2014年の日々の雑感
(それ以前のもの:2013年2012年2011年2010年2009年2008年2007年2006年2005年2004年2003年2002年2001年2000年99年96年〜98年
  • 12/31 京都で3度目の大晦日だが、今年も年越し蕎麦の後は、家人と八坂神社のをけら参り。初めてとなる長女は火のついた縄を楽しそうに回していた。家まで回しながら持ってかえるということだが、危ないので神社を出て早々に火を消した。知恩院の除夜の鐘を参拝して帰ろうかということで出向いてみたが、あまりの行列に恐れをなして撤退。
    2014年も残すところあと1時間。皆様、よいお年をお迎えください。

    縄1本700円でした。

  • 12/27 今夏執筆した論文「戦後初期の日産における人員体制の構築」が掲載された『社会科学論集』(埼玉大学経済学会)が手許に届いた。掲載予定としていくつかの書類で使ってきたので、本当に今年中に出るのかとヒヤヒヤしていたが、なんとか2014年に間にあった。

  • 12/25 本日の午後は年内最後の講義。ちょうど「終い天神」と重なったので、ちょっと早めに出勤して、北野天満にちょっと寄り道。あいにく曇天であったが、多くの人でにぎわっていた。
     うろうろ巡っているうちに気になったのが備前の茶碗。値段を聞いたら終い天神ということで随分と値引きしてくれたので即決。自分へのクリスマスプレゼントということにした。

    山下譲治作とのこと

  • 12/24 今日の午後は、府立図書館で労働年鑑の執筆資料の収集。疲れたので気分転換に京都関係の本を漁っていて、たまたま目にとまったのが『京都名家墳墓録』。これはまたマニアックな本だなと、手にとって後書き部分をみると、高松高等商業学校の文字が目に飛び込んできた。
     1922年に出版されたこの本が1976年に復刊されるにあたり、ご子息が父の思い出として書いた部分である。著者は1941年に退官した高松高商(現在の香川大学経済学部)の教授であったとあるから、私の大先輩にあたるのだ。なにか思わぬところで、縁のある人に会ったかのような気持ちになってしまった。
     香川の古墳も調べていたが、高松大空襲でその資料が焼失してしまったとのこと。「なぜ早く本にしなかっただろうか」とご子息が嘆かれているのが印象的であり、考古学好きであった私としても貴重な郷土の記録が失なわれてしまったことを残念に思う。
     さて、帰ってCiNiiで調べると、香川大学の図書館は本書を所蔵していないようだ。これもなにか残念な気がしてならない。

  • 12/19 昨夜は如水会京都支部の若手忘年会。もう若手というわけではないが、誘っていただいたので参加した。今日に備えて、1次会だけにしようと思っていたのだが、楽しかったのでついつい3次会までついて行ってしまった。
    そのため本日の京都御苑きのこ会は二日酔い状態で参加。ガンガンとする頭痛と胸焼けに苦しみながらも、冬のきのこを満喫した。写真は本日のメイン、エノキタケ。とても美味しそうだが、御苑内での採取はご法度。一度、天然物を食してみたいものだ。

    エノキタケ

  • 12/19 本日、年内の立ち講義が終了。新年にあと2回残しているが、大学から講義アンケートを実施せよとのことであったので、ついでに恒例の自由記述の感想も書いてもらった。
     立命に着任して3回目の産業社会学の講義。一昨年、昨年と、私語を注意しまくり、遅刻者を追い返したあげく、半数近くを落としたこともあって、今年は受講生が半減。学部名が付された科目の担当者としては、申し訳ないという思いもあるが、そのおかげで、稀にみる私語のない静かな講義となった。
     本日、書いてもらった感想にもそうした雰囲気が反映されていたのは、怪我の功名というべきか。とりあえず、打ち込んだ感想をアップ

  • 12/15 こんなことを書くと引かれるかもしれないが、今回の選挙で唯一喝采をあげたのは川崎市の一部が選挙区となる神奈川18区。以前の職場を破壊した前横浜市長の中田宏が落選♪
     思えばあれから10年以上になる。当時は似非なりに市民派を演じていた彼が、いまや立派な極右政党の顔になりはった。この10年の政界の右傾化を象徴するような人物である。そして、現在の「大学改革」という名の大学破壊についてもみごとに先どりしていた。そういう人物を落選させた川崎市民の良識には敬服する次第である。
     転出当時に書いたのは備忘録「公立大学という病」。あの頃は精神的にも隨分とやばい状態でした。

