2012年の日々の雑感
(それ以前のもの:2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年2003年2002年2001年2000年99年96年〜98年
  • 12/31 正月に向けた準備も無事終り、年越し蕎麦を食べて、一息ついたので、妻と八坂神社に白朮(をけら)参りに出掛けた。神社で縄に火をつけて、その火のついた縄をまわしながら帰るらしい。火事になりかねない物騒な行事が本当にあるのだろうかと半信半疑で出向いたが、本当にやっていた。家まで火をもって帰るのは怖いので神社の外で火を消して帰ってきた。また経験値がちょっと上ったような気がする。

    大晦日の八坂神社

    ちょっとわかりづらいが火のついた縄

  • 12/29 年の瀬の買い出しで錦市場に出向いた。あまりにも沢山の人出に圧倒されて何も買うことができなかったが、せっかくなので四条河原町に先週オープンしたうどん博物館に寄ってみた。夫婦でさぬきうどん(ぶっかけ)と稲庭うどんを頼んでみた。
    ぶっかけなのに生卵がのっかかっており、出汁醤油。一瞬、かまたまか?と思ったが麺は釜から揚げたばかりではない。香川では「ぶっかけ」って大根おろしに生醤油が普通だったよなと疑念を抱きつつ、麺を食べると、とても讃岐うどんと呼べる代物ではない。エッジが立ってなく、シコシコというより、太くてモチモチ。これなら、はなまるの方がよほど讃岐うどんらしい。妻が頼んだ稲庭うどんはおいしかっただけに、香川出身者としては残念。
    各地のうどんが一箇所で食べられるというコンセプトは面白いと思うが、さぬきうどんについては合格点に達していない。そのうえ半玉程で420円と馬鹿高い値段(場所柄仕方がないとも言えるが。。。)。二度目はちょっとないかな。

  • 12/23 午前中、京都御苑のきのこ観察会に参加。さすがにオフシーズンになったので、先月よりも参加者は少なかったが、それでも期待以上にキノコが見つかった。エノキタケやキクラゲなど食材になりそうなキノコも多く、食指が動かされることもしばしば。午後からは顕微鏡を使った胞子の観察会というマニアックな催しもあったが、明日の講義の準備をしなければならないので、後ろ髪を引かれながらも帰宅した。三連休の人がうらやましい。

    コガネニカワタケ

    キクラゲ

  • 12/19 今さらながら、iPhone5に機種変更。これまで我慢してきたが、デザリングが可能になり、Googleマップも使えるようになったとのことで変更することにした。速い、軽い、薄い。
    古いiPhone4は次女のiPod touchになる予定だが、次女がこれまで使ってきたiPhone 3Gはどうしよう。どんな用途があるのか、教えて偉い人。

    ホワイトを選択。

  • 12/18 平野神社の境内で見つけた季節外れの桜の花。寒桜だろうか。それともここ数日、ちょっと寒さが緩んでいたので勘違いしたのだろうか。

    ピンボケでしか撮れなかったのがちと残念。

    つぼみ。

  • 12/9 昨日から体調不良で寝込んでいた。熱だけではなく、お腹を下していたので、すわノロウイルスかと家中に戦慄がはしったが、そうではなかったのが不幸中の幸い。昨夜は楽しみにしていた如水会の忘年会も泣く泣くキャンセル。呑み会をサボったことのない自分としては本当に残念なところ。
    二日間養生した甲斐あって、今夕には熱もひき、なんとか回復しつつある。ずうっと寝ていたために体のダルさは取れていないが、明日は講義。天気予報では雪とのことで病み上がりの身には厳しい環境となりそうで、もう一日寝て養生したい誘惑にかられながら、現在講義の準備中。

  • 12/6 師走に入りちょこちょこと呑み会が入るようになり、またジョギングを1ヶ月以上さぼっていたこともあって、体重がちょっとリバウンド気味。先週返ってきた健康診断の結果も、京都での不摂生な生活がたたり、中性脂肪が閾値超え。これではいけないと昨日、今日とジョギングを再開し、とりあえず二条城1周。寒いので隨分とランナーの数も減っているようだ。冷たい風で顔が痛くなるが、頑張らねば。

  • 11/30 一昨日の新聞の第1面を飾った最古のひらがなが書かれた墨書土器が京都市考古資料館に展示されるとのことで、午前中に暇を見つけて行ってみた。公開初日ということもあり、多くの人が見学にきていた。
     うちの近所(佛教大学二条キャンパス)で見つかったということ、また、これまでの最古のひらがなが讃岐の国司の文書だったということでもあり、ちょっとした因縁めいたものを感じたと言うと言い過ぎかw。

    展示品としては珍しく写真撮影OKでした。

  • 11/25 午前中、京都御苑のきのこ観察会に参加。参加させていただいて3回目となるが、 紅葉で満された苑内をきのこを探して散策。数日前に雨が降ったこともあって、今回も多くのきのこを観察でき、楽しく過すことができた。 今日の収穫は、なんといってもエノキタケの群生。スーパーで売っているのとは姿形がまるで違っていて驚いた。苑内は採取禁止なので、観察するだけだったのが、説明してくれた人によると、とても美味しいらしい。それ以外にもマツカサタケやカニノツメなど面白いキノコを知ることができ本当に楽しい経験となった。

    紅葉のなかでのキノコ観察会。

    いかにもおいしそうなエノキタケ。

    奇妙な形のカニノツメ。臭いらしい。

  • 11/23 昨日、龍谷大学梶脇ゼミと香川大学柴田ゼミのインターゼミに立命館基礎演習(1年)の有志が参加した。頑張って報告し、なかなか面白い交流となりました。皆さんお疲れさまでした。

