。私も参加を呼びかけられたが、遠方ということもあり参加できなかった。本書にてその成果を知ることができるのはありがたいことである。研究会の熱い議論を想像しながら拝読させていだこうと思う。

  • 4/24 昨夜はゼミの新歓コンパ。最初は緊張気味であったゼミ生たちも最後には打ち解けた雰囲となりなにより。ただ、このところ呑み会が続いたこともあり、私はちょっと疲れ気味。

  • 4/12 高校入学後、すっかり物欲に取り憑かれている長女の次のターゲットはデイパック。規則でがんじがらめだった中学よりもずっと自由になり、通学用に少々派手めのものが欲しいらしい。昨日も家族で近くのショッピングモールに行った際に、あれでもないこれでもないと悩んでいて、結局決められずに帰ってきた。父親としては派手なのは断乎買わせたくないので、帰宅後ネットで適当なのがないか調べてみた。そうしていると、ちょっと自分用に欲しいものが目についた。
     現在、出張等で使っているデイパックは2001年に福島大に集中講義に行ったときに、福島のデパートで買ったもの。もう10年近く使ったことになる。一昨年の横浜市大の同窓会の時に肩に下げていったら、教え子に「先生まだそれを使っているのですか」と笑われたことを思い出した。そろそろ新しいのを買ってもよいかなと考え、ちょっと高めだが、ついついポチっとしてしまった。
     そして今日、卒業生の一人から会社のノベルティグッズが沢山送られてきた。間もなく会社が合併するために必要なくなったものとのこと。その一つに渋い濃紺のデイパックがあった。タッチの差とはこのことか。何ともデイパックづいていた2日間であった。

  • 4/7 今日は長女の入学式の日であったが、本日スタートの講義と重なったために参加できず、ちょっと残念。娘の初登校に付き添っただけで、蜻蛉返りで大学に戻り、朝1限の講義に臨んだ。また、講義後は3つの会議で1日がつぶれ、すっかり疲れてしまった。

  • 4/4 大学の入学式。桜も満開でおだやかに晴れわたり、まさに入学式日和であった。
     既に学部行事は1日より動いており、明日はゼミの第一次選考。今年はどうなることやら。

  • 3/31 新学期を前に会議が続くが、昨日、4期生のN君が有休をとったとのことで研究室にひょっこり顔を出してくれた。突然のことだったが、ちょうど会議の合間であったので応対することができた。元気そうで何よりだった。
     昨夜は高校時代同じ放送部であったS君と20数年ぶりに再会。酒店を継いだS君に誘われるまま飲み屋をはしごし、今日はひどい二日酔い。振替休日にしておいてよかった。
     本日の地元新聞に掲載された塾の宣伝に、長女の顔写真とコメントが載った。家族は明日から実家に帰省。よいお土産ができた。

  • 3/25 昨日は卒業式。5期生9人が無事、大学を巣立っていった。

    卒業生から頂いた花束。

  • 3/21 家族、祖母、両親、そして弟家族と連れだって高知へドライブ。高知城と桂浜を見学した。強風と黄砂にみまわれながらも、いずれも多くの観光客でごったがえしていた。特に大河ドラマの影響で桂浜は何キロにもおよぶ渋滞となっていた。幸い渋滞には巻きこまれなかったが、久方ぶりの長距離運転。帰ってきたときはヘトヘトになっていた。

    初めて訪れた高知城。混雑のためゆっくり見ることができなかったのが残念。

  • 3/20 昨夜はゼミ5期生の追いコン。卒業式真近の4年生たちと遅くまで呑み交した。

  • 3/18 先週末から風邪気味で喉が痛い。明日の追いコンは大丈夫だろうか。。。
     2月の一橋大学院のシンポの際にたまたま名刺交換したリクルートワークス研究所の大久保幸夫所長から『日本型キャリアデザインの方法』(日本経団連出版, 1260円)を頂いた。ここ数週間、会議続きで自分の研究がおろそかになっているが、時間を見つけて勉強させていただこうと思う。多謝。

  • 3/14 昨日は、大学院時代にお世話になった加藤哲郎先生の定年退職記念講義とパーティーに出席。先生が最近調査されているアメリカで公開された日本帝国戦犯資料についての話が中心となった。私の研究にも使える資料が入っている可能性もあり、興味津々でお話をうかがった。

    退職記念とは思えないパワフルな講義に圧倒された。
    パーティーには大学院時代に指導を受けた20〜30名が参加し、思い出話に花を咲かせた。特に、私にとってうれしかったのは、大学院受験のときにドイツ語を教えていただいていた池田光義氏に再会できたこと。院時代には毎晩のように一緒に呑んでいたのだが、就職後国立を離れ、10数年にわたって不義理していた。パーティーを終え、昔よく通ったおばこに行き、遅くまで酒を酌交わした。

    池田氏を囲んで。

  • 3/10 甲南大学名誉教授の熊沢誠先生より新著『働きすぎに斃れて:過労死・過労自殺の語る労働史』(岩波書店, 3200円)を頂いた。新聞広告で先生の新刊が出ることを知り、買おうと思っていた矢先であっただけに、ありがたいかぎりである。現在、ワーク・ライフ・バランスという言葉が人口に膾炙しているが、その前にはたして日本が過労死社会を克服できているのかという疑念を有してきただけに、この30年を総括しながら熊沢先生が現状にどのようなスタンスで切り込まれているのか興味深いところである。これからしっかり拝読せていただこうと思う。