  • 12/14 長女の所属するジャズバンドが、六甲のジャズバーで阪大のジャズバンドと対バンするというので、家族で出掛けた。考えてみると家ジャズはよくしているが、ジャズの生演奏を聞くのは初めて。学生ながらなかなかの迫力で、癖になりそう。また仲間たちと楽しそうにトロンボーンを吹いている長女を見て、充実した大学生活を送っていそうで安心した。

    会場は満員。

  • 11/30 昨日は東京。早朝に家を出て、午前中は大田区で開催されていた「おおたオープンファクトリー」に顔を出した。工和会館でのセッションやいつもお世話になっている安久工機さんや伊藤さんのところに顔を出す。残念なことに雨であったが、大勢の人が地図をもって下丸子界隈を歩いており盛況な催しとなっていたようである。
     午後からはゼミ生17名を引き連れ明治大学を訪れ、明治大学の山下ゼミ、横浜国立大学の小川ゼミ、東京女子大の金野ゼミとの合同ゼミに参加。9つグループに分けて各自の研究テーマについて報告してもらった。当初はぎこちなさもあったようだが、そのうち熱心に討論していた。合同ゼミのあとは近所の居酒屋で交流会。70人以上が参加し、にぎやかに交流を繰り広げた。

    学生主導でディスカッション。

  • 11/22 午前中、古材文化の会が行っている古道具と手仕事市を妻と訪れた。民家の一角を使って行われているフリマのようなもので、今春たまたま訪れたとき、いろいろと出物があって楽しかったので再訪。紅葉の見頃を迎えた東福寺の近くということもあって、春よりもにぎやかな雰囲気であった。今回は聚楽第出土金箔瓦写なるものを見つけて、購入。
     さて、人混みであふれていた東福寺をそこそこに、午後は京阪に乗り神宮丸太町で降り、そこから岡崎界隈の金戒光明寺と真如堂を巡った。いずれも紅葉が美しかったが、特に真如堂は見頃を迎えていた。お天気もよく、三連休ということもあって人出の多さに圧倒されながらも、秋の京都をゆっくり堪能することができた。

    どこに飾ろうか思案中。

  • 11/12 次の日曜は大学院の入試説明会で休日出勤。そのため講義がない本日を自主的に休業日とし、紅葉を観に南禅寺と哲学の道へ出向いた。桜はほぼ散りつつあるものの、もみじはまだ3分から4分の紅葉といったところ。あいにくの曇天で写真もいまいちであったが、哲学の道を今出川あたりまで歩き、観光客気分を楽しんだ。

    琵琶湖疎水のインクラインを背景に。

  • 11/1 京都非公開文化財特別公開の一環として一般公開された冷泉家の邸宅を見学してきた。学生ボランティアの解説に耳を傾けながら、江戸時代の公家文化を残す貴重な邸宅を見学した。
    台所の土間には大きな藁の束が掲げられていた。赤熊(しゃぐま)といって、京都の人がよく玄関に掲げているちまきと同じ魔除けの公家版で、祇園祭の長刀鉾に使われるとのこと。庶民の文化との違いと連続性を感じさせられながら、普段接点のない公家の文化に少し触れることができたような気がする。

    残念ながら写真撮影は禁止だったので入口だけ。

  • 10/17 火曜日、朝起きると体中が痛いので、熱を計るも平熱。ここ数日の疲れが出ているのかなということで、そのまま出勤。二つの会議をこなしていると、徐々に悪寒が。帰宅後、計ると38度超。これは駄目だということで寝込む。汗をかきかき一晩寝て、どうにか平熱にはなるも喉のあたりが痛い。結局、木曜の講義を休講にせざるをえなかった。
     二日療養してもまだ万全の体調とはいえず、喉も痛むが、本日は1校時の基礎社会学と4校時の産業社会学が入っているので朝から出校。
     こんな日ときに限って弱りめに祟りめで、1校時めの講義室に入ってからパソコンのビデオコネクタを紛失していたことが発覚。TAさんに事務に問い合わせてもらって、出てきたのが不幸中の幸い。無駄にエネルギーを使ってしまった。4校時の授業もなんとかこなし帰宅するも、喉の調子は確実に悪化。この週末はゆっくり自宅で療養かな。ただ、この週末は行楽日和となりそうなのがうらめしい。