    緊張の面持で発表する学生たち。

  • 11/18 今晩9時頃、清心女子大学で開催された日本労働社会学会の大会から帰宅。多くの研究報告を聞き刺激を受けてきた。明日は講義。ちょっと疲れが残っているが頑張らないと。

    清心女子大のキャンパスも紅葉を迎えようとしていた。

  • 11/5 先週末は札幌学院大学で開催された日本社会学会の大会に参加。北海道はあいにくの曇天で時折小雨がぱらついていたが、晩秋を迎えた紅葉は美しかった。大会では多く報告を拝聴し、啓発されること多々であった。香大の元同僚とも再会し、楽しい時間を過すことができた。空いた時間には大学内や近辺を散策し、北海道のキノコを見ることができた。金曜と月曜に講義が入っていることもあって、一泊二日の強行軍。かなり疲れて迎えた本日の講義だったが、それもなんとか終え、ちょっと一息ついている。

    北海道の立派なテングタケ。白樺の木の下に生えていた。

  • 10/27 秋晴れの下、妻と京都府立植物園に自転車で出掛けた。お目当ては今日明日、開催されているきのこ展。沢山のきのこが展示されており、思っていたよりも多くの人が見学に来ていた。ベニテングタケに加えて、猛毒のカエンタケやドクツルタケなどを初めて見ることができ、なかなか楽しい催しであった。
     なお植物園は広く、本日周れたのはほんの一部だけだったが、次の機会にはゆっくりと周ってみたいものである。

    初めて実物を見たベニテングタケ。右横はDestroying Angelと呼ばれる最強毒キノコのドクツルタケ。

  • 10/20 辻勝次立命館大学名誉教授の訃報に接する。辻先生に初めてお会いしたのが今から20年前。修士論文を執筆している時に、立命館グループのトヨタ調査の調査票を見せていただくべく、木本喜美子先生の紹介で研究室を訪ねていった。あらかじめ、自己紹介を兼ねてゼミで報告した修士論文案のレジュメを送っていた。当時、社会運動のゼミに所属していた私は、その修論案の冒頭のところで労働問題は現代社会において中心的な課題となっているわけではないが、それでも労働問題は研究する意義があるのではないかと書いていた。先生はこの点に疑義を挟まれ、むしろ労働問題や企業社会の研究は現代社会にとっての中心論点ではないかと指摘された。当時、労働問題は過去のものとする風潮が強かったなかで、自分が研究しようとする対象領域を貶めていた自分の不明を恥じ、先生のこのコメントに後押しされ自信をもってこの領域の研究を進めることができるようになった。
     その後も学会などでお会いする度にいろいろとお世話になってきた。近年では2009年秋の日本社会学会でお会いした際に、トヨタにおける女性の排除について質問させていただいた。「調べておきましょう」とお答えになられ、翌年夏にはメールをいただき、「先日「大原社会問題研究所雑誌」に掲載されている、貴兄の論文を拝読しました。日産争議を機に強制排除された女子労働者を論点の一つにした貴兄に触発されて、トヨタでのこの問題について改めて考えてみました。」とのことで、執筆中の原稿が添付されていた。私の論文を隨分と引用していただいていたので大変嬉しく思った次第。
     最後にお会いしたのは今年の5月31日。奇しくも立命館大学に移った私の研究室にひょっこりと顔を出された。今後一緒に研究会などをやりましょうと声を掛けていただいた。その後、先生の大著『トヨタ人事方式の戦後史』の書評を労働社会学会の年報編集委員会から依頼され、執筆させていただいた。昨日、その校正ができ出版社に送った矢先のことであった。決して出来のよい書評ではなく、先生に読まれるのは恥しいと思いながらも、どのような御感想をいただけるのかが楽しみであったが、それも叶わぬこととなった。本日のお通夜に参加させていただく所存。謹んで御冥福をお祈りさせていただきます。
    10/22追記。本日、私の研究室に事務室のベテラン職員の方が来られた。二週間程前に辻先生が事務室に来られ、私が学内研究会で発表することを知り、必ず参加しますとお話されていたとのことであった。書評といい、研究会の報告といい、ほんの少しのところで先生に届けることできなかった。悔むばかりである。

  • 10/15 今日出校すると耐震工事のため研究室の窓を覆っていた石膏ボードが取り外されていた。この数ヶ月真っ暗だった研究室だが、ようやく光が戻ってきた。窓から見えるのは名刹等持院の木々。これからの紅葉が楽しみだ。
    昭和女子大学の木下武男先生から『若者の逆襲』(旬報社, 1365円)、駒沢大学の山田信行先生から『世界システムという考え方』(世界思想社, 2520円)を頂いた。ありがとうございます。

  • 10/8 青山学院大学の松尾孝一先生から『ホワイトカラー労働市場と学歴』(学文社 3,465円)を頂いた。非常に興味深いテーマで、買おうと思っていた矢先だったのでありがたい。ここに記して謝意を表わしたい。

  • 10/7 聚楽第の発掘現地説明会が開かれるとのことで妻と出向いてみた。秋晴れのなか、新聞での告知もあって大勢の人が続々と集まってきていた。また秀吉関係の遺跡とあって戦国武将ファンや歴女らしき人も多く、以前参加した平安京の遺構の現地説明会と比べると幅広い年齢層の人が来ていた。
     さて今回発掘された石垣は、秀吉による徹底した破却後おおよその位置しかわかっていなかった聚楽第で、初めて発見された遺構になるということだ。ふらりと訪れた見学会だったが、歴史的発見を直接見聞する貴重な体験となった。


