2024年の日々の雑感
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  • 2/24 今宵の月はスノームーンというらしい。地球からもっとも遠い満月らしいが、随分と大きく感じた。こんな月を見てバスに乗るとS&GのAmericaを口ずさみたくなる。

    高槻市鵜殿地区

  • 2/23 今日は社会政策学会労働史部会で「戦後初期における先任権移植政策の展開と労使の対応」を報告させていただいた。いろいろと寄せられた質問にどれだけ適切にお答えできたかについては忸怩たるものがあるが、2年間のサバティカルを締め括る貴重な機会をいただけたことに感謝したい。

    参加者は11名であった。レジュメ

  • 2/14 丁度20年前の今日のこと。朝8時頃、高松の実家に泊っていた僕は親から「電話だよ」と起こされた。香川大学のU先生からだった。横浜の自宅に電話したところ妻にこちらにいると伝えられ、わざわざ実家にまで連絡をよこしてくれたのである。
    実は前日の夜、香川大学経済学部の採用面接を受けていた。その採用内定の連絡であり、最終意志確認であった。初任校の横浜市大は全教員任期付きへの転換、文系2学部理系1学部の廃止・統合など中田市長主導の改悪の嵐に巻き込まれていた。そこからの脱出を目指して挑んだ面接であった。
    校務との関係で面接時間の都合が合わず時間の変更をお願いしたところ、「ひっくり返る可能性の少ない二番手候補だがそれでも来ますか」と告げられた。「万が一の可能性でもあれば受けさせてください」と懇願して、実施してもらった面接でもあった。それだけに喜びもひとしおであり、非才な自分にとってはその後もなんとか研究者を続けられることになった大切な日となっている。
    それから20年の月日が流れた。中田市長も失脚し、横浜市大もその後、随分と改善されたらしい。市大に残り、改悪に抗い続けたかつての同僚、諸先輩がたに敬意を表しておきたい。

    上は面接の通知。下左は東京新聞の記事(04.2.16)、右下は組合が朝日新聞に出した意見広告(04.2.15)。

  • 2/10  父親の米寿と叔父の卒寿で鳴門に両家族一堂が集まりお祝い。おめでたいとのことで、ずいぶんと呑み過ぎた。

    紫が叔父、黄色が父親。

  • 2/4  この1月は初弘法、初天神には行けなかったので、月初の日曜に開催される東寺のガラクタ市に出向いてみた。随分と人出も多く、完全にコロナ禍以前に戻った感じであった。特に骨董好きではないが、蚤の市はいかがわしさ混じりで面白い。
    今日入手したのは三池炭坑の労働歌のソノシート。「1964 日本のうたごえ祭典記念」と書いてあるので、ちょうど自分の生まれた年のものだ。どれほどの価値があるものかはわからないが、とりあえず買っておけと買っておいた。こんな思わぬ出会いがあるから蚤の市をめぐるのはやめられない。

    レコードプレイヤーは持っていないのでジャケ買い。

  • 2/2  昼休み、節分イブということで近所の壬生寺へ出掛けてみた。参道は大勢の人でにぎわっており、境内では2時から大護摩祈祷ということで、山伏が待機していた。以前は節分というのは子供のための行事ぐらいにしか思っていなかったが、京都ではお年寄りを中心に随分と身近な行事である。そんな風に思いながら、酒屋さんで甘酒の無料サービスをいただきほっこりしていた。

    壬生寺は京都の裏鬼門、吉田神社が鬼門となるようだ。

  • 1/31  10数年ぶりとなる新著の三校の校正を終えて郵便局で投函。その後、大学へ行き3回生の報告書が納品されたので受けとる。通勤途中の平野神社では菜の花が咲き初めていた。春遠からずで本来ならばうれしいはずだが、あと2カ月でサバティカルが終わる。春よもう少し待ってくれとつぶやいた。

    北野天満宮の梅も咲き始めた。

  • 1/30  今日はゼミの卒論発表会。3回生も出席して大学最後の有終の美を飾ってもらった。朝10時から午後5時までの長丁場も無事終了し、ほっと安堵。皆、やりとげたことからくる開放感に浸っているようだ。これから呑み会だが、忘年会のような泥酔は避けるとの決意で臨みたい。

    なんとか忘年会の醜態はさらさずに済む。

  • 1/27  今夕は、佛現寺のてらのみに、先月に続いての二度目の参加。今回はあきよしの常連仲間を誘って来てみた。すると、あきよしのバイト君も敵前視察ということで参戦。開始後2時間ほど経ったところでの参加だったが、先月よりも盛会でお堂はびっちり満員状態であった。
    老若男女、近場の人から遠方の方まで集い、わいわいと交流していた。「いろいろな人の人生における「とまり木」のようなお寺でありたい」というコンセプトで、バイト君も面白い集まりですねと楽しんでいた。月一開催のなかなか癖になる呑み会である。

    日本酒が充実。

  • 1/24  今日の午後は有休をとってサントリーの山崎蒸留所の製造見学ツアーに参加した。山崎蒸留所には数回見学に出かけているが、昨年の大規模改修工事後、初めてということで楽しみに出掛けた。
    見学料は若干値上りしていたが、入らせてもらえる工程が増えたり、テイスティング・グラスを貰えたりと、充実したものとなっていた。テイスティング・カウンターでは滅多に呑めない超長期熟成ウイスキーを楽しんだ。ほどよく酔って京都に戻ってきたら吹雪いており、現実の世界に引き戻された。

    工場見学ツアーは70分で3000円。

  • 1/23  うちの家の前の排水用の溝は、傾斜が悪いのかよく水がたまる。なので雨の後はデッキブラシで排水口へ流してきた。ところが先週末の雨以降、流しても流しても溜り続ける。よくよく見ると隣家の前の道から漏水していた。こりゃたまらんと水道局に連絡を取ったところ、工事が入ることになったが、いつから工事に入れるのかは不明とのこと。デッキブラシでの闘いはまだまだ続きそうだ。