  • 10/13 研究分野ごとの科研費(科学研究費補助金)の採択状況が発表されたということで、各方面で話題になっている。社会学について文科省のホームページで確認すると、なんと立命館がトップ。立命館での社会学の担当学部は産業社会学部ということになるので、なかなか誇らしい結果である。来月の大学院入試説明会の時に使える話題ができた。
     さて、本日はゼミということで折角早めに大学に出勤したのに、暴風警報が10時過ぎに出て、2限以降の講義は休講とのこと。雨が降らない間に、コロッケ買って帰ることにしよう。

    1限終りに掲示

  • 10/12 岡山大学で開催された社会政策学会の大会に参加。岡山大学を訪れるのは、ほぼ初めてで、広いキャンパスに驚く。今日は、台風が接近しているので用心して、午前中のセッションのみに出て帰宅したが、いろいろと刺激を受け、実りの多い二日間であった。

    岡山大学の図書館

  • 10/5 本日の午前中は京都御苑のきのこ会。台風18号接近中ということで雨の心配をしながらの参加であったが、雨に降られることもなく、多くのきのこ観察することができた。
    写真は、初めて見たオオワライタケ。講師の方によると、食すと幻覚症状を起こし、平安時代の今昔物語にも、このキノコを食して踊り出した人の話が出てくるそうです。

    沢山生えてました

  • 9/30 まだ日中は暑さを感じる日が続いているが、気がつくと大学の桜が一部色付き始めていた。9月ももう終り。本格的な紅葉はまだ先だろうが、着実に秋が深まっているようだ。

    至徳館前の桜

  • 9/21 昨夜呑んだお店のマスターから「今年は久方ぶりに京都らしい秋だ」という話を伺った。そう言えば、残暑も早く落ち着き、夜は涼しい日々が続いている。紅葉も長く楽しめそうとのことである。
     こんな話を聞かされると、いろいろと出歩きたくなる。幸い今日も快晴となったので、梨木神社の萩まつりに出かけてみた。すでに神社内の萩は満開で、テレビクルーも取材に訪れている程であった。舞殿では優雅に日本舞踊の奉納がおこなわれていた。
     まだ日差しは多少強いが、日陰に入ると涼しく、京都の夏特有の「油照り」ではもうない。隨分と歩いたが、心地良い風で汗をかくわけでもない。なんだか「京都らしい秋」というものに触れることができたような気がする。

    梨木神社舞殿

  • 9/19 昨日3泊4日のゼミ合宿も終り、一週間後からは授業再開。明日からは校務も入り、夏休みも風前の灯。なかなか気が重たくなる。

  • 8/10 折角の休日だったが、TVで台風情報を見て一日が終わってしまった。夕刻には雨、風も止んだので、散歩がてらに鴨川まで。水かさは随分と減っていたようだが、それでも激しい濁流。街は賑わいを取り戻していたが、床はまだガラガラ。野分けの後の鴨川では興醒めということなのか、それともまだ早い時間だったためなのか。

    右側があるお店の床です。

  • 8/8 前期から取り組んできたある高名な先生の退官記念号用の論文を脱稿。一息つきたいところだが、次の論文が控えており、なかなかそうもいかないのが残念。さて、次の論文のテーマを考えなければ。

  • 7/20 本日は月に1度の京都御苑きのこ観察会。このところカラカラの天候であったが、先々週の台風と昨日の雨のおかげで、多くのきのこを観察することができた。きのこの季節到来という感じであった。
    さて、観察会を終えて御苑内を歩いていると、上を向いて望遠鏡を覗いている人がいる。何を観察しているのか尋ねたところ、フクロウの仲間であるアオバズクの営巣地とのこと。望遠鏡を覗かせてもらうと確かにいる!肉眼でも見つけることができた妻がなんとかデジカメで写真に収めた。自分は肉眼で見つけることができなかったのでちょっと口惜しい。
    いつもは下ばかり向いて歩く御苑だが、たまに上を向いて歩くのも楽しいなと感じた次第。