    これが今回発見された石垣です。

  • 10/4 9月末に行った高校生への模擬講義のアンケート結果が返ってきた。高校一年生に賃金論は無茶だったかなと反省しきりであったが、3/4程の学生さんが多少なりとも興味をもってくれたようで安堵した。また感想も好意的なものが多くありがたく感じている。
     大学の帰り道、上七軒で沢山の人集りができているので何だろうかと立ち止って見ていると、北野天満宮のずいき祭でお神輿や牛車などが巡行するとのこと。お茶屋さんからは芸妓さんや舞妓さんも出てきている。何も知らずに、偶然遭遇することになったので何か得した気分。


    あまり良い構図じゃないが、神輿と舞妓さんという2大スターが写った唯一の一枚。

  • 10/3 京都室町にある然花抄院の然カステラ。昨日ネットで知り、早速買いに行った。普通のカステラとは異なり卵の黄身が濃く、クリームのようにしっとりとした食感で一度食べたら癖になるおいしさ。なかなかの絶品でした。また町家を改装したお店には手入れされた庭があり、それを眺めながら店内のカフェで食することもできる。時間があるときには是非経験してみたいものである。


    キノコじゃないよ。

  • 10/1 今日から立ち講義がスタートした。前期は少人数講義だけだったので、マイクを使う講義はなんと8ヶ月ぶり。恐れていた受講生数も150人位に収まったようで何より。久方ぶりで最初はちょっと緊張したが、始まればいつもの調子。ただ板書がチョークなので書きづらい。やっぱりマジックがよかったなぁ。

  • 9/26 明日から講義が再開するので、午後はここ半年程撮り貯めてきた講義関連のビデオの蔵出し作業(=DVD化)に費やした。なかなか興味深い番組が多く、今後の講義の中で活用できそうである。
     夜は数日ぶりに二条城をランニング。涼しくなってきたので二条城ランナーが隨分と増えていた。

  • 9/19 明後日の高校生向け模擬講義の準備中。賃金論について講じるつもりだが、はたして高校1年生の彼らは興味をもってくれるだろうか。ちょっと心配。
     さて、この模擬講義が終れば、来週からは二学期がスタート。この夏休みを振り返ると、大学の研究室は工事中ということもあって、研究室に出向くのは週一ペースで、もっぱら自宅に籠って書評や論文の執筆。自宅の書斎にはクーラーを設置していないので、クーラーのあるリビングにノートパソコン、iPad、各種資料を持ち込み、仕事をしてきた。リビングにはステレオも置いているので、ちょっと大音量でボサノバやJazzをかけて占拠し、お気に入りの場所となっていた。
     そんな生活もそろそろ終り。私としては気持ちの切り替えが必要だが、牢名主がいなくなり、妻はホッとすることだろう。

  • 9/12 夏休み前に手をつけたものの、途中頼まれ仕事が入って中断し、8月後半から再度とりくんでいた論文がようやく完成。大学の管理業務や転任と、ごたごたしたことが続いていたので、論文を書きあげたのは1年半ぶりとなる。活字になるのは12月頃かな。

  • 9/2 午前中、京都御所で開催されたきのこ観察会に参加。老若男女40人程が集まっていた。最近雨が降っていないのであまり期待できないとのことであったが、それでも40種類ほどのキノコを見ることができた。さすがに専門家のお話を聞きながらのキノコウォッチングは楽しい。月1回の開催ということで次回も是非参加したいものだ。


    観察会の様子。

    シロツルタケ。非常に珍しいとのこと。

  • 8/27 8月もあとわずか。振り返ると8月は頼まれ仕事に費やされ、自分の研究は置いてけぼり。本日なんとか決着をつけたので、明日から頑張ろう。
    さて、拙著の版元から手紙が来ており、何だろうと思い封を切ると、拙著の電子書籍化の契約書であった。著者としてはありがたい話だが、今後の需要があまり見込めないマニアックな研究書なので、版元がもとを取れるのかちょっと心配。

  • 8/16 今日は五山の送り火。なにぶん初めての経験なので何処で見るのか迷いながらも、結局出町柳あたりへ自転車で出向き、大文字を見学。人の多さにとまどいながらも、なんとか見ることができた。鴨川沿いに帰りながら「法」と「妙」の一部も見ることができた。
    五山の送り火が終ると、京都もそろそろ秋風が吹くとのことだが、とてもそんなことになりそうのない暑さである。

    夏は終ろうとしているが宿題はまだ手付かず。

  • 8/13 昨日京都に戻ってきて、今日の午後は自転車で下鴨神社糺の森で行われている下鴨納涼古本まつりへ。京都のみならず大阪、兵庫、岡山からも古本屋さんが店を出していて賑っていた。今日は時間が限られていたので半分程度しか周れなかった。明日もお天気なら覗いてみたい。

    写っていないが京都らしく浴衣のお客さんも多くいた。

  • 8/12 昨夜は香大ゼミの同窓会。20数名集まり、懐しい人達と楽しい一時を過した。皆さん、お疲れさまでした。

    一次会の幸の前にて集合写真。

  • 8/5 昨日から始まった京乃七夕に出むく。二条城がライトアップされ、無料開放。また堀川沿いもいろいろと飾り付けられなかなか綺麗。今出川までいろいろな催しがあるようだが、今夜は丸太町で引き返した。

    国宝の御殿も奇抜にライトアップ

    川を流れる青い光は「いのり星」とのこと

  • 7/30 健康管理のためにダイエットとウォーキングを始めて今日で丸1年。74.5kgからスタートし、3ヶ月強で10kg落し、一時は61kg台まで減らしていた。しかし、その後食生活をほぼ普通に戻したので現在は63〜64kgをいったりきたりの状態。このところジョギングをサボっていたが、今日は1年記念ということで二条城を3周してきた。