  • 3/2 昨夜は学科の送別会。この春、大学を去られる3人の先生がたと会食した。その後、何人かの先生と、二次会、三次会へと繰り出し、遅くまで呑んでしまった。

    退職される三人の先生を囲んで。

  • 2/28 ここ数日暖い日が続いていたので、ちょっと早いが昨年つくしが沢山採れた場所に、家族で出かけてみた。最初は見つけられず、まだちょっと早かったかなと思っていたが、昨年とは少し離れた場所に沢山はえていた。家に持ち帰って、娘たちと袴取り。それを妻が佃煮に。少し早いが春の味覚を楽しんだ。

  • 2/27 このところ、仕事が続けざまに入ってくる。日々の雑務にあけくれるなか、どうしても本業の研究がおろそかにならざるをえず、どんどんと取り残されていっているような気がしている。
     さて、今月中頃、横浜市大時代の同僚二人と久方ぶりに酒を呑み交した。そのうちの一人で、昨年立教大学に移られた石川文也先生は、本業がフランス語研究であるにもかかわらず、最近『コバタンの繁殖』という本を出版したとのことだった。コバタンというのはオウムの一種とのことで、インコやオウムの飼育の趣味が高じて、本の出版にまで到ったということらしい。
     昨年、吉田誠著『リクガメの飼い方』という本が書店に並んだ。だが、こちらは断じて私ではなく、単に同姓同名の方の本である。くれぐれも御注意を。

  • 2/24 昨日は、企画グループからの依頼で一橋大学社会学研究科の主催したシンポジューム「人文社会系大学院におけるキャリアデザイン」に参加。きたるべき大学院改革にそなえて情報収集してこいとのことで、同シンポが開催された如水会館に出向いた。同研究科は、私の出身研究科にあたるのだが、文科省の支援を得て充実した大学院教育・キャリア指導を実施していることを知り、ほぼ放し飼い状態であった私の大学院時代と隔世の感を禁じえなかった。

  • 2/22 昨日は卒論発表会。ゼミ生たちが溌剌と報告している姿を見て、たのもしく感じることのできた一日であった。発表会の後は打ち上げ。遅くまでワイワイと呑んでいた。

    新任の柴田先生を囲む吉田ゼミの学生たち

  • 2/18 今週末は卒論発表会。5期生最後のゼミとして本日、13時から17時半まで延々とプレゼンの予行演習。さすがに疲れた。

  • 2/11 長女の受験が無事終了して初の休日。某ショッピングモール内のファミレスにて、志望校に合格したらということで約束していたジャンボパフェを注文した。特大サイズのパフェには花火までついており、周りからの視線がちと恥しい。大量のソフトクリームに苦しみながらも、なんとか家族4人で完食。子どもたちは、当分甘い物はいらないという感じになっていた。

    2000円なり。

  • 2/9 ちょっと早いが、我が家に春が来た。

  • 2/2 昨夜は4年生の卒論打ち上げにつきあった。朝から仕事があったのでセーブしたつもりだったが、最後はいつものように。。。

  • 1/27 午前中の講義で授業評価アンケートを実施。いつものように自由記述の感想も別途書いてもらった。(妻が打ち込んでくれたのでさっそくアップ。)
     講義の疲れをかなり残したまま、午後はコース説明会。学科長としてコース制度の仕組みについて話をした。夕方は就職委員として岡山でOB・OG懇談会に出席。企業で活躍されている方々から来年度の採用予想や、学生の就活支援等についてアドバイスをいただいた。

  • 1/26 午前中、3期生のMさんが研究室を訪ねてきてくれた。有休で高松に遊びに来たついでに寄ってくれたとのこと。突然の訪問に驚いたが、うれしいかぎり。元気そうでなによりだった。

  • 1/23 今週もハードな日々であった。センター入試、講義、FD、会議。特に週の前半は主催する会議の準備に追われながら、締め切り真近の4年生の卒論指導や、種々の雑用にあけくれた。今日も入試の面接官で一日つぶれた。締め切りが近づいてきた原稿も抱えており、ちょっと過労気味。
     ただ、今週はうれしい知らせも続いたのが何より。火曜には長女が滑り止めの私立高校2つからおまけつきの合格通知、木曜には某誌から投稿論文の掲載通知。ちょっと安堵した。明日は久方ぶりの休日。さて、何をしようか。

  • 1/17 この土日はセンター試験の監督。昨日は冷や汗ものの事態もあったが、何とか無事に終わり安堵した。本日もつつがなく終ったが、この二日間本当に疲れた。無事終ったことを祝してちょっと一杯と行きたいところだが、残念なことに明日は二校時に授業が入っている。同僚のお誘いも泣く泣く断わり、疲れた体に鞭を打ち予習。そろそろ寝ないと。。。
     今週もいろいろと忙しい日々になりそうだ。

  • 1/13 朝、私立高校受験の長女を車で送る。その後、講義に教授会。教授会後も会議があり、その後、明日までにしておかなければならない雑用をぼちぼちしたところで、帰宅して塾への長女の送り迎え。忙しかった一日を終えて、頭がぼーっとしている。

  • 1/6 今日は朝から会議が続いた。新年早々、ちょっとへたれ気味。

  • 1/1 新年明けましておめでとうございます。昨年は経済的にも政治的にも激動の年となりましたが、今年は穏かな年であってもらえればと願っております。