    写真だと影ぽくしか写りませんでした。

  • 7/13 この週末は連合香川での講義のために高松に帰省。昨夜は香大時代の同僚たちと呑んだ。気心知れた仲間たちと呑む楽しさを久方ぶりに味わった。ただ、あまりに呑みすぎて何の話をしたかはほとんど覚えていない。いつものことだが。。。

  • 7/1 劣化する日本社会。政治も、科学も。ただひたすらに劣化していく社会にただただ厭世感を抱くのみ。

  • 6/30 6月30日は「夏越の祓」(なごしのはらえ)。神社でカヤで編んだ輪っかをくぐる「茅の輪くぐり」をして穢れを祓い、「水無月」という和菓子を食べる。京都に住むまで知らなかった風習だが、今日で3度目の経験となる。今年ももう半分終わったということで、月日の経つ早さを実感させられている。

    平野神社の茅の輪

  • 6/9 先週の土曜からゼミ合宿。本日午前中、合宿先から帰宅。久方ぶりに家で養生した。
     さて昨夜はBBQの後、1時間程空けて部屋呑みの予定だったが、不覚にも寝入ってしまった。 ゼミ生は携帯に電話をしてくれたようだが気がつかず、ふと目覚めたら深夜。まだやっているかなと思いつつも眠けには勝てず。結局、朝まで寝てしまった。こんな経験は初めてで、ゼミ生には申しわけないことをしたと思うとともに、50歳を超えて体力が落ちてきていることを自覚させられた。

    BBQ、皆で焼いてます。

  • 5/26 昨日は香川大学時代の同僚であり、「兄弟」とも言われる品川先生と昼呑み。授業日の前日には飲まないという原則も放り出し、背徳の昼呑み。3時間程楽しく呑む。
    品川先生を見送り、その足でからすま京都ホテルに向い、スコットランド交流協会関西支部が後援するスコットランドナイトに参加。スコットランドとは縁もゆかりもないが、大田区の調査でお世話になった山口氏から誘われたとあっては断われない。スコットランドのビールやウイスキーを堪能しながら、バグパイプの音色とスコットランド民謡を鑑賞した。その後、山口氏とそのお仲間の方をお連れして、我がホームタウンのあきよしへ。楽しい1日となりました。

  • 5/24 昨日は立命館APUに出向いて大学院の説明会。5人ほどの学生が参加してくれ、なんとか遠路来た甲斐があった。
    さて、この大学は別府湾を見下ろす、人里離れた山奥にある。別府市内からバスで45分程揺られると、突如広大なキャンパスとシンボル的な建物が現われる。留学生も多く、国際色が豊かで、まるで外国の大学のよう。キャンパスのデザインや大学経営の在り方など色々と考えさせられる。

    非常に立派なツインタワー。

    広場には屋台が。手前のコトリカフェのアイスコーヒー美味しかったです。

  • 5/17 本日の4年ゼミ終了時に、学生から誕生日のプレゼントとして日本酒を渡された。思いがけないことで、うれしいかぎり。多謝。

    日本酒は桃の滴純米吟醸でした。

  • 5/17 50歳の誕生日を迎えた。年齢だけを無駄に重ねてきたような気もする。昨日訪れた同志社大学で開催されている「森浩一の考古学」展で知った「生涯不熟」という言葉を胸に刻み、残りの人生も充実するよう頑張りたい。

    晩酌はとっておきの羽根屋の大吟醸。美味しすぎる。

  • 5/6 今朝、長女が東京に戻っていった。1ヶ月のあいだに隨分と大学生らしくなっていた。大学生活に慣れたということでまずは一安心だが、今後「どんな」大学生になっていくのかを考えるとなかなか不安なところでもある。遠くからどう見守っていけばよいのだろうか考えながら、青空の下、京都を発つ娘を見送った。