    自分のことながら、頑張ったなぁ。

  • 7/26 本日4コマの試験監督。明日は1コマ。これが終れば夏休みとなる。8月前に夏休みを迎えることができたのは何年ぶりのことだろうか。10年程前までは、7月入ればすぐに試験で夏休みという感覚だったのだが。。。

  • 7/23 明日、高松に残してきた長女が京都にやってくる。予備校の夏期講習で2週間程の滞在となるが、4ヶ月ぶりの家族4人の生活はどんな風になるのかちょっと想像がつかないでいる。

  • 7/15 祇園祭は17日に山鉾巡行。昨日、今日が宵宵宵山と宵宵山で、明日が宵山。ちょうど3連休に重なった。昨夜と今夜、三条から四条の近辺を歩いてみたがすごい人出。昨日の人出が25万人だったということだが、今日はもっと多かったような気がする。残念ながら巡行の日は仕事。明日の宵山も経験しておくべきか。

    写ってないが山鉾の周りも人だらけ

  • 7/12 9日に二条城5周達成も、10kmには300m強足りておらず、少し悔しい気持ちが残っていた。2日サボって迎えた本日は、5周+αにチャレンジしてみた。雨あがりで湿度が高く、ぐったりしながらも、気力でなんとか10km走ることができた。おそらく人生で初。明日、動けるだろうか。

  • 7/8 週末暴飲暴食が続いたので、体重が2kg強増量。これはやばいと、夕食後に二条城をランニング。初めて4周(8km弱)にチャレンジしてみた。ヒザと足首が痛いものの、なんとか完走。iPhoneのアプリでは600kcal消費となっていたので、90g弱の脂肪を燃焼したことになる。次は5周を目指したいが、いつのことになるだろうか。

  • 7/7 昨夜は龍谷大学のK先生と遅くまで呑み、今日は朝寝坊。夕刻から近所の三条会商店街で七夕祭の夜店が出るとのことで、出掛けてみると予想以上の人手。ビール片手に焼き鳥をハフハフしながらふらふら歩こうと思っていたが、とてもそんなことができる状況ではなかった。5月の地ビール祭もそうであったが、この商店街の企画力には圧倒される。
    三条会商店街は諦めて御池通りに出て、夕食代りに入ったのがチドリアシ。とても良いお店で、美味しいおつまみにつられて、ついグイグイといってしまった。客層が圧倒的に女性で、妻も非常に心遣いのよいお店と絶賛していた。


    身動きがとれないほどの混みようの三条会商店街。

  • 7/2 最近届いた『2012年版 日本労働年鑑』(法政大学大原社会問題研究所編, 旬報社, 15000円)。私は第2部II「経営労務の動向」の執筆を担当。最初にこの仕事を請けたのが2003年版だったので、今回で丸10年ということになる。この間、成果主義、リストラ、非正規雇用の増加、偽装請負、偽装管理職、WLB、ポジティブ・アクション、2007年問題、採用氷河期、リーマンショック、新就職氷河期など、数多くのトピックスが生起し、それに関連する企業の具体的な動向を取り上げてきた。しかし、人事労務管理の本筋をみたとき、日本企業は大きく変化したといってよいのだろうか、それともまだ基本的には変っていないと見るべきなのだろうか。なかなか判断がつかないでいる。ゼミ生たちが行ってきたインタビュー調査の結果をも読み返して、一度落ち着いて考える時間をもちたいと思っている。

  • 7/1 採用後3ヶ月が過ぎ、晴れて試用期間が終了。何が変るというわけではないが、ホッと一息。これからも頑張りましょう。

  • 6/30 京都の人達が6月30日に食べるお菓子、水無月。我が家でも買ってきて食してみた。昔、貴重であった氷を模したういろうに、小豆が乗っている。とりたてておいしいというものではなく、京都の人もこの日にしか食べないらしい。1年を折り返すこの日に、残り半年の無病息災を願う夏越祓という神事に由来するとのことで、京都の人にとってはクリスマスケーキのようなものだろうか。

    近所の和菓子屋で1個170円でした。

  • 6/25 この土日は高松に戻り、土曜日は香大の元ゼミ生と、日曜日には香大の教職員の方々との懇親会。肝臓には隨分と厳しい二日間であったが、非常に楽しい集いとなり、旧交を温めることができた。またの機会が楽しみである。

    元吉田ゼミの現4年生たちと。

  • 6/17 梅雨の晴れ間ということで午前中、四条大宮から嵐電に乗り太秦にある広隆寺を訪れた。迫力のある仁王像に出向かえられ、楼門をくぐると静寂のうちに整った伽藍。本殿や講堂を巡った後、拝観料を払って奥にある霊宝殿に入館した。
    国宝や重文の仏像が数多く展示されており、一つ一つに圧倒される。しかし、なんといっても感動的なのは弥勒菩薩半跏思惟像。物静かに思索にふける弥勒菩薩様を真近でじっくり拝顔することができ、しばし至福の時を過した。