  • 1/21  雨あがりの午後、先週、ハイイロチュウヒのピンボケ写真を連発した鵜殿地区に、リベンジとばかりに出かけた。今日も大勢のCMが待機するなか、2時間待てど暮せど出てくれず、帰りのバスの時間が近づいたところでようやく出てくれた。だが残念ながらメスのハイチュウ。随分とサービス飛行してくれたので、なんとかピンの合った写真が数葉撮れたものの、やはりオスが欲しかった。まだまだ雪辱戦は続きそうだ。

    本日のベスト・ショット。

  • 1/18  今年度最後の3回生ゼミ。昨夏実施したインタビュー調査の報告書の版下作成。以前は夜中遅くまでPCルームに籠ってもらって作成していた。特に横浜市大や香大時代には終電近くまでかけていた記憶があるが、立命に来てからは著しく時短が進んだ。これもDX化のおかげか。今日も編集長を務めてくれたM君の献身的な貢献もあり18時半までには終了。打ち上げに行きたいところだが、ゼミ生たちはテスト期間になるし、自分も疲労困憊で今日のところはおあずけにした。残念。

    さて、いつ印刷に出すかな。

  • 1/17  1年ぶりにランニングシューズを新調した。「アーバンランニング用のシューズです。軽やかで機敏なフットワークを可能にしながらも、優れた衝撃吸収力を発揮し、硬い路面で受ける強い衝撃からあなたを守ります」と謳っていたのに魅かれての購入。早速、いつものコースを走ってみたが、クッションが柔らかすぎず、固すぎず、心地よく走れた。足底を痛めてから靴の選択には悩まされているが、今回のランニングシューズは久方ぶりの当たりであった。

    旧版のセール品だったが大満足かな。

  • 1/14  あまりにも天気が良いので、午後からハイイロチュウヒ(略称、ハイチュウ)を探しに鵜殿へ出掛けた。オスが名前の通り灰色と白色のチュウヒの仲間で、猛禽類の中の白い貴公子として人気が高い。しかし、未だ見れないできた。2時半頃到着したが、すでにカメラを構えている方が数人。30分位経ったところでメスが登場した。素人目の自分には普通のチュウヒとの違いはわからないが、周りにいたベテランさんがそう言っていたので間違いないだろう。折角の初見になるのに葦原の中を飛ばれ、うまく撮れず。
    3時半を過ぎたころから沢山の人が集まってきた。30人位になったであろうか。皆さん、夕刻に出現するのを知っているのだ。5時近くになり、日も暮れてそろそろ帰らなければという時にオスが突然登場。ネグラに戻ってきたのである。ただ薄暗いせいもあるのか、まったくピントが合っていない。今回はハイチュウをなんとか見たよというアリバイ的な写真のみ。この敗北を抱きしめて、いつか再戦したいところである。

    左下がオスのハイチュウ

  • 1/13  本日、父親が米寿を迎えた。ここ数年、健康面で心配することも多々あったが、昨年は京都三大祭を制覇するとの目標を立て達成した。2月に家族で祝宴を開く予定なので、今回は帰省せずテレビ電話でお祝いを伝えた。
    さて、写真は昨夏祇園祭に来た折に床にて夕食を共にしたときのもの。当初は三大祭にくわえて、五山の送り火も見たいとのことであった。しかし、祇園祭で京都の暑さに難儀したようで、昨夏は断念した。今年は是非、五山の送り火にもチャレンジしてもらいたいものだ。

    木屋町の河久にて。

  • 1/12  2月の研究会で発表する原稿(粗稿)ができたので、大好きな酒でちょっと一服。正月に呑んで随分と減ったので、そろそろ追加しなければならないが、高くなっているなぁと溜息。

    本の再校と同時並行で結構大変でした。

  • 1/8  連休最終日の鳥活はいつもの広沢池に出向いた。昨夜の初雪で愛宕山も白くなり、冷たい風に吹かれたが、ハヤブサの仲間のチョウゲンボウが近くに出てくれた。随分とサービスしてくれ、短い時間であったが楽しむことができた。

    広沢池でチョウゲンボウは久方ぶり。

  • 1/7  大阪の十三に出向いてみた。十三駅は乗り換えで何度か使ったことはあるが、降りるのは初めて。駅近くの淀川に広大な葦原があり、そこに猛禽類のチュウヒが出るという。チュウヒは昨年末、ほんの一瞬遭遇しただけであったので、チャレンジすることにしたのだ。
    知らない土地だけに不安でもあったが、少し淀川を歩いていると数人のカメラマンの方が集っていた。確かにここは出そうだということで待っていると飛翔しはじめた。巨大なビル群を背景に広大な葦原を獲物を探して悠々と飛ぶチュウヒを撮れて大満足。昨日の雪辱を果たし、晴々した気持ちで帰ってきた。歴史修正主義者になって2024年の鳥見初めは今日であったことにしておこう。

    チュウヒは2羽いたようだ。

  • 1/6  今年初の鳥見に京都御苑に出掛けるも、さしたる成果なし。ただ夕食後のランニングで久方ぶりに4分40秒/kmを割ることができたので、今年最初の三連休のスタートは上々としておこうかな。

    長距離は走れないので。

  • 1/1  長女夫婦が帰ってきて、久方ぶりに家族が揃った。北陸の震災で心苦しいと思いながら、新しい年を家族で迎えることができた。

    ちょっと呑み過ぎた。

  • 1/1  明けましておめでとうございます。

    本年もよろしくお願いします。