    花を買ってもらったのは初めてです。

  • 5/3 昨晩、東京から長女が帰宅。そして今日は20回目の結婚記念日。昼食後、突然、娘たちから花束を贈呈されたのはうれしい驚きであった。
    その後、長女は高校の同窓生との約束があるとのことで、残された親子3人で祇園四条のキエフで夕食。おいしいロシア料理を堪能しながら、いろいろあったこの20年を振返った。

    花を買ってもらったのは初めてです。

  • 5/2 都メッセで開催中の「春の古書大即売会」に出向く。2時間ほど会場で本をあさった。ほんの一部を見ただけという感じだが、そこそこ散財してきた。
    さて、会場で香川大学時代にお世話になった丹羽佑一先生の助教授時代の共著本『高松の古代文化』を見つけたときには、ちょっとニンマリ。後で買うかどうか決めようとそのまま置いてきたら、店が多くてどこの店だったかわからなくなり今回は断念。この即売会では気になった本はとりあえずカゴのなかに入れておくものだと学習した。

    とても暑くなった中、歩いて行きました。

  • 4/26 第1回京都ふるどうぐ市に妻と出向いた。場所は先日吉田類氏の講演会を聞いた立誠小学校跡地。若手中心の古物商や古本屋さんが教室に陣取り、多くのお客さんが入場料がいるにもかかわらず集まっていた。両者ともに、自分たち夫婦とは異なるセンスの良さを感じた。買い物については、買おうかどうか躊躇していた萩焼のぐい呑みが、ちょっと場所を離れて戻ってきたら売れていた。残念。

    大勢の人が並んでいました。

  • 4/22 昨夜はゼミの呑み会。3年生と4年生の初顔あわせの場となった。3年生同士でまだ交流のなかったなかで、4年生が促進剤となり、3年生同士のつながりもできていたようだった。これからどんどん仲良くなっていってもらえればと思う。

    お店の前にて。

  • 4/13 昨夜は、中高同期の釜野氏の監督映画を鑑賞。郷土の文化を愛し、引き継いでいこうとする人を描いたハートフルな映画であった。京都、大阪では今週一杯ロードショーということでぜひご覧いただきたい。
    さて、今朝は、妻と御苑のきのこ観察会に出向いた。春のきのこを探して楽しい2時間を過すことができた。

    春を代表するきのこ、トガリアミガサタケ。

  • 4/12 妙心寺退蔵院の垂れ桜。昨秋紅葉を観に来た際に知り、来春は是非見に来なければと思っていた桜だった。風が吹くと花びらが舞い、そろそろ見頃も終わりかという感じで、どうにか間にあった。JR東海の「そうだ、京都に行こう」キャンペーンにも用いられた有名な桜だけあって、多くの観光客で賑わっていた。

    撮影する人が多すぎてCMに使われた角度からはとても撮れそうになかった。

  • 4/9 今日は夜6時スタートの修士1年生向け「社会学研究法」の初回であったが、何ともトホホな事続きであった。初めて担当する講義ということで、研究者の卵としてスタートを切る新入生たちに、まずはその心構えとやるべきことを伝えるためにパワポで準備していた。数日前から準備し始めていたので、午後早くにはレジュメや資料の印刷も終わり、準備万端整ったと思ってくつろいでいた。
     ところが、講義の1時間前になって持参するMacBookAirとRGBケーブルを結ぶコネクターがないことに気がついた。机の中やカバンの中から全て出して探しまくるも出てこない。仕方がないので生協にコネクタが売っていないか確認に行くもなし。残り時間30分を切ったところで、macを使うのを断念し、事務室でノートPCを借りることにした。
      無事借りることができ、USBメモリにファイルを移していざ出発。教室は研究室から結構離れたところにある。初めて使う校舎と教室ゆえ、念のため余裕をもって10分前に赴いたが、案の定電源ボックスに鍵が掛っていた。勝手がわからないので、走って250m離れた産業社会学部事務室にまで行き、鍵がない旨を伝えると、その校舎のなかに事務室があるので今後はそこで借りてくださいとの説明を受けて、産社事務室にあるマスターキーを借りることができた。
     走って教室にまで戻り、鍵を差そうとするも差さらない。うーん、別の鍵を渡されたかということで、結局その校舎内にある事務室に行き鍵を入手。近くて助かったと思いながら、ようやくPCのセッティングができる。この時点で講義開始のチャイムがなった。さて、これでようやく講義開始ということでしゃべり始めてほどなく、レジュメや資料などの印刷物を持ってきていないことに気がつく。コネクタを探す時に中の物を全て出し、再び入れるのを忘れていたのだ。「ちょっと御免」と言って研究室にまで取りに走る。 結局10分遅れてスタート。受講生の自己紹介を一通りしてもらって、ようやく落ち着いてきたところで、さて本日のメインイベントのパワポでのプレゼンを始めようとUSBメモリをPCに差し込むも、お目当てのファイルが出てこず。うーん、コピーし忘れていたか。万事窮すということで、折角作ったパワポによる電動活劇は断念し、印刷物でのプレゼンとなった。
     家に帰って、机の中をを確認するとすぐにコネクタが出てきた。春休み中、何かあるときに備えて持って帰っていたのだ。たった一つの失敗が連鎖・拡大してしまい、なんとも敗北感ただよう一日となってしまった。酒でも呑まなきゃやってられないと思いながらも、明日も講義があるために一応買うだけで自粛。やるせないなぁ。