    楼門の仁王像。弥勒菩薩の写真を載せたいところだが霊宝殿内は写真撮影禁止でした。

  • 6/7 香川を離れて2ヶ月が過ぎ、ようやく引越しに伴う懸案事項が片付きそうだ。大学の宿舎の修繕費用の支払いと車の売却関係のトラブルである。前者は8年間も使わせてもらったので仕方がないことだったが、後者にはいらいらさせられた。3月中旬に売買契約を結び、その1週間後には車を引き渡して全て終了と思っていたら、京都に来て2日目に担当者から電話があり、印鑑証明を再度出して欲しいとのこと。既に印鑑証明は出しており、再度提出となると京都で新しく作り直さなければならない。引越ししたばかりでドタバタしているときにそんな面倒なことはお断りだ。しかし、担当者は言い包めるつもりだったのだろうか。何の説明もなく、当然のように追加で出してほしいと言うだけである。納得いかないので、翌日会社に電話。担当者は信用できないので責任者に代ってもらい、事情説明を求めたところ、社内で印鑑証明書を紛失したとのことであった。「ふざけんな!」と言ってはみたものの、結局、住民票と印鑑証明を送らなければならなくなった。
     ところが問題はこれだけではない。名義変更が遅れて年度をまたいでしまったので、自動車税を私が払わなければならなくなってしまったのである。当然、先方のミスだから先方が金を出すということになったが、私としては信用できない。何度もやりとりをし、それを基に覚書を交した。相手方から税額を徴収したうえで、税金の支払い業務を行った。先日県からその納付証明書が送られてきたので、これを簡易書留で先方に送ったのが昨日。届いてようやく終了となる。菓子折り位包んで来いと言いたいぐらいだが、もうこれ以上かかわりたくないので、証明書が相手方に着いて無事終ることを祈るのみ。なんとも不毛で、不条理な出来事であった。

  • 6/3 facebookで教えてもらった東寺の弘法市は毎月21日だが、同じ東寺で毎月第一日曜日にもガラクタ市が行っていることを知り、妻と出掛けた。ずらっと骨董屋が並んでおり、どこから見てよいのか躊躇するほど(結局、一巡するのに2時間ほどかかった)。また、ほとんどの物に値札がついていないので、初心者には敷居がちょっと高い。夫婦で気にいった仏像があったので勇気を出して値段を聞くと、なんと6万円。ちょっと手が出そうにないので、すごすごと退散。結局、今回は何も成果はなかったが、なかなか楽しい体験であった。

    疲れて東寺の参拝は断念。

  • 5/28 京都生活も2ヶ月となった。京都に住むなかで出てきた物欲は、町家、仏像、古地図。このなかで唯一手の届きそうなのは古地図ということで、古本屋で大正15年の京都の古地図(観光地図)を入手した。もっと古い物をとも思ったのだが、江戸期のものはべらぼうに高そうなので妥協した。しかし、眺めていると面白い。立命館大学は「法政大学」として、御所の東にあるのを発見。法政大学というのは、旧校名が京都法政大学だったことから理解できるが、大正2年には立命館大学に改称していたはずであり、10数年経ってもまだ世間的には旧校名の方がまだ印象が強かったのだろうか。こんな推理したくなることが、いろいろところがっている。

    3000円なり。

  • 5/25 登校途中に北野天満宮の骨董市に寄り道。雨にもかかわらず、多くの店とお客さんでにぎわっていた。古物商も沢山出店しており楽しそうであったが、午後からの講義の準備のため駆け足でしか店をのぞけなかったのが残念。

    生憎の雨

  • 5/23 注文していたリュックとファイルキャビネットが届き、久方ぶりに物欲が満された日となる。以前のリュックは2001年に福島大学に集中講義に行った時、福島駅近くのデパートでセール品で並んでいたのを買ったもの。数年前、市大ゼミの同窓会に下げていったら、Nさんに「先生、それまだ使っていたのですか」と驚かれた。隨分、もってくれました。感謝。
    ファイルキャビネットは前任校では、耐震工事の時にしっかりしたものが据えつけられたが、今度の大学にはなかったので困っていた。これでようやく、引越し荷物のまま放っておいた膨大なファイル群が片付いた。ダンボールを片づけ、空いたスペースに次はテーブルの設置を狙っている。

    白が映える真新しいファイルキャビネット

  • 5/17 48歳となる。12歳は高松、24歳は国立、36歳は横浜で迎えた。まさか48歳を京都で迎えることになるとは夢にだにしていなかった。12年後、60歳になる時は何処に住んでいるのだろうか。

  • 5/13 天気がよいので、夫婦で京都駅まで散歩。武信稲荷、西本願寺、東本願寺など無名、有名どころの観光スポットに立ち寄りながら1時間ほど歩いた。
    帰ってきてから、近所の三条会商店街で開催されていた地ビール祭に出むく。全国の地ビールが集まっているとのことで、大勢の人で賑わっており、特に外人は京都中の外人が全員参加しているのではないかと思わせる程であった。妻と3杯ずつ呑んで、ほどよく酔った。

    吉田君もいたので、ビール片手に記念撮影。

  • 5/10 今朝、徒歩で出勤。2kmほど来たところで左足に何か違和感。石でも踏んだかと思ったら、靴底の一部がとれていた。数年ぶりに履いた靴だったので、その間に劣化していたようだ。残り2kmを無理して歩いたので、足が痛くなった。途中100円ショップでボンドを買い、大学で接着したものの、講義中に剥れてきて困った。貼り直してなんとか帰りはもってくれたのがせめてもの幸い。
    なんとも今日はトホホな一日であった。

    なんとも無惨な靴底

  • 5/7 本日夕刻に川崎・横浜の一泊出張(資料収集)から帰宅。明日から日常業務再開となる。

  • 5/3 みやこめっせで行われている「春の古書大即売会」に午後から連れ合いと出掛けた。最近は古書といえば、気になった本をネットで検索して注文するという目的志向型の購入が多いので、膨大な本がどこに何があるのかわからず集積されているのを見てちょっと戸惑う。しかし、大学生時代によくやっていた古本屋めぐりが一箇所でできるということで、嵌ってしまった。実は一昨日にも出向いていたが、周りきれなかったので今日は再戦。本日はアダム・スミスの国富論の原書が500円だったので衝動買い。
     帰宅後、本日18回目の結婚記念日ということで家族で近所の呑み屋さん、おむら家で食事。町屋をリノベーションしたお店だが、たまたま離れの席に案内され、一家団欒を楽しむことができた。

    おむら家のオムレツと新たまねぎの天麩羅

  • 4/29 京都に越して来て1ヶ月が過ぎた。「まだ京都に住んでいる実感がないね」とは家族の弁。いろいろと周ったような気もするが、観光地よりも、ショッピング中心のためか。今日も京都駅前のヨドバシカメラに電化製品を物色しに行ったが、家電製品以外のお店が充実していてびっくり。広い店内を歩きまわって足が棒になった。

  • 4/19 前の職場から昨年度の授業評価アンケートの結果と原票が送られてきた。ゼミ生の書いてくれた評価を読んで、ゼミ生に恵まれたことを再度感じさせられた。ゼミ生たちに多謝。

  • 4/15 天気がよかったので、午後妻とサイクリングで鴨川方面へ向っていると、市役所前が妙に賑やか。何かと思って覗いてみると、フリーマーケットであった。これまでフリーマーケットに出向いたことがなかったので、興味津々、何か掘り出し物はないだろうかと周ってみたものの、独特の雰囲気に慣れることができず、ただ見てるだけ状態に終ってしまった。しかしなかなか面白そう。京都では北野天満宮の蚤の市が有名と聞いているので、これに懲りずに一度訪れてみたいものだ。

    奥のレトロな建物が京都市役所。

  • 4/12 昨日とうってかわって晴天。大学の桜も満開で、そろそろ散り始めている。教室として使う以学館のあたりの桜が綺麗だったのでiPhoneで写真を撮ってみた。

    写っている建物が産業社会学部の講義棟である以学館。

    夜は一昨日断念した二条城に再度挑戦。ライトアップされた桜が美しく、また堀を照らし石垣に写し出された水面がとても印象的。相変らず人は多かったが明晩からまた雨だというので無理して行ったが、行ってよかった。残念ながらカメラを忘れたのが悔まれる。次は来年か。

    暗いところでの撮影はiPhoneではいまいち。

  • 4/10 うちのご近所さんは世界遺産。暖くなったし、夜桜でも観に行こうかと20時ごろふらりと夫婦で赴くも、あまりにも人の多さに怖気付いて門前で撤退。ソメイヨシノ以外は3分咲きだし、もう少し早い時間から行かないともったいないしと二人で言い訳をしながら帰宅した。

    ライトアップされた二条城二の丸東南櫓。

  • 4/7 家呑みをしなくなって5年ほどになるが、呑み助と思われているためか、頂き物にはお酒が多い。この一週間忙しかったので、妻と久方ぶりに家呑みしようということで、香大のゼミ生に頂いたお酒をいただくことにした。久本酒店の包み紙を開けるとなんと魔王!心遣いに感謝しつつ、美味しくいただいている。

    グラスは2期生に頂いた琉球グラス。

  • 4/5 引越してきて10日。ようやく落ち着いてきたので、夕食後に二条城の周辺をウォーキングするようになった。今晩は雨のため、アーケードのある三条会商店街に変更。この商店街、自動車がばんばん通るし、自転車の量もスピードも高松の倍でうかうかとは歩けないが、昔ながらの風情を残しており結構気にいっている。夜はどんな風に変貌しているのだろうかと興味津々で向ったところ、キャッチボールをする学生や、本気モードで走っている集団がいてなかなかアナーキー。よさそうなお店や呑み屋はないかと物色しながら、2往復。なかなか楽しいウォーキングとなった。
      いよいよ明日から講義がスタート。

  • 4/2 昨日は入学式と学部の新任教員オリエンテーション。入学式では1学部900人超という学生数に圧倒され、オリエンテーションでは産業社会学部の教学理念や特徴についてみっちり教わった。帰りに若手の新任教員と焼き鳥屋で一杯やり、お互いの自己紹介と情報交換。ほろ酔い気分で帰宅した。
     今日は久方ぶりのオフで、引越し後懸案となっていることを少し片付けた。夕刻、個人研究費申請の書類を作成していると、元同僚の先生から科研費が採択されているよとのメッセージが届き、トラブル続きだった引越し後の憂鬱さがふっとんだ。

  • 3/31 京都に引越して5日が経った。家と研究室の荷ほどきはほぼ終ったものの、従前の環境にまではまだまだ時間がかかりそう。くわえて、トラブルが相次ぎ、無駄に忙しくさせられた。おかげ様で、なんとかトラブルは解決しつつあるも徒労感は否めない。
     本日は、立命館大学の辞令交付式と事前オリエンテーションで朝の9時から17時過ぎまで。明日は入学式の後、学部のオリエンテーション。覚悟はしていたが、慌ただしい新学期となりそうだ。

  • 3/23 一昨日、最後の教授会を終え、残す業務は明日の卒業式だけとなったので、昨日、今日と休みをもらって引越しの準備。今日は引越しの第一弾で、ピアノの搬出。雨空のなか業者さんがやってきて手際良く20分ほどで搬出作業が終了した。

    クレーンに連り下げられて空中遊泳。

  • 3/20 このところ2日に1回ペースで呑み会。昨夜はゼミの追いコン。11名全員の卒業が決まっており、夜遅くまで盛り上った。

    1次会でこのノリ。

  • 3/16 今日は現任校での最後の給料日。8年前の前任校の最後の給与明細を引っ張り出して、比較してみた。ほぼ同じだが、額面は現在が数千円だけ高く、手取りは前任校が少し高かった。何とも微妙な数値で、ちょっと苦笑い。