  • 4/1 4月1日は多くの私大で入学式。私の職場でもそうだったが、幸い義務的な業務の割り当てがなかったので、私事を優先し、朝一の新幹線に乗って長女の入学式に参加してきた。天気にも恵まれ、陽春のなかで待望の大学生活を無事スタートすることができた。早く大学という文化に馴染んでもらえればと思う。
    明日は、本務校で新入生を受け入れる仕事が始まる。今日とは立場が逆転。迎え入れる側として万全をつくしたいところである。

    大学の桜が満開で迎えてくれました。

  • 3/29 明日、長女は京都を離れ東京での生活をスタートさせる。午前中はその準備に追われ、午後は家族で次女の吹奏楽部の定期演奏会を聴きに行った。
     帰宅途中、長女の希望で二条城に立ち寄った。京都生活を浪人生として過ごし、観光地らしい観光地を訪れていなかったので、最後に是非見ておきたいということであった。大政奉還の行われた二の丸御殿や広い城内を巡り、城内の茶席で抹茶と和菓子を楽しみ、長女は京都生活を締めくくった。
     長女の受験失敗を奇貨として京都で再び4人家族の生活に戻っていた我が家だったが、それも終わる。長女が大学生として独り立ちしていくことに安堵するとともに、一抹の寂しさを感じている。

    曇り空だったのが残念。

  • 3/25 結局、国立には入学金を払い込みませんでした。お騒がせしたことのお詫びがてらに、とりあえずご報告まで。これでスッキリとした気持ちで長女の新生活がスタートします。私もようやく研究生活に復帰と思ったら、もう新学期の足音がそこまで。そっちの準備もそろそろしなければ。。。

  • 3/24 明日が国立の入学金納入期限ということがわかり、どちらの大学に行くか親子ともども一日悩む。おかげで仕事は手がつかない状態。そんな中、二日前に合格した国立大学から入学式の案内が届いた。同伴者は二名までということで、ご丁寧に同伴者入場券がついていた。しかし、先程までの話し合いの結果、娘の意志は変わらずで関東の私大に行きたいらしく、この二枚も無駄になりそうだ。なんか勿体ないのでヤフオクで売りとばそうかと、半ばやけくそな冗談を言っている状況である。

    やっぱり必要がなくなったので必要な方に差し上げるのもありかも(3/25)。

  • 3/23 早朝の電車に飛び乗り、はるばる東京へ入学手続きにやって来た。着いたことを家人に伝えたらまだ逡巡している模様。最終決定にまで残すところ5日ほど。まだまだ悩みそうです。

    キャンパスには早咲きのサクラが咲いていました。

  • 3/22 昨日、伏見の蔵開きで昼から呑みだったため、ちょっと二日酔い気味だが、今日は長女の受験した国立後期の発表日であった。ネットで確認したところ、無事合格していた。さて東京の私大にするのか、関西の国立にするのか悩ましいところ。本人は東京の私大に気持ちが傾いているようだが、妻は自宅通学可能な国立を望んでいる。とりあえず明日、東京の私大に入学書類を持っていく予定だが、まだ一波乱があるかもしない。

    早速届いた合格通知書。

  • 3/12 本日で長女の大学受験が終了したので、親子三人でイタリア料理店にランチに行ってきた。写真はデザートのティラミス。「世界一」とうたっているだけあって確かにおいしかった。
    さて、進学先はなんとか確保できたものの、まだ行き先は決まらず。二つの大学で迷っていると言うと格好よいが、それだって一つはまだ取らぬ狸の皮算用段階。自分の意志で決めることになるのか、強制的に決まることになるのかはまだ先の話だ。ただ、本人は7:3位で既に決まっている大学に気持ちが傾いているようだが、親としては全くイーブンで悩ましい。最後の決断までに10日間ある。酒呑んで考えるか。

    アメリカに研修旅行中の次女が、後で知ったら羨しがること確実である。

  • 3/10 京都は雪。積りそうにはないが随分と降り始めた。春は確実に近づいているのだけれど、まだちょっと足踏みしている模様。

  • 3/4 北野天満の梅も見頃となり、多くのお客さんで賑わっている。初詣を天満さんにしたおかげか、我が家にも何とか春が来るのは確実になったが、ただ進学先はまだ未定。どうなることやら、決まるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

    北野天満のシンボル、牛。

  • 2/21 学内の雑務から解放され研究三昧のはずなのだが、ちょっと体調を崩して養生している。
    そんななか、長女に三つめとなる吉報が届いた。第一志望ではないが、本人も落ちたと思い諦めていた大学だけに、狂気乱舞。大雪や事故で電車がストップする中、頑張って受けにいった甲斐があった。この勢いを来週の本命につなげてもらいたいところ。

  • 2/15 朝、家人から電車で20分位で着くところに宿を取ったのに、大雪や事故で鉄道が不通となり、どう行けばよいかわからないとのSOSの電話が朝あり、ネットで情報を入れて遠隔指令。昼過ぎには、2時間かけてなんとか間に合ったとの連絡がはいり安堵した。
    さて、写真は、先日、京都伊勢丹で妻にバレンタインにかこつけて買ってもらった滋賀の美冨久の立春朝搾り。「立春朝搾り」なる酒を楽しんでいる人たちがいることを知り、また限定販売ということに魅かれての購入してみた。一緒に留守番している次女も相手にしてくれないし、特段やることもないし、今日は休日出勤もしたことだしと、一人ちびちび呑み始める。甘みとほどよい酸味ですっりした味。「ちびちび」が「ぐびぐび」に変りそうでちょっと恐い。

    「開封後はできるだけお早めに」とのことだそうだ。

  • 2/14 大雪の中、家族二人が受験のために東京へと旅立った。朝のニュースでは関東や中部も大雪で、新幹線も随分と遅れているとのことであった。どうにか予定より50分遅れで東京に無事辿り着いたようだが、明日、明後日と大丈夫なのだろうか。留守を守る立場として、ちょっと心配。

    近所の姉小路坊城公園も雪景色。

  • 2/6 3日間、缶詰め状態で大学の業務が続いた。ようやく一段落したので、酒を買ってきて家で晩酌。最初は先月買った片口に酒を移してお猪口に注ぎ呑んでいた。しかし、ちょっと片口のサイズが小さくて、何度も瓶から片口に移すのが面倒になってきたので直接瓶からお猪口に。もう少し大きな片口が欲しくなった。

    東寺の初弘法で買った片口。柿か何か、果物の形をしています。

  • 2/4 立春というのに、京都では寒さが戻り、雪もちらほら。ただ、大学での業務を終えて北野天満に寄り道すると、梅がぽつぽつ咲き始めていた。見頃になるのはまだまだ先になりそうだが、春も着実に近づいているようだ。

    見頃は3月頃かな。

  • 2/3 昨年次女の成功体験があり、今年も昨年と同じように恵方巻きを食す。ちょっと大き目であったが、長女も頑張って完食。その後、京都に出張中の大学時代の友人と呑む。明日からの仕事で気持ち良く酔えず、早めに帰宅しなければならなかったのが残念。