  • 3/14 今日は有休をとって、飼っていたヨシノボリを採った門入の川に返しに行った。長いのは3年以上飼っていたこともあり、後ろ髪を引かれる思いで川に放った。元気でいろよと思いながら、泳いで行く姿を見送った。
     帰りにちょっと寄り道してさぬき市雨滝自然科学館に立ち寄った。小さいながらも香川の化石が充実した科学館で、お気に入りの場所の一つ。世界最古のナマズの化石を発見した森館長より、香川の化石や地質にまつわるお話をいろいろと伺った。森館長直々に対応していただいたのはこれで二度目だが、今回も興味深い話を1時間以上にわたって拝聴させていただいた。館を後にする際には、わざわざ館外まで出てこられ、手まで振って見送っていただき、妻ともども感動した次第。これからも帰省した折には是非立ち寄ってみたい施設である。
     帰宅後、愛車の売却契約を結び、乗れる期間もあと5日ということで、今日のドライブは思い出深いものとなった。


    古巣に戻ったヨシノボリ。

  • 3/8 今日の午後は教務委員会と事務とで卒業判定の確認作業。毎年のことながら、6時間近くを費す大変な作業であった。
     土曜日に行われる安久工機の触図筆ペンのイベントに参加するため、明日からは有休をとって上京。マイル消化の物見遊山のつもりで参加させていただくことを田中社長に伝えたら、ギャラリートークの司会を手伝うよう言われてしまった。どうなることやら。

  • 3/6 研究室の引越しのため、キャビネットに溜った会議関係の資料を取り出す。学内で研究室を引越しした4年前に一度処分しているので、残っているのはここ数年のものに限られる。とはいえ、その後、管理的業務に携わってきたこともあって、隨分な量となっていた。
     思い返せば、改革だ、不祥事だという度に会議が組織され、そこに駆り出された。その時に配られた資料をたんまり貯め込んできたのだ。シュレッダーにかける必要があるが、積み上がったファイル群をみて溜息。このまま持っておけば歴史的資料にもなるのかなと思いつつも、断捨離の決断。今日は1時間程かけて、チューブファイル3冊と、フラットファイル5冊ほどを処分した。

    右は教授会や運営会議の書類、左は全学関係の書類。

  • 3/5 一部の方々には既にお伝えしてきたところではありますが、この4月より立命館大学産業社会学部に転任することになっております。香川大学経済学部での仕事も、残すところあと3週間ということになりました。8年間の香川大学での教育・研究活動を支えてくださった方々に御礼申しあげますとともに、今後とも変らぬお付き合いをお願いしたいと思います。
     なお、転任に伴い香川大学吉田ゼミのホームページ労働クリッピングニュースのURLが変更となるとともに、掲示板が使えなくなります。ブックマークの変更等、御対応のほどよろしく御願いします。

  • 2/26 昨夜は、ゼミ卒業生が送別会を開いてくれた。1次会には現在のゼミ生とあわせて37名が参加してくれた。香川、岡山の近県に在住している人だけでなく、京都、兵庫、広島、熊本からも駆けつけてくれた卒業生もいてうれしい限り。また、ありがたいことに卒業生たちの一言が入ったアルバムなどの記念品や花束を頂いた。2次会から参加してくれた卒業生も多く、午前2時頃まで懐かしい人たちとゼミの思い出を語り明かした。

    一次会。


    最後までいた人たち。

  • 2/23 昨日は企業・社会コースの卒論発表会。教員が司会を担当して、コースの学生による卒論のプレゼンと質疑応答が行われた。卒論発表会がスタートして6年。当初は駄目な報告も多かったが、最近はこの発表会を意識してか、学生たちのプレゼン能力も上ってきていると感じた。発表会後、生協で開催された懇親会ではゼミの枠を越えて交流。また、懇親会後にゼミで琉球御殿に行き2次会。卒業生も参加し夜遅くまで盛り上った。
     さて、閉会式では思いがけず同僚の先生方から花束をいただいた。同僚たちの心遣いに感謝するとともに、この大学で学生たちを直接指導する仕事が、この発表会をもって終了したことに気づかされた(会議等はまだまだ残っているが)。

    同僚の先生方に頂いた花。

  • 2/19 2週間前に転んで以来、体が痛い。最初は2〜3日もすれば治るかなと思っていたが、そうは問屋がおろしてくれなかった。日常生活はなんとかなっているものの、体を起こす時や、寝返りするとズキズキするし、くしゃみをしても痛む。ネットで調べると、どうも肋骨にヒビがはいったようだ。病院に行ってもどうしようもないということで、この間特に何の対処せず、ひたすら安静にということでやってきた。
     安静にというと聞こえはよいが、ただジョギングやウォーキングをさぼっていたというだけである。そのうえ、最近はダイエットについての気持ちが緩んできており、正月頃までは控えてきたお菓子を堰を切ったように食べている。これらが重なって、最近はちょっとリバウンド気味(とは言っても1kg程度だが)。このままではイケないということで、数ヶ月ぶりに紫雲山を攻めてみた。
     今日のルートは、市民病院や墓地を横目に坂道を上り、大きな地蔵のある別れ道で平坦地に入り、峠のトンネル前まで進み、そこからもず坂を下って自宅に戻る総計5kmほどのコース。慣れた道のつもりだったが、2週間さぼったつけは予想以上に大きく、昨夏ウォーキングを始めた頃のきつさを思い出した。
     さて、このルート、もず坂を下っていると、島々が浮かぶ瀬戸内海をバックにした高松の市街地が目に飛び込んでくる。昨夏のウォーキングで随分と見慣れた風景となっていたが、今日は特に青い空と海が映え、なかなか美しかった。冬の澄んだ空気のおかげということもあろうが、この景色もそろそろ見納めと思う気持ちがあったためかもしれない。