    鰯も節分の必須アイテムです。

  • 2/1 昨夜は西院の赤ちょうちんビルでゼミの呑み会。報告書も完成し、ちょっと呑み過ぎました。

    集合写真です。

  • 1/30 昨日、今日と横浜出張。横浜市立中央図書館でマイクロフィルムを漁った。昨日は大漁だったが、本日は不作。予想はしていたのだが、実際に目的の記事が出てこないとなるとなかなか辛い。マイクロフィルムリーダーに噛りついたままで目が疲れ、集中力もとぎれがち。途中で他の人に席を譲らなければならなかったこともあり、目的のところまで到達できずにタイムアウト。次回も不作の可能性があるが、任務完遂のためにはまだあと2〜3回は出向かなければならなそうだ。

  • 1/25 学生たちは試験期間真最中だが、試験監督や諸雑事が来週ということもあって、今週はありがたいことにほぼ研究週間としてまるまる活用することができた。昨夏・昨秋に集めてきた資料に基づく地味な作業を終らせ、来週の出張に向けての準備も整った。論文に結びつくような結論がでるかはどうかは未知数だが、まだ誰も手をつけていないことをやっているという充実感はある。一連の作業のなかで、これまでぼやけていた像がクリアになるとともに、分からなくなることが多々登場しつつある。なんとかまとめたいところである。
     さて、今日は気分転換に初天神となる天神市に妻と出掛けた。土曜日ということもあって、多くの人出で賑わっていた。京都に来てほどなく弘法市や天神市に出向くようになったものの、なかなか勇気を出して買うことができず、初めて買いものをしたのが昨年の初天神。それから1年。ちょこちょこと気になる物を連れて帰るようになり、今日もまたガラクタを増やすことになってしまった。

    人があふれてました。

  • 1/19 センター2日目。昨日とは一転、今日の京都は雪化粧。少し早めに長女をタクシーで会場に送っていった。ベストを尽し、結果につなげてもらいたいところ。
    さて、会場となった仏教大学は金閣寺のほど近く。折角なので金閣寺に寄り道してみた。京都生活2年目にして初体験となる雪の金閣。美しいの一言です。

    ベストショットです。写真をクリックすれば拡大されます。

    教科書的な写真です。

  • 1/18 今日はセンター入試初日で朝から慌しい。といっても、これまでのように試験監督としてではなくて受験生の親として。タクシーで娘を会場まで送って行き、ダイエットがてら徒歩で帰ってきたところ。親ができることは、失敗しないようにただ祈るのみ。

  • 1/17 昨日はゼミの調査報告書の作成で21時まで研究室に居残りし、ゼミ生たちの作業につきあう。そして今朝は1時限目の講義のために8時に出勤し、午前中に基礎社会学の最後の講義。初めて担当する科目であるとともに、1年生全員を対象に同一教科書、同一シラバスで5人の教員が同じ時間帯に指定されたクラスを担当し、テストも同じという講義形式(それでも1クラスの規模は200名超!)。初めて経験する講義と講義形式なので、毎回のコミュニケーションペーパーで学生たちの理解度や反応を見ながら、手探りしてきた4ヶ月であった。
     さて、今回の講義で何より気をつかったのが、出席点欲しさだけで出てきている学生たちの対処。自分だけの講義なら出席点はなし、テストのみで評価としておくことができ、そうした学生は排除できるのだが、今回は統一シラバスに出席点ありとなっていたので往生した。大講義室だけに、放っておくと私語で溢れかえり、講義終了20分前に潜り込んで出席点を稼ごうとする学生が多数続出。教室の秩序を維持するのに手間がかかり、随分と神経を磨り減らしてきた。ただ今日のコミュニケーションペーパーに「私語とかすごく注意して下さるのですごくいい雰囲気で授業がきけました」と書かれていたのを見つけて、なんとかその努力も報われたような気がして安堵している。

  • 1/11 昨年の12月に某所で見つけた信楽焼の巨大な花器。値段はたいしたことないのだが、あまりに大きすぎると家人から反対されていた。しかし、何度か見ることで大きさにも慣れたのか、それとも年末・年始と店の前を通る度に欲そうにしている私に折れたのか、家人からようやく許可がおり、本日購入。玄関に置いて傘立に利用することとなった。

    持って帰るのに一苦労でした。

  • 1/1 旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いします。