  • 2/8 香川大学での最後の講義が終了。ふぅ。。。

    本日も板書しまくりでした。

  • 2/6 3年ゼミ生が心血注いで作成したゼミ共同調査報告書『現代ビジネスパーソンの仕事と生活』が無事完成し、納本された。興味のある方はこちらをご覧ください。

  • 2/5 昨日は長い教授会の後、高校の同期生の呑み会へ。1月3日に行った同窓会の打ち上げと称した呑み会。3軒はしごで呑みすぎて、帰路に転んでしまった。その時は酔っていてさほど痛みを感じなかったが、朝起きると右足は捻挫で肋骨あたりも打ち身で痛い。一日経っても痛みは引かず、明日は朝一で会議だが大丈夫だろうか。

  • 2/1 本日の講義で大学が実施している授業評価アンケートと、独自に行なっている自由回答の講義の感想を書いてもらった。後者を読むと、例年よりも好意的な感想が多いように感じる。講義の開始前に転任することを話したので、はなむけの言葉として書いてくれたのだろう。
     思い返すと、赴任当初は「誤字が多い」、「話が速すぎる」、「板書しすぎ」などと直截で辛辣なことが書かれることもしばしばで、毎回一喜一憂してきた。しかし、今となっては、これを通して香川大学の学生たちに育てられてきたと感じている。褒め上手な学生に励まされて、辛辣な意見も直視することができたからだ。残すところ後一回。はなむけの言葉を裏切らないような講義ができればと思う。

  • 1/29 昨日、大田区の町工場、安久工機の田中隆氏たちが取り組んでいる「触図筆ペン」のモニター試験の模様を、香川県立盲学校で拝見させていただいた。目の不自由な人たちが自分の書いた絵や文字を触って知覚できるようにした筆ペンである。氏が、香川県立盲学校の先生の依頼により、この筆ペンの開発に取り組みはじめて8年近くなるが、今回はその完成品の試験とのことで、奥様や開発仲間たちと来県された。昨年もモニター試験の模様を見学させていただいたが、当時の試作品から大きな改良がなされており、形も随分と変っていた。モニター試験の後、皆さんと呑みに行き、開発秘話を含めた諸々の話で夜遅くまで盛り上った。

  • 1/24 とりあえず『労働年鑑』の原稿を脱稿。ひとまず遅い冬休みの宿題を終えた解放感。一杯やりたいところだが、残念ながら明日は講義。この大学での講義も残すところあと3回となったので、心して臨まねば。

  • 1/12 細川滋前学部長(前副学長)が逝去され、昨夜のお通夜と本日の告別式に参列した。多方面で活躍され、またそのお人柄から多くの人に慕われてきただけあって、式場は溢れかえらんばかりであり、皆悲痛な面持であった。
     細川先生はスポーツマンでかつ頭の切れる方で、私とは真逆ともいうべき人であったが、何かと目をかけていただいてきたように感じている。
     細川先生が学部長のときに学科長としていろいろと仕事を手伝わせていただいた。その後、理事兼副学長として全学に出られた時に学長特別補佐に推挙いただいたが、その職務は実質、学長ではなく細川理事の補佐となった。多いときには隔週ペースで開かれた教育・学生生活機構改革のワーキングチーム、学生の不祥事対策、幸町地区学生担当事務の一元化など、仕事や課題は山積しており、先生はそれらに全力投球で取り組んでおられた。私などは足をひっぱってばかりいたような気がする。
     理事の任期も終りに近づいた昨年の8月23日、私の研究室に突然いらっしゃった。肝炎の治療をしてきたが、最近数値が思わしくなく、医者の新しい治療方針も承服しがたい。別の新しい療法があるのでこれから東京の病院に入院してしばらくは治療に専念する旨を告げられた。そして、先生の代りに、当時起こっていた学生の死亡事故の対応をするよう依頼された。その時はまだお元気そうで、とても入院前という感じはしなかった。そして、これがお話しする最後の機会になるとは夢にだにしなかった。
     先週、会議の後に先生の研究室の前を通ると久方ぶりに電気がついていた。御挨拶しようかとも思ったのだが、転任することになった後ろめたさもあって、ノックするのを躊躇してしまった。後から聞いた話だと、病躯を押して4年生に卒論の指導をしにこられていたとのことだった。あの時、ノックしていればとも思うが。。。
     謹んでご冥福をお祈りいたします。

  • 1/7 新年が明けて1週間。この間、卒業以来初めてとなる高校同期の同窓会というビッグイベントもあったが、その余韻にひたる間もなく会議等の管理運営業務もスタート。そして迎えた、せっかくの3連休だが、特に行事があるわけでもなく、来月締め切りの労働年鑑の原稿に細々と取り組んでいる。

  • 1/2 元旦は実家で過ごし、今日は午後から家族で倉敷のアウトレットモールに出かけた。チボリ公園跡地に昨年末オープンしたばかりで、予想通りのもの凄い混雑。出店しているお店も充実しており、娘たちの後についてあちこち巡った。帰る頃には手に荷物一杯となっていたので、我が家の「買い初め」には好適地であったのであろう。いつもお世話になっているうどん屋、竹清の2号店も隣接するショッピングモールに出店しているとのことで偵察したところ、とても繁盛しているようで、香川県民にとってはうれしい限りであった。

  • 1/1 新年明けましておめでとうございます。昨年のダイエットの甲斐あって、10数年前の体重である60kg台前半で新年を迎えることができました。今年も健康に留意しながら、研究や教育に励むことができればと思っております。何卒、よろしくお願